hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

大阪観光

2007年12月03日 | インポート
大阪、奈良、京都を4日で回った。
新幹線は最新型のN700系に乗りたいというどなたかのご要望に答え、朝遅い出発になった。N700系の先端部はエアロダブルウイングという羽を広げたような空気抵抗の少ない形になっている。



今回、ご報告の大阪だが、ほとんど観光したことがないというお方のために、大阪城と道頓堀だけぶらぶらした。

地下鉄で天満橋に出て、大阪城の大手門まで歩く。外堀はかなり大きく、立派だ。



重要文化財の乾櫓(いぬいやぐら)(?)は西の丸の西北(戌亥)隅を守る隅櫓で、千貫櫓同様、1620年に小堀遠州の設計で造営された城内最古の建造物だそうだ。



大手門からちょうど、ロ-ドトレインが出るところで、どこへ行くのかも知らずに一人大枚200円払い飛び乗った。紅葉の中を進み、本丸の正門の桜門で終点となった。



門を入った正面は敵の攻撃を防ぐ石垣になっていて、一度曲がってからでないと進めないようになっている。これを枡形(ますがた)というらしい。桜門の正面には天守閣があるので、ここを守る石垣は城内第一の巨石で蛸石(たこいし)と呼ばれている。60平米、130トンあるという。ただし、厚さは70 - 90 cmと比較的薄く板状だ。他の門の正面の巨石も、運搬、積上げの制約から板状だという。ただし、石垣のほとんどの石は、石面より奥行きが2 ? 3 倍長いという。
また、現在の大阪城の石垣は大阪の陣のあとで徳川幕府がもう一度作り直したものだ。



本丸の広場では菊の懸崖で紅葉する山を模した展示があり、また、大阪らしく大道芸としての漫才をやっていた。




現在の天守閣は1931年(昭和6年)に大阪市民の募金で作られたもので、豊臣、徳川と三代目になる。



約50mの高さの8階からの眺めはすばらしい。東側は紅葉のじゅうたんの向こうにビル群と奈良の山々が見える。



南側には、しゃちほこの右側に今は使われていない元博物館とその向こうに一番櫓が見える。



次に、タクシーで道頓堀に向かった。運転手さんに、「どこで止めますか」と聞かれて、土地勘がないので、「ほら、阪神が優勝して川に飛び込むところ」と伝える。




大阪松竹の前を通り、かに道楽や、グリコの看板を見て、東京にはあまりないアーケード街の戎橋(えびすばし)をながめ、人の多さと、ゴタゴタした看板が並ぶエネルギッシュな町並みをざっと眺める。こんな街がお好みでなく落ち着かない奥様にせかされて難波から大阪を後にして親戚の家に向かった。


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