hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

年賀状の歴史と現状

2006年12月26日 | 世の動向
まず、郵便局「年賀葉書まえ知識」 http://www.post.japanpost.jp/nenga2007/mame.html から抜粋でご紹介します。(  )は私のコメント

出さなかったお年玉付年賀葉書
1.書き損じ等の年賀葉書 →通常切手や葉書などと交換可能(手数料5円)
2.急に喪中となったときの年賀葉書→無料で通常切手類と交換(12月28日まで)
3.種類を誤って購入した年賀葉書で、再販売可能なもの→無料で他の券種の年賀葉書と交換
(1.は何回も実行しましたが、2,3は知りませんでした)

年賀状の起源と歴史
江戸時代には、すでに年始の挨拶状が飛脚などによって交換されていた。
 明治4年に郵便の取扱いが開始され、明治6年には日本最初の「郵便葉書」が発行され、葉書で年賀状を送る習慣が急速に広まっていった。
その後
昭和10年(1935)年賀切手の発行
昭和24年(1949)「お年玉付郵便葉書」の発行(寄附金付きも発行)
昭和57年(1982)「絵入り年賀葉書」の発行
平成17年(2005)「写真用年賀葉書」の発行

年賀葉書発行枚数



(50年間ほぼ一直線で増加し、2007年用は約38億枚と国民一人あたり約31枚になっている。個人ではどうみても多すぎるので、企業が顧客などに出すのが多いのではなだろか。虚礼廃止の動きでもっと早く減少しているのかと思っていたが、一度2001年用がピークに達してから減少した。郵政公社になってキャンペーンの効果だろうか、2004年に44億枚とピークに達し、その後パソコンや携帯メールの普及でここ数年一気に減少しています。(原因は私の推測))

お年玉付の賞品の変遷
最初(昭和25年用)のお年玉付郵便葉書の賞品は、特等がミシン、1等純毛洋服地、2等学童グローブ、3等学童用コーモリ傘、4等葉書入れ、5等便せん封筒組合せ、6等切手シート(2円×5)でした。
(ミシンや服地、グローブ、2円切手とは、時代ですね。しかも、「コーモリ傘」とは!)

その後の最高等級賞品は、昭和20年代はミシン、家具、30年代は電気洗濯機、40年代はポータブルテレビ、8ミリ撮影機映写機です。
(時代を反映していますね)

2002年の500名へのHERSTORY社によるアンケート調査結果
http://www.herstory.co.jp/jisya/200212/20021220.html

年賀状を出す枚数:50~100枚27%、31-50枚18%、11-30枚11%、出さない11%、101-150枚11%、10枚以下6.8%、151-200枚5.2%、201枚以上1.6%。
(皆さんけっこう頑張って出しています)

作り方:パソコン印刷、一部手書き55%、パソコン印刷のみ14%、手書き、手づくり5%、家庭用プリント機2.8%、出さない10%
(一言も手書きがないと、なにか義務的な感じがします)

年賀メール:送らない33%、パソコンから送る33%、パソコン、携帯電話両方から9%、携帯から8%
(今はもっと携帯からが多いのでしょう)





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