東京都は育児休業の「休む」というイメージを一新するため、育児休業の愛称として「育業」の理念を浸透させようとしている。第一生命保険株式会社の「サラ川」のスピンオフ企画として「育業」川柳コンクールを実施し、1,375件の応募の中から受賞作が発表された。
大賞 「押してくれ パパの背中と ベビーカー (息子の独り言)」
優秀賞
「育業は 妻が上司で 私部下 (アカエタカ)」
「人不足 深刻なのは 家のほう (2児のパパ予備軍)」 他2句
佳作
「育業で 育てられるの 子より親 (しげ三)」
「育児せず 休むだけなら いくじなし (瑠珂(るか))」
「パパ挑戦 両手震える 子のお風呂 (けんちゃん)」 他20句
「サラ川」に比べ、まだ応募作が少ないためでしょう、ひねりが少なく、表現の工夫がたりない作品が多いという、上から目線の私の感想でした。心に応える現実の深刻度がまだ少ないためもあるでしょう。今後に期待しましょう。何を期待するんだ!