西加奈子(にし・かなこ)
1977(昭和52)年、イランのテヘラン生まれ。エジプトのカイロのナイル川に浮かぶ島のザマレクという町に住む。小5で大阪府和泉市に移り大阪で育つ。泉陽高等学校(進学校)から関西大学法学部卒。25歳で小説家を目指し上京。既婚で息子がいる。
2019年12月から語学留学のため、家族と猫と共にカナダに移住。現在は東京在住。
2004年『あおい』でデビュー
2005年『さくら』がベストセラー
2007年『通天閣』が織田作之助賞受賞
2013年『ふくわらい』で河合隼雄物語賞受賞
2015年『サラバ!』で直木賞受賞
その他、『漁港の肉子ちゃん』、『ふる』、『!』、『おまじない』、『白いしるし』、『きいろいゾウ』(映画化)、『しずく』、『窓の魚』、『うつくしい人』、『炎上する君』、『円卓』(映画化)、『夜が明ける』など。