近くに来たからと寄ってみたが、満員で何回か断られていた「リストランテ・イマイ」。どなたかの誕生祝いでランチを予約して、今回は堂々と訪れた。
中道通りから、既に閉店の「一圓ラーメン」の十字路、「ふらわーしょっぷ・はなゆき」の手前を左折する。井の頭通りからは、左手にローソンを見て、右手のお茶の水ゼミナールのある路地を右折すると、イタリア国旗が見える。
民家の間の路地を恐る恐る入るようにして、入口に至る。
ごく狭い店内は1室のみで、テーブルが5つ、斜めに向かい合って座るなど12人で満席。サーブする方は2人で、中年と若者の男性で、プロフェッショナルという感じ、差別?
「シェフお任せのDÉGUSTATION(デギスタシオン、小皿料理)」と、スタンダードコースがあるが、我々が頼んだのは当然後者。
私の前菜はオーストリア産モルタデッラ(ハム)に乗ったサラダ。ハムはカンナで薄く削ったよう。
相方は、大分直送鮮魚のカルパッチョに乗ったサラダ
二人とも湯布院産ニンジンスープ。臭みはもちろんなく極旨。
パンが配られる。
その後も2種配られたが、自家製ではないだろうに、どうしてレストランで食べるパンはおいしいのだろう。
私のパスタは、飛騨牛のラグー(ミートソース)のタリエリーニ。
相方は、北海道産貝類とフルーツトマトのキタッラ(+α)
私のメインは、飛騨牛5等級シンタマのタリアータ(+α)。上面はあくまで柔らかく、下の面はしっかり焦げてパリッとしていて触感が良い。
大分直送鮮魚のロースト ヨーロッパ産茸と天使の海老のスープ仕立て。魚の下の茸のスープで極旨との事。
私のデザートは、チョコラーダジェラート アーモンドのキャラメリゼ。
ネット予約で誕生祝いにポチしておいたので、相方のレアチーズケーキのデザートは華やか。
私のコーヒーはマキアート(少量の泡立てミルクを注いだエスプレッソ)。
カップがかわいいのでひっくり返すと、1735イタリア・フィレンツェ誕生のジノリ「Richard Ginori」。
相方はカフェオレ。
1万円弱(ランチは現金のみ)で美味しく、ゆっくり、こじんまりとして結構でした。