どこの国の話だ。

立春。暦では今日から春らしい。どこの暦がそんなすっとぼけたことをほざいてんのか知らんけどな。
そんな今朝は、何年もなかったような冷え込みだった。
ウチでは一部の給水管が凍結。床下送風で復旧したが、さっき風呂入れようとしたら、カランの給水管が凍結していた。
湯は出るから、まあ風呂には支障ないんだけどな。

仕事場では、ほとんど全ての蛇口やトイレから水が出なかった。
大半は末端の蛇口の凍結だったが、何系統かは壁の中で凍結していたようで、簡単には復旧しなかった。
全ての暖房をフル稼働させ、天井や壁の点検パネルを開けて、送風や換気扇で空気を通したりして、完全復旧は昼までかかったよ。


画像の天地を間違ってるわけではない。
拭き取りに使ったウエス、濡れたまま少しの間ぶんぶん振り回したら、このとおり。
みごとに凍結して、自立可能な状態になった。
そういや、子供の頃住んでたボロ家は寒くて、朝、顔を洗うタオルが、タオル掛けにかかった形のまま固まってた。無理に開くとバリバリ音がした。洗面器の湯に入れると、へなへなと元のタオルに戻るのが面白かった。

とはいえ、着実に春は近づいている。
今頃を「光の春」って言うんだっけ?
確かに、まず日が長くなった。帰る頃でもまだ薄明かりがある。
北海道は、緯度の関係で夏と冬で日の長さがずいぶん違う。
もっと高緯度にいくと、冬はいちにち日が出なくなったり、夏はいちにち日が沈まなくなったりする。そのような現象がみられる範囲を、北半球では「北極圏」と呼んでたと思う。
北海道じゃさすがにそれはないが、冬至の頃は夕方4時はすでに暗いし、夏至の頃は夕方7時をだいぶ過ぎてもまだ明るい。
路面の氷も、下の路面が黒く透けていれば、日が当たれば融ける。日差しはすでに春になりつつあるのだ。
あとひと月ちょっとくらいのガマンだな、春まで。
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