そんなに甘くない。


天気もいいからSX125Rのキャブを交換してみる。
軽トラの荷台はいい作業台だ。


融けかけの地面はまだ軟らかいので、スタンドがめり込まないように板を当てている。
これは100均で買った、カニさんの形のプラスチックまな板。
そういえば、なぜか北海道のアスファルト舗装は軟らかいので、夏場はスタンドがめり込んでしまう。なので、このカニさんは夏も役に立つのだ。
まな板には、大きい目玉クリップを紐でつないであるのがわかるだろうか。
写真のようにクリップをスタンドに挟んでおけば、出先でも置き忘れがないし、荷物のネットにでも挟んでクリップをどこかに留めておけば、走行中に落とすこともない。
ツーリングのライダーはよく空き缶を潰してスタンドの下に敷いているが、こっちのほうが安くできたりして。


サイドカバー、シート、タンクと外せば、キャブ丸出し。
キャブはBST31だ。


タイコの形状が違うので、スロットルケーブルも交換する。


ほい、外れた。


BST用のインシュレータは、斜めにオフセットされている。


インシュレータを外して、残った液体ガスケットをクリーニング。


VMキャブ用のインシュレータ取り付け。こっちは左右のオフセットはない。


エアクリボックスのアダプタもVM用に交換する。


変なアングルだけど、VM24が付いた。
この後燃料ホースを作って、スロットルケーブルをつないで遊びをとれば形は出来上がり。
でも写真はここまでしかないのだ。

この後、早速タンクを仮付けして始動してみた。
エンジンは掛かった。アイドリングを超えた領域では力強い音で吹けもいい。
しかし、アイドリングがキマらないのだ。
KX用のスタータのデータが見つからないが、どうもスタータ使うとカブるみたいだ。ただキックしてアクセル煽ったほうが普通に始動する。
なお、昨日の記事で書いてたカッタウェイは、SXもKXも同じ1.5が標準だった。

パイロットスクリュ標準戻し量は、SXの5/8回転に対しKXは1-1/2回転。
しかし今日は、かなりアイドル上げても2-1/2回転より絞るとエンスト。一応アイドルらしい回転数で回るようにするには、3-1/4回転が限界だった。
回転数のピークがくるのは3-5/8くらい。それでもスロットル閉じたときにアイドルへの戻りが悪く、しばらくかなりアイドルが上がってから、回転が徐々に下がり、やがてエンストする。

これはもう、典型的な薄すぎだ。

一応二次空気を吸ったりしてないかとか、燃料や空気の通路を再確認洗浄とか、ニードルをKX用にしたりしてみたけど、変化なし。
ニードルが効いてくるとこまでアイドル上げれば当面は何とか使えそうだが、もはやアイドルとはいえない回り方になってしまう。
手元にあるPJは、KX用の#25だけ。SX用の#30で薄すぎなんだから問題外だ。
だめじゃん。
部品手配しないと。

時間も夕方になったので、とりあえずXT400Eを使えるようにして、SXは格納した。ま、純正ポン付けとか専用セットアップ品じゃないから当然だけど、そう簡単にはいかんわな。甘くない。

ずーっと断続的にエンジン回してたからよく聴けなかったけど、ファイターズ、今日も快勝して、今季初の連勝、今季初の対戦カード勝ち越しをキメた。鵜久森選手がタイムリー打ってヒーローインタビュー。おめでとう。よかったなあ。今後も活躍を期待したい。
あさってからもどんどん勝って、早いとこ借金完済、貯金生活、って、いつものパターンにもってって欲しいな。
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