かぶれの世界(新)

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車検に手こずる高齢者(5)

2022-06-04 20:44:52 | 日記・エッセイ・コラム
昨日の午後になって車検が完了したとスマホに連絡があった。車を預けてから2週間後にやっと終わった。何故遅れたか理由は分かっていた。点火プラグ等の部品交換後もエンジンエラーのランプが消えず、安くあげる為に中古コンピューターを入手して交換して機能せず、最後に新品のコンピューターをメーカーから買って交換して正常に動いたという。

その他のベルトやブレーキ回りの消耗品の交換を含めると、最初の見積額10万円弱が倍の20万円弱になってしまった。担当者によると見積額を大幅に上回ったので手数料は取らないという。購入以来長い間車検をお願いして来たA社の見積もりがコンピューター交換を含めて前回の8万円余から40万円になると聞いていたので、20万円でも十分高いのだが凄く安くなったと感じた。

車の引き取りの前に代車のガソリンを満タンにして返却し、車検後に今度は引き取った自分の車を満タンにした。1日に二度もガソリンを入れたのは初めてのことだ。その後、先日ドラッグストアで紹介された薬局に行き処方薬の相談に向かった。その途中で、又もやエンジンランプが点灯した。

これ又、驚きはなかった。前回も車検後にエンジンランプが点灯したことがあり、何度か乗ってるうちにランプが消えた。そんな経験が何度かあった。だが、その後エンジンそのものは前回も今回も快調だった。今回は車検直後なので確認のために車検をやってくれたC社に行き確認して貰った。

車を工場に持ち込んでテストを再開し、暫らく経つと工場に呼び込まれた。コンピューターに接続した外付けモニターはノッキングのエラーを表示してた。これも似た経験をしてた。東京から戻った直後エンジンをかけるとノッキング現象があり、高速を走って慣らし運転すると現象が消えた。

エンジン回りのノッキングチェックの部品が異常の可能性あり、4つ交換で4万円かかるという。私は「エーッ、止めときます。半年エンジンを動かさなかったので、使っているうちにエンジンの調子は徐々に良くなった。万一問題が起こったら、車検ではなく通常の修理で」とお願いして終えた。

今回はエンジンに関わるエラー表示の為に前回より倍以上の費用がかかった。上記の様に半年間田舎に置きっ放しで全然乗らないのでエンジンの調子が悪くなり、徐々に慣らし運転して調子が戻ってきた、この繰り返しを15年間程度繰り返して車の「持病」になったというのが素人推測だ。

メーカーはこんな前提で車を設計してないのではないかと、畑違いだが元技術者の私は勝手に疑う。こんな調子では次回の車検までに廃車かもと不安を漏らした。と、車検の担当者は「まだ距離10万キロにも達してない、大丈夫ですよ、次回も我が社で車検をお願いします。」と言われ思わずうなずいた。確かに田舎生活では必須の車だが、年に3000キロも乗らない。■
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