タイロッドエンドブーツ交換。
![](/images/clear.gif)
車検は難なく一発合格したサンバー。
自己流で調整したヘッドランプも、ハンドルのセンターをタイロッドで直したサイドスリップも、一発クリアだった。
先日車検整備したとき、気になっていた箇所があった。
ステアリングのタイロッドエンドのブーツだ。
2分割のタイロッドなので、左右の内外で4つのタイロッドエンドがあるのだが、右内側のブーツが切れはじめていた。
ボールジョイントのガタはないし、グリスもまだ入っていたので、部品を発注し、ブーツの切れ目はシューグーという靴底補修剤でふさいで、車検に臨んだのだ。
シューグーは優れもので、オフロードバイクの歯形ステップで穴が開いてしまったブーツの靴底を補修したことがあるが、元より丈夫になったくらいだ。弾力もあるので、ゴム部品の補修に応用できる。
ただ、長期的な耐油性は試していないし、圧のかかる箇所への使用も試していないので、応用箇所も限られるかな。
頼んでた部品は、車検の日の夕方届いた。
今日はあったかくて風もない整備日和なので、さくっと交換してみる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/b2/c06a38c578a25167782f2b4061c34fde.jpg)
フロントをジャッキアップして、ウマをかける。
ここはフロントの車載ジャッキをかけるポイントなので、ここにウマ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/7d/0443d31d6a4bb44d53a4bf4e3ece16a9.jpg)
フロントのスキッドガードを外す。
このクルマ買って最初にこいつを外したときは、ひどく歪んでいて、外したら最後、二度と付かない状態だった。
傷らしい傷はなかったから、雪山にでも乗り上げたんだろうな。
自宅にはプレスはないので、ジャッキなどを駆使して歪みをとるのに半日かかった記憶がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/3b/6c91e1f72828f13ca27b32bf4e0d95ab.jpg)
ガードを外すと、ステアリング系統が全て見える。
ガードに覆われているだけあって、サビはほとんど出ていない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/66/eb9e00af43284005c9b1e916cb43ad38.jpg)
手前のブーツが傷んでいる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/41/77303c68ec5681af64f8538c081a0bd4.jpg)
モノタロウで買ったブーツ。
200円くらいのもんだ。
適用を見ると、王冠という意味の名のセダンをはじめとするト○タ車と、スバルの一部車種が挙げられている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/1e/ce34e20c0ac773769ce3e4c0c1242212.jpg)
タイロッドエンドのボルトはテーパーで嵌まっているので、外すには専用のセパレーターがあれば仕事が速い。
こいつはジープの整備のためにストレートで買ったやつだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/76/27f454ec3c83980fcde43144e1bf78a7.jpg)
このように噛ませる。
エンドを再使用するなら、ボルトが傷まないように、ナットをボルト端とツライチにしておけばいい。
作業しやすいように、ハンドルを右に切っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/12/e5bdca80541b24604da6f484f82fbf2c.jpg)
セパレータのボルトを締めていけば、ゴキンッ!という大きな音と共に、ボルトが外れる。
締めても外れにくいときは、ボルトの嵌まっているアームを叩けばいい。
2本のハンマーで同時に挟むように叩くのだが、理屈がわかってれば叩き方もわかるだろう。
闇雲にただ叩いても、どこか潰すのがオチだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/63/064f28b4d03c4b56b8bb7e30bf9ff370.jpg)
ナットを外せばエンドが外れてくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/5f/472bf57dbc78ed1ce5457230a79bbc7b.jpg)
左が外したブーツ、右が新品。
ちょっと形状が違うが、要はちゃんと嵌まって用をなせばいいのだ。
外したブーツをシューグーで補修してあるのがわかる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/58/3f6cd8920cad07228fbf688038869cbc.jpg)
外したブーツの裏。グリスを拭き取った。
シューグーが裂け目から内側にはみ出している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/93/7910e8a9aaedbd374dd9b8a0fdbb4687.jpg)
ブーツの外れたロッドエンド。
ノーマルのブーツは、ロッドエンドの段になったとこにきつく嵌まっていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/0c/f22cf6ef170298f256677cd389d0d322.jpg)
ボールジョイントのとこにシャシグリスを塗る。
新しいブーツの裏にもグリスを入れて、ブーツを装着する。
ジープみたいにグリスニップルがあればいいんだけど、まあ仕方ない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/f2/3b6b7b9333bc8f02b83b25d7fb2436f7.jpg)
ブーツを入れたら、ボルトのテーパー部を露出させて、脱脂する。
あとはボルトを入れて、ナットをかけて、所定のトルクで割りピンの穴を合わせる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/87/eeaed580a53b3e4eca70d4b1ffcaeb97.jpg)
割りピンは新品を使うのが基本中の基本だ。
安い部品なんだからケチらない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/a1/6e31f14e56ffafd0d46088966f84935c.jpg)
割りピンを入れて、きちんと割って完成。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/05/2be10dece660c5b0b984b701ee5eb44a.jpg)
俺は、ボッシュのホーンをここに付けている。
ノーマルのホーンが付いてたとこだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/3c/033b3994b5cb6ed237f801fed0bffa06.jpg)
アンダーガードを復旧。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/58/2273a766b50e4c6b8451d8822e2baa5f.jpg)
俺は冬支度として、下回りに安物のスプレーグリスを吹きつけている。
塩害対策だ。
真似するのはオススメはしない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/9f/fafd0de686cc5d533fc6551eda61f805.jpg)
吹き付ける加減は、表面がしっとりする程度でいいみたいだ。
一冬くらいはなんとか付着して、塩水を撥いてくれている。
