かぶれの世界(新)

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後期高齢者10日目

2022-06-26 15:57:02 | スポーツ
午後に33度まで上昇する天気予報を見た。午後走るのは無理と思い、小雨が降っていたがあえて9時半過ぎにジョギングに出た。そこまで無理して運動するなと友人は助言するが、私は性格的というか本能的に時間があれば何かと体を動かしたくなる。それが自分の健康の為だと思って。

前置きはさておき、今日も何時もの肱川沿いの遊歩道を大洲城公園迄往復15キロ走った。小雨の中を走るのはむしろ快適で悪くなかったが、途中で雨が止み時折雲間から日差しにあたると首筋に熱を感じた。だが、それだけではない。今日は何故かいつもと違った。

多分、それは途中であった人達がいつもより優しかったのだ。出会ったと言っても往復15キロで10人足らず、何故か全員男性だった。日曜日のせいだろうか。いつもなら逆に女性が圧倒的に多く、ほぼ例外なく私から声をかけて挨拶した。今日はすれ違った人達の半数から声がかかった。

途中から私はその理由が分かった気がした。いつもの紫外線カットの帽子や長袖シャツ姿の黒ずくめだが、今日は雨が降っており半袖にパンツ姿だった。私の禿げ頭でしわくちゃ顔の如何にも高齢者と一瞬で分かる格好だった。なので「頑張って下さい」と優しい声がかかったのだろう。

復路は徐々に気温が上がり天気予報の33度近くまでなったようだ。なるべく日陰を捜しながら走ったが、11時前後の高い日差しで殆ど日影がなかった。日差しを避けて早く家に戻ろうと思ったからか、先週15キロ走を再開した時より10分早く走れた。

シャワーを浴び昼食を済ませてテレビを見ていると、70歳の女性の老け顔を若く見せるお化粧品のコマーシャルを見た。「もうこんな年だと諦めないで、この化粧品でこんなに若々しく見えるよ」というものだった。今日の私はある意味逆だった。いつもは年齢が分かり難い格好で声がかからないのに、今日は見るからに老人で優しい声がかかった。嬉しいのか、嬉しくないのか。■
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