かぶれの世界(新)

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田舎暮らし雑感2022(6)

2022-06-11 21:11:57 | 日記・エッセイ・コラム
昨日の夕方やや固目のシリアルを食べている時に入れ歯が真っ二つに割れ、割れ目の断面が歯茎にあたって痛みが走った。週一のペースで通っている歯科医で入れ歯を支える歯の補強をしたが、その結果補強した歯が若干高くなりその段差で入れ歯にストレスがかかったのが原因だと思う。

昨日は歯医者の診察受付時間はとっくに過ぎていた。今朝の食事は殆ど歯を使わず歯茎に舌と口蓋を駆使して柔らかいものを食べて済ませた。受付時間の9時過ぎに電話すると今すぐなら診察できるとの事、急いで着替え雨の中出かけた。治療と言っても入れ歯の修理だが、無事終了した。

車検が2週間もかかったが無事終わり車が使えて本当に良かったと思った。こんな雨の中を3キロ弱も歩くなんて無理、改めて田舎生活に車は必須だと実感した。帰りにスーパーに寄り道して買い物もできた。

足の具合が中々回復せずまだバドミントン練習を休んでいる。その間ほぼ二日に一度のペースで山歩きをしている。長い距離を歩くと河川や山道の補強や修理をやっている現場にしょっちゅう出くわす。西日本豪雨の被害の応急処理はされたが、本格的な補強はまだ続いているようだ。

今年になってその工事現場で従来見かけなかった風景があちこちで散見された。工事現場には移動可能な水色のトイレと段ボール箱の親分みたいな立方体の小屋があった。何でも知りたがり屋の私は現場のリーダーらしき人がいたのでその訳を聞いてみた。

トイレの理由は簡単で、最近は女性作業員が増えて現場で働くようになったからという。四角い小屋は食事や事務ではなく、資材建材の保管用だという。頻尿の私は川沿いの遊歩道での散歩やジョギングで尿意を催すとその場で済ます。ついに散歩の犬と私しか立ちションしなくなった。

工事現場の小屋の横にはポータブル発電機あるので私は食事や事務処理をし、仕事が終わったら直帰して時間を節約する為かと思った。だが、仕事が終わったら必ず社に戻るという。どこの現場でも一斉にトイレと小屋を見かけるようになったが、国や県などの公的な指導はなかったとのこと。

私が見た現場は全て1級河川の工事か県道・市道だったのだが。彼によると夫々の土木建設会社の判断がたまたま同じだったという。それでも私は何かあるのではないかと疑っているが。

夕方になって雨が上がり庭で犬を遊ばせている隣の奥さんを見かけた。先日石塀の穴に顔を出していた蛇が脱皮していなくなったという。彼女は最近庭をゆっくり横切って行くタヌキを見たという。テレビで見かけるよりむしろキツネに近い姿かたちだったという。私はタヌキは見たことがない。

だが、猪が里に下りてくるという話は聞く。私自身も山中でウリボウを見たことがあるし、庭で野ウサギを見た。最近色んなケモノが里に下りて来ると聞いて、私が子供の頃は皆で山に入って遊んでいたが今は誰も山で遊んだりしない、それが原因かもと自説を開陳した。

彼女は黙って聞いたが余り反応はなかった。餌を求めて里に下りるのが正解なのかもと思ったが。話題を変えて今年は我が家の梅が出来ないと言うと、彼女のうちの梅がならなかったという。同じ土地で同じ気候なら同じことが起こると意見が一致した。では、庭の橙を上げると言って別れた。■
コメント
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