タイトルはオーストラリアのコーヒーとすべきなのかも知れないが、パースでしかいろいろなコーヒーを飲んでいないので、パースのコーヒーとした。名前や、配合は店によって多少異なる。
日本と異なり、極細挽きのコーヒーの粉をしっかり蒸した(?)濃いエスプレッソがベースで、これにミルクを泡立てて加えるコーヒーが多い。
メニューを見ると、日本では見かけない名前も多い。以下2回に分けて説明する。
エスプレッソEspresso:小さなデミタスカップで出てくるが、非常に濃い。Short Blackといわれることもある(少ないのがShortで多いのがLongと付けるようだ)。日本のものとほどんど変わらない。
Long Black:エスプレッソを薄めたもので、日本ブラック・コーヒーより強め。
カプチーノCappuccino:エスプレッソに温めたミルクを入れ、その上に蒸気で泡立てたミルクを乗せ、ココアパウダーを泡の上から降りかけたイタリアンコーヒーの代表選手。きめ細かい泡がおいしい。クッキーやチョコレートがついてくることが多い。そのままぐっと飲み、口についた泡を勢い良く吹き飛ばすのがパースでの正式な飲み方(これは嘘)。
カフェ・ラテ Cafe Latte:エスプレッソを泡立て気味のミルクで割って、コーヒーとミルクを半分づつにしたもの。マイルドで飲みやすい。ガラスのカップに入っていることが多い。日本のものよりミルクと泡が多い気がする。単に、ラテLa Teと呼ぶこともある。なお、カフェ・オレはミルクを泡立てないフランス式。