かぶれの世界(新)

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ひねくれ者の批判

2023-06-06 16:56:47 | 国際・政治
ロシア軍のウクライナ侵攻からガーシー元参議院議員まで、世界にはあらゆるレベルの「はならず者」が跋扈し、やりたい放題狼藉を働いている。常識ではあり得ない判断をして多くの人を傷つけている。ガーシー氏は参院から除名され、警視庁は逮捕したと報じられた。

国際刑事裁判所はプーチン大統領に戦争犯罪の疑いで逮捕状を出したが、先行きどうなるか分からない。ロシア国内には反プーチン勢力の動きが度々報じられるようになったが、ロシア国民の大半は依然としてプーチン大統領を支持しているという。

私がどうにも引っかかるのは、プーチン・ガーシー両氏とも共通して民主主義制度の下で国民に選ばれてその職に就いた大統領であり議員だ。では、選んだ者の責任はどうなるのか。ロシアの場合は100万にを越えるという戦争反対派は既に国を出たという。それも責任の取り方かもしれない。

参院はガーシー氏の除名を決め、共産党委員長は「(ガーシー氏が所属した)党にも重い責任がある」と指摘したという。私は共産党の政策を支持しないが、この指摘については正しいと思う。だが、日本ではガーシー氏を選んだ人達の責任を云々する声は全く聞こえてこない。ひねくれ者の私には酷く違和感がある。

政治家やマスコミ報道は一般国民の非難を絶対にしない、それは身内の非難になるからだと推測する。私が米国で働いた時、南部の工場で管理職として働いた経験のある同僚が、しっかりした自分の考えを持たない部下を嘆く声を聞かされた。世界どこでもひねくれ者は少ないのかも。■
コメント
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