hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

ダーツを練習中

2007年05月28日 | リタイヤ生活

かねてから、的に矢をあてて得点を競うダーツをやってみたかった。息子から道具をもらって、部屋にセットした。244cmとかなり離れた位置から投げるので思っていたより強くなげ、かなり狙いより上に向け投げないといけないようだ。
たいていの場合はダーツが的に上手く突き刺さるのだが、時によりはじかれて落ちると、ダーツ先端のプラスチックの矢先が少々曲がってしまい、すぐに折れてしまう。こわごわ投げるとよけい矢が的に届かず下に落ちてしまう。
ひじの位置を動かさないようにして手首を柔らかく投げるのがコツのようだ。体力はさして必要なく、時間は限りなくある。練習、練習!



麻でできた的と金属の矢先を使用するハードダーツでなく、プラスチック製の穴の開いた的(ダーツボード)とプラスチックの矢先のソフトダーツだ。ダーツボードは電源を入れれば点数を自動計算するようになっているが、まだ点数を云々する段階ではない。

中心にある二重の円をBULL(ブル)と言い、BULLの内側は50点、周囲は25点である。
ボードの外周に点数の数字が書いてある。白あるいは黒の円弧の部分に矢がさされば外周の点数になる。2つの帯状の輪があり、外側の輪は点数が2倍、内側の輪は点数が3倍になる。
最も点数が高いのは中心の50点でなく、中央上部の20のエリアの3倍のところで、60点である。



ダーツ(矢)は、プラスチックの矢先、持つ部分のバレル、フライト(羽)をつける部分のシャフトと、フライトの4つの部分に分かれている。



ボードの中心を下から173cmの位置に吊るす。ダーツはボードから244cm離れたところ(スローイングランド)からを投げる。空いている日本間にカーテンと、規定の高さにボードを吊るした。規定の距離のスローイングランドから見た写真が上のものである。

ゲーム方法はいろいろあるが、もっとも単純なのはカウントアップ(count up)で、ボード上の点数をどんどん加算して、最も点数の高いプレイヤーが勝つものである。
プレイヤーはダーツを3本投げる。これが「1スロー」になる。すべてのプレイヤーが一巡するまでを「ラウンド」と言い、通常は8ラウンドで行われる。

最初の1箇月ほど毎日毎日、何十分も練習したが、すこしも上手にならない。点数をつけて、グラフを書き、近似曲線をとると、最初は習熟曲線に乗ったが、あとは波打つばかりだった。
あきらめて、部屋の前を通るときに、ふらりと寄って数分投げて止める。数ヶ月たったら、少しは安定してきた。
一時期、熱中して、そのときはほとんど腕があがったように見えないが、力が抜けたまま継続していくと、技が体内で熟成していくかのように点数があがるというパターンのようだ。

人と競うわけでもない。あせることはない。向上し上達していく過程が楽しみであるとしたら、ゆっくり少しづつ、上手くなるようにしよう。年取っても、まだ向上できると妄想できるのはすばらしい。結果をあせってあらわにすることはない。時間だけはたっぷりある。ペースを落として楽しもうと思う。


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