タイヤ交換。

午前中は雨で、午後からいつものようにファイターズ戦聴きながら作業。

今日はまず長男のチャリのタイヤ交換。
2年間の通学爆走で、リアがボーズになっていたのだ。
長男には「お前自分で交換しとけよ」と言ってはみたのだが、なにしろ自他共に認める不器用アンド機械オンチなうえにめんどくさがりで、いつになったら手をつけるものか知れたもんじゃない。
誰に似たんだかなあ。俺が何でも直すのが逆によくなかったのかな。ちょっと反省するふりしたりして。
前にチャリのパンク修理教えたこともあるのだが、わかってんだかどうだか。
まあまあ、チャリだからチョイチョイとやってやった。

チャリはいわゆる通学車で、スタッガードフレームにフラットバーハンドル、スプリング付きのママチャリサドルが付いて、前かごつき、荷台なし、1本スタンド、みたいなやつだ。
俺からすれば乗りづらくて仕方ない種類のチャリだけど、なぜか学生はみんなこんなのに乗ってるな。

長男のは、ホームセンターで1万しないような中国製。自転車の形をしたジャンク、走る鉄屑だ。
なにしろ、精度が悪い。組み立てはホムセンがやったのかも知らんが、組み立ても雑。
買った時点で前後輪のアライメントがずれてんだから参る。あちこち締め付けの怪しいとことかあったし。
店頭に並んでた同じようなチャリはどれも似たり寄ったりだった。
新車だからと安心して乗ってたら、痛い目にあいそうなシロモノだ。
なので買ってすぐ、ライダーに合わせて調整がてら、各部を整備した。
こんなクソチャリでも、きちんと整備、調整すれば、てれてれ走る分にはまあなんとか使用に耐えるくらいにはなる。
それでも、高校の3年間、駅までのちょっとの往復だけの使い捨てだと思えば、まあ我慢も出来るレベル、という程度だ。

この手のチャリのリアタイヤ交換は、スポーツ車よりメンドクサイ。
ハブにスタンドや泥よけ、キャリアなどの全部が共締めだし、ディレーラー(外装変速機)がないからチェーンも外すの面倒。
ブレーキもハブを締め付けるバンドブレーキだ。懐かしいというかなんというか。
バンドブレーキは国産ママチャリじゃもうほとんど見れないな。国産車のブレーキは見た目はバンドブレーキに似てるけど、中身はドラムブレーキなのが大半で、制動力も高いし水にもフェードにも強くなっている。
ともかく、いろいろくっついてるものを外して、チェーン引きを緩めて落とし、ホイールを前に出して、ペダル逆回転させて手でチェーンを脱線させてやれば、後輪を外すことが出できる。なぜか対辺15ミリという、クルマやバイクじゃまず使わないサイズのナットのことがほとんどなので、工具類もあらかじめの準備が必要だ。
この手のママチャリのタイヤなら、虫を外してバルブナットを外せば、手でビード落として、タイヤを外せてしまう。リムやタイヤの精度に問題があるのか、やけに簡単なのだ。
もしきつくても、最初のバルブ付近を外すときだけレバーを使えば外れる。
交換するタイヤは、チューブ付きで1000円くらいの安物だ。やはり中国製。
はめ込むときも道具は要らない。いいんだべかこれで。
あとはバルブ合わせてエアを張れば交換完了。
せっかくだから車軸を見たら、すこしガタが出ていた。ベアリングを締め付け調整。
元通り組んで、チェーンを張り、アライメントをチェックして、ブレーキを調整して完成。ついでにサドルを調整し、壊れかけてた前かごも手持ちの中古品に交換してやった。
アライメントは目視でも確認し、ちょっと乗って手放しで走れればまあOKだろう。

次男のチャリもちょっと調整したりしてたらもう4時、なんか半端な時刻で、結局ボンゴもバイクも手が回らなかった。
聴いてたファイターズ戦は、一度は逆転したものの、再逆転されて、そのまま負けてしまったし。
なかなか勝てないなあ。

作業中、家の前のカラマツ林でパキパキ音がするので何事かと思ったら、隣家の高校生の息子が窓からM16のエアガンを突き出して撃っていた。
カラスでも狙ってたんだろうか。アブねえな。
「窓からそんなもんぶっ放してんじゃねえよ」と注意はしてみたが、即座に無言で窓閉められた。
標的はそのうち犬猫になり、つぎは女子供、ってエスカレートしていくのが常だ。武器もエアソフトガンで満足できなくなるかもしれない。
いろんな前例からみてヤバい素質アリアリなんだけど、いろんな前例のとおり実際なんかヤバいことするまでは何も手が打てないのかね。
困ったもんだ。
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