江國香織(えくに・かおり)
1964年東京生まれ。父はエッセイストの江國滋。小説家、児童文学作家、翻訳家、詩人。
目白学園女子短大卒。アテネ・フランセを経て、米国のデラウェア大学に留学。
1987年「草之丞の話」で小さな童話大賞
1989年「409ラドクリフ」でフェミナ賞受賞。
1992年「こうばしい日々」で産経児童出版文化賞、坪田譲治文学賞、「きらきらひかる」で紫式部文学賞
1999年「ぼくの小鳥ちゃん」で路傍の石文学賞
2002年「泳ぐのに、安全でも適切でもありません」で山本周五郎賞
2004年「号泣する準備はできていた」で直木賞
2007年「がらくた」で島清(しませ)恋愛文学賞
2010年『真昼なのに昏い部屋』で中央公論文芸賞
2012年『犬とハモニカ』で川端康成文学賞
2015年『ヤモリ、カエル、シジミチョウ』で谷崎潤一郎賞 を受賞。
その他、『ウエハースの椅子』、『金平糖の降るところ』、『抱擁、あるいはライスには塩を』、『神様のボート』、『川のある街』
共著『チーズと塩と豆と』
訳書、トレヴェニアン著『パールストリートのクレイジー女たち』
約25冊の長編小説、10冊のエッセイ本、12冊の短編集、12冊の絵本、4冊の詩集、約75冊の童話を翻訳