hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

坂の上のけやき公園へ

2024年12月28日 | 散歩

 

 

西荻窪駅の北、善福寺川の手前に、大きなケヤキの木が一本だけの公園があると何かで読んだ。

今日の目的地はこの「坂の上のけやき公園」。

このところ、寒さで家にこもりがちで、なんとか目的地を見つけて散歩を続けている。

我々は伊能忠敬界隈なのだ。界隈とか言っちゃって、どうだ、ナウいだろう!

 

西荻窪駅北口前のバス通り「伏見通り」を西へ2.5㎞進むと、北側に「西荻北中央公園」がある。

 

公園の東側に、あの遷都くんで話題を集めた薮内佐斗司作の「龍神皇子」の像がある。

 

「薮内さん! カワイイが唯一の評価基準の昨今、この顔の子供はまずいでしょう」

 

「西荻北中央公園」を過ぎて右に曲がり、300mほど北へ進むと、三叉路に突き当たる。

ここが「坂の上のけやき公園」。左に行くと、すぐに「井荻公園」で、右の坂を下りると善福寺川となる。

 

このケヤキは樹高約20m、枝張も30mほどある杉並区内でも有数の巨樹。近隣住民からは“トトロの樹”と呼ばれていた。2008年、マンション建設のため伐採される危機があった。8千人を超えるケヤキ保存を求める署名が集まり、区が土地を購入し、2010年に公園として整備し、完成した。

 

子どもたちが遊べる遊具もなく、ボール遊びも禁止だが、子供たちは走り回り、枯れ葉を散らかして、楽しそうだった。そして、見知らぬおじいさんが一人と、はるばる歩いてきた老夫婦が、ベンチでのんびりしていた。

 

 

すぐ西側の「井荻公園」にも足を延ばした。

ここは広く、西に長く伸びていて、子供の遊具もいろいろ揃っている。

 

北側のちょっとした崖の下は柵で入れないが、山野草園となっていて、

 

公開される日が示されていた。

 

柵の間から覗くと、名札なども整備されているようだ。

 

北西の崖の下も公園で、水遊びができるスペースもあるが、コロナ後は使用禁止。

 

井の頭公園にもあるローラー滑り台、ここのはかなり長い。滑ってみたいのだが分別のある80歳以上は自主規制。

 

「井荻公園」の北西端から出たら、善福寺川に突き当たった。

 

荻窪中学のイチョウの木が見事に黄葉していた。

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