外国へ行って困ることの一つに温水洗浄便座がないことがある。そう、あの「お尻だって洗って欲しい」のCMのウォシュレットだ。
丁寧にトイレットペーパーを使い「なにくそ(失礼!)、昔々、硬いちり紙や、新聞紙で鍛えた尻だ」と思うのだが、すぐにお尻がヒリヒリしてくる。
しかし、これまた人間不思議なもので、1週間もすると鍛えられて、いつの間にか、気にならなくなっている。
2,3年前に携帯できるトラベルウォシュレットを購入した。大枚8千円位だったと思う。
携帯時は13cmほどの長さ、250gの重さでそれほど大きいものではない。
単3電池、180mlの水を入れて、引き出して使う。
海外でのホテルやアパートメントのトイレに置いておいて、使うときに先端の位置を定めてボタンを押すだけ。硬軟のスイッチがあるが、いたって使い方は簡単。
パースのアパートメントに一ヶ月滞在したとき最初の1週間位使ったが、だんだん面倒になり、そのうち紙でも平気になって使わなくなってしまった。
今では、旅行用品を入れたタンスに入ったままになっている。
取扱説明書を見ると、赤ちゃんのオムツの取替え時に使っても良いとあった。孫でもできたら出番があるのだろうか。
TVでどなたかが、日本は良いものを持っているので、どんどん世界へ進出すべきだという例に、温水洗浄便座ウォシュレットを挙げていた。それほどの物かどうかは別にして、外人だってしばらく使えばもう使わずにはいられないようになるはずで、早くグローバル・スタンダードになって欲しいものだ。
外国には暖房便座もないので、寒い季節の、とくに夜中にトイレに座ると、ヒヤっとして飛び上がり、はっきり目が覚めてしまうことがある。
この対策として、便利な便座シートがあり、最近はスーパーにも置いてある。洗濯してもすぐ乾くし、またピタリと便座に付いてずれない。こちらは現在も愛用している。
もう、絶対手放せないものになってしまいましたよね^^;
携帯で8000円ですか?
買ってみようか^^