自己流で調整したヘッドランプも、ハンドルのセンターをタイロッドで直したサイドスリップも、一発クリアだった。
先日車検整備したとき、気になっていた箇所があった。
ステアリングのタイロッドエンドのブーツだ。
2分割のタイロッドなので、左右の内外で4つのタイロッドエンドがあるのだが、右内側のブーツが切れはじめていた。
ボールジョイントのガタはないし、グリスもまだ入っていたので、部品を発注し、ブーツの切れ目はシューグーという靴底補修剤でふさいで、車検に臨んだのだ。
シューグーは優れもので、オフロードバイクの歯形ステップで穴が開いてしまったブーツの靴底を補修したことがあるが、元より丈夫になったくらいだ。弾力もあるので、ゴム部品の補修に応用できる。
ただ、長期的な耐油性は試していないし、圧のかかる箇所への使用も試していないので、応用箇所も限られるかな。
頼んでた部品は、車検の日の夕方届いた。
今日はあったかくて風もない整備日和なので、さくっと交換してみる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/b2/c06a38c578a25167782f2b4061c34fde.jpg)
フロントをジャッキアップして、ウマをかける。
ここはフロントの車載ジャッキをかけるポイントなので、ここにウマ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/7d/0443d31d6a4bb44d53a4bf4e3ece16a9.jpg)
フロントのスキッドガードを外す。
このクルマ買って最初にこいつを外したときは、ひどく歪んでいて、外したら最後、二度と付かない状態だった。
傷らしい傷はなかったから、雪山にでも乗り上げたんだろうな。
自宅にはプレスはないので、ジャッキなどを駆使して歪みをとるのに半日かかった記憶がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/3b/6c91e1f72828f13ca27b32bf4e0d95ab.jpg)
ガードを外すと、ステアリング系統が全て見える。
ガードに覆われているだけあって、サビはほとんど出ていない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/66/eb9e00af43284005c9b1e916cb43ad38.jpg)
手前のブーツが傷んでいる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/41/77303c68ec5681af64f8538c081a0bd4.jpg)
モノタロウで買ったブーツ。
200円くらいのもんだ。
適用を見ると、王冠という意味の名のセダンをはじめとするト○タ車と、スバルの一部車種が挙げられている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/1e/ce34e20c0ac773769ce3e4c0c1242212.jpg)
タイロッドエンドのボルトはテーパーで嵌まっているので、外すには専用のセパレーターがあれば仕事が速い。
こいつはジープの整備のためにストレートで買ったやつだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/76/27f454ec3c83980fcde43144e1bf78a7.jpg)
このように噛ませる。
エンドを再使用するなら、ボルトが傷まないように、ナットをボルト端とツライチにしておけばいい。
作業しやすいように、ハンドルを右に切っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/12/e5bdca80541b24604da6f484f82fbf2c.jpg)
セパレータのボルトを締めていけば、ゴキンッ!という大きな音と共に、ボルトが外れる。
締めても外れにくいときは、ボルトの嵌まっているアームを叩けばいい。
2本のハンマーで同時に挟むように叩くのだが、理屈がわかってれば叩き方もわかるだろう。
闇雲にただ叩いても、どこか潰すのがオチだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/63/064f28b4d03c4b56b8bb7e30bf9ff370.jpg)
ナットを外せばエンドが外れてくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/5f/472bf57dbc78ed1ce5457230a79bbc7b.jpg)
左が外したブーツ、右が新品。
ちょっと形状が違うが、要はちゃんと嵌まって用をなせばいいのだ。
外したブーツをシューグーで補修してあるのがわかる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/58/3f6cd8920cad07228fbf688038869cbc.jpg)
外したブーツの裏。グリスを拭き取った。
シューグーが裂け目から内側にはみ出している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/93/7910e8a9aaedbd374dd9b8a0fdbb4687.jpg)
ブーツの外れたロッドエンド。
ノーマルのブーツは、ロッドエンドの段になったとこにきつく嵌まっていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/0c/f22cf6ef170298f256677cd389d0d322.jpg)
ボールジョイントのとこにシャシグリスを塗る。
新しいブーツの裏にもグリスを入れて、ブーツを装着する。
ジープみたいにグリスニップルがあればいいんだけど、まあ仕方ない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/f2/3b6b7b9333bc8f02b83b25d7fb2436f7.jpg)
ブーツを入れたら、ボルトのテーパー部を露出させて、脱脂する。
あとはボルトを入れて、ナットをかけて、所定のトルクで割りピンの穴を合わせる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/87/eeaed580a53b3e4eca70d4b1ffcaeb97.jpg)
割りピンは新品を使うのが基本中の基本だ。
安い部品なんだからケチらない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/a1/6e31f14e56ffafd0d46088966f84935c.jpg)
割りピンを入れて、きちんと割って完成。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/05/2be10dece660c5b0b984b701ee5eb44a.jpg)
俺は、ボッシュのホーンをここに付けている。
ノーマルのホーンが付いてたとこだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/3c/033b3994b5cb6ed237f801fed0bffa06.jpg)
アンダーガードを復旧。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/58/2273a766b50e4c6b8451d8822e2baa5f.jpg)
俺は冬支度として、下回りに安物のスプレーグリスを吹きつけている。
塩害対策だ。
真似するのはオススメはしない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/9f/fafd0de686cc5d533fc6551eda61f805.jpg)
吹き付ける加減は、表面がしっとりする程度でいいみたいだ。
一冬くらいはなんとか付着して、塩水を撥いてくれている。
![](/images/clear.gif)
![](/images/clear.gif)