『はつかいち』 ぶらり

安芸の宮島の地・・・廿日市を見たまま紹介―独自の好奇心アンテナを張り巡らせて、ビビッと反応したものを紹介します。

旧山崎家住宅

2019年03月26日 | 建造物






 


先日、英気を養うために島根県邑南町にあるいわみ温泉を訪れたが、寄り道をして日貫地区にある庄屋屋敷である邑南町重要文化財の旧山崎家住宅を見物に行った。特徴ある大きな茅葺屋根の母屋をはじめ2棟の土蔵や付属屋敷など庄屋屋敷の風格を残した堂々たる建物である。
茅葺屋根が兜状に葺き刈り込まれた特徴ある屋根で、棟押さえ=棟飾りである馬乗り型は茅を半円状に束ね杉皮で包んだものが15ケ所設置されている。この馬乗り型は「カラスオドリ、ホテ、オドリ、オドリコ、サンバワラ、マキワラ」等々、各地方で色々と呼び方があったようである。馬乗り型の上部には横竹が置かれており「カラスオドリ、カラスドマリ、スズメドマリ、ウワキ、ムナギ」などと呼ばれていたようである。(参照:中国地方の民家)

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