hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

「浅草 茶寮 一松」でランチ

2023年02月17日 | 食べ物

 

知人のご招待で浅草雷門の「浅草 茶寮 一松」でランチした。

 

市街地にいきなり料亭風の門。

 

門を入ってすぐ右手に大きな鯉が泳ぐ池。

江戸情緒たっぷりの庭を通り、伝統和風建築の玄関で靴を脱ぎ、廊下を歩き、中庭風の石畳を渡って一間に案内された。テーブル席なので一安心。障子をあけると、屋根のある坪庭。二階に大広間があるようだが、混みあった市街地に狭いながらよく別空間が構築できたものだ。

 

本格会席料理の始まり、始まり!

 

前菜 筍と芹のお浸し、手巻サーモン・花蓮根、厚焼き玉子、巻海老、黒豆松葉さし

 

お椀 蛤の酒蒸し

 

お造り マグロとひらめの2種盛り

 

焼物 蕗の薹(とう)、鰆味噌焼き、焼筍、炭ゴボウ、ミョウガ

 

蓋物 海老芋饅頭、アナゴ甘煮、菜の花、野菜あん

 

温物 茶碗蒸し

 

揚げ物 そばと白魚磯辺焼き、海老、きのこ東寺揚げ、青唐、スダチ

 

御食事 鯛ご飯、汁、香の物

 

水菓子 イチゴ(あまおう)、キューイ、ミカン(せとか)

 

日常とは違う空間で、気の合う知人と会話しながらの、目からも、舌からも味わう極旨の料理、結構でした。

 

近くにあった「久保田万太郎生誕の地」の碑

大学卒業までの26年間、この地に住み、下町の義理と人情を描写した小説、戯曲を残した。

 

「一松」から国際通りを渡ったところにある「清光寺」の境内に昭和の大スター「長谷川一夫の碑」があった。思えば私の子供の頃、美女といえば山本富士子、美男といえば長谷川一夫であったのだよ、おのおのがた!

 

東京に何十年も住んでいて雷門の実物を見たことないと言ったら、5分ほどの距離だからと案内してもらった。

 

余りにも混んでいるので、遠くから眺めただけ。

 

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 垣谷美雨『もうわかれてもい... | トップ | 2月(1)の花 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
素敵なお店 (frozenrose)
2023-02-17 15:24:41
東京のど真ん中の料亭ですね。
心落ち着くお庭に丁寧に作られた料理、素晴らしい一日でしたね。
長谷川一夫、人気ありましたね。色気いっぱいの流し目が思い出されます。
返信する
コメントありがとうございます。 (冷水俊頼)
2023-02-17 19:20:30
いつものレストランとは違う経験でした。
私は東京が長いといっても山の手で、都心もめったに行きませんし、下町には行ったことがないところばかりです。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

食べ物」カテゴリの最新記事