かぶれの世界(新)

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長短金利差縮小の新展開

2006-01-09 10:48:06 | 社会・経済

昨日のNIKKEI NETは世界同時株高の様相が強まっていると報じた。余剰資金は好調な企業業績をみて株式市場に流れ、株高が更に投資資金を生み出す好循環に入っているという。このまま株式市場の騰勢が続くか、誰もが知りたい疑問だ。(私は「06大胆占い」では今年経済成長は続くが07年スローダウンを見込んで年末には株価が下降すると見た。)

これに関して同じく昨日付けのNYタイムスに興味ある記事を見つけた。前々から気になっていた長短金利差の縮小である。私は昨年7月にこの原因として二つの説があると紹介した。輸出国の過剰貯蓄が米国に流入し経常赤字を膨らまし長期金利を下げているという説と、グローバルな過剰流動性が米国債の金利低下と住宅バブルを起こしているというものだった。

ところが同社の記事によると昨春グリーンスパン連銀議長が「謎」だと言った長短金利差の縮小が、最近になり米英日独における共通の現象になりつつある。米国の特殊事情から生じた「謎」ではなく「グローバルな謎」になったと言う訳だ。

しかし各国の経済サイクルは夫々に異なり、必ずしも米国景気と同じフェーズにはない。米国の景気は高成長から成長率がやや停滞気味になりつつあるのに対し、日欧はまだ回復途上にある。記事は世界同時金利差縮小の謎は世界の資本市場がより緊密に一体化されたことにあるとしている。

米国国債が買われると、同時に英独日の国債も買われ金利が下がる。余剰資金は最大投資効率を求め国境を越えて投資されるが、各国中央銀行の世界景気認識の情報共有により同じメンタリティになって、結果的に米国と同じ動きをするようになった為であると。記事は「世界はフラットじゃないが、金利差はそうかも」とフリードマン氏の最近の著書をもじった洒落た題名になっている。

この現象は最近数ヶ月内に起こったことであり、議論はまだ十分煮詰まってないようである。今まで長短金利差縮小は経済成長がスローダウンする前触れであった。米国ではその傾向が出始めているが、日欧経済はそうとはいえない。

冒頭の世界同時発生した株高と長短金利差縮小のメカニズムが「新しい謎」になったように見える。それが従来あったような世界経済スローダウンの前触れなのか、新しい展開への過渡状態なのか、中央銀行の判断と意思決定を見守りたい。■

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芋ほり

2006-01-08 23:18:09 | 日記・エッセイ・コラム

寒さが緩み少し暖かくなったところを見計らって、午後表に出て芋ほりをした。一輪車に竹製のザルとプラスチックの大きなバケツ、鎌や鍬を積んで川沿いの畑に向かった。昨日までの寒さが嘘のような暖かさだった。12月に一度穫り入れ親戚に送ったが、今日残りを全て穫り入れた。

芋の種類は「芽あかいも」という。母によると他に「夏芋」と言うよく似た芋があって総称して「里芋」という。サツマイモやジャガイモとは形も味も違いトロミがあって甘い。「芽あか」は春に種芋を植え冬に穫り入れる。全て収穫せず来春に植えつける分だけ種芋として残す。湿度が高く粘り気のあるこの地方の土質の畑で取れる「芽あか」は甘味があって美味しいらしい。

しかし、1年間畑を占有し穫り入れまでに810ヶ月もかかり生産性が極めて悪いので、最近農家は作らなくなったそうだ。確かに「芽あか」は東京にある自宅の近くの八百屋に並んでるのを見たことがない。田舎から送ってくれた時以外食べることはない。 

中米出身で米国に住む友人に昨年「芽あか」の写真を送ると、奥さんが興味を持ってスウィート・ポテトかと聞いてきた。そのときは文字通り訳して「レッド・バッド(紅い芽)」と答えたが、今日Googleで調べると里芋は世界的に有名なタロイモ(Taro)だった。

後から来た母が私が芋を全て掘り起こしたのを見て、ぶつぶつ言いながら慌てて種芋の分だけもう一度土をかぶせて元に戻した。百姓の息子なのに何も知らないのは恥じ入るばかりだ。年賀状メールで近況を知らせてくれた嘗ての1年先輩の同僚が家庭菜園を真剣にトライしている様子を見て、農業の知識は既に追い抜かれたのではと思ってしまった。

仕事が早く終わり暖かかったので思いついてマウンテンバイクで山登りをした。標高500mまでと思っていたが300mで路肩に、400mあたりで道路に雪が残っていたのでそこから引き返した。帰りは寒さが身を切るようで腕がこわばり登りより危険できつかった。

家に戻ると母が穫り入れた芋を早速箱に詰めて何処かに送れるようにしていた。■

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CES:デジタル家電の将来がある

2006-01-05 22:03:11 | ニュース

4日から米ラスベガスでコンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES;家電見本市)が始まった。10年前ハイテック業界でラスベガスのショウといえば思いつくのはコムデックスだった。パソコン業界にいた私など本流はこちらだと言う気持ちがあった。

コンベンション・センターに加えシーザーズ・パレスやヒルトンなどの有名ホテルに世界中のパソコンメーカーがこぞって新製品を展示し商談を進めた。この先1年間の製品・技術動向を見極める為日本からも大挙してショーに展示や視察に参加し注目の的だった。米国の販売会社の幹部や成績の良い売り子を招き夜の豪華なショーに見るのが余禄の楽しみだった。

CESが最もホットなショーとなった

しかしパソコンは成熟し世の中を変えるような技術革新が出てこなくなり、ついに数年前コムデックスは開催されなくなった。そして今や画期的なデジタル家電が毎年出展されるCESが最もエキサイティングなショーとなり世界中の注目を集めている。

昨年最も人気のあったデジタル家電はご存知iPODだったが、2004年はデジタルカメラがトップでiPodはトップ10にも入ってなかった。それほどダイナミックな市場である。昨年良く売れたと言われるノートパソコンでさえやっと10位にランクされているだけである(CNETニュース)。この機会に内外の報道を見て私が注目する3大トピックを紹介する。

元気な韓国勢

韓国勢が非常に元気だと報じられている。サムソンとLGが展示場の最も条件が良く広い展示スペースを確保していると言う。世界トップブランドになった両社の意気込みが伺える。殆ど全てのジャンルで幅広く新製品を打ち出し売りまくろうと言う積極的な姿勢である。嘗ての日本メーカーの勢いを感じさせるが、報道を見る限りインパクトのある提案が少ないように感じる。しかし、ビジネスとしては勢いを感じさせる。そういうものだ。

日本でも大手電機メーカーのフラット・ディスプレイ工場への累積投資額が1兆円を超え、世界の工場の地位を取り戻そうという機をつかみつつある(1/5日本経済新聞)と言うが、世界最大の液晶パネル供給能力を保持する韓国2社との競争は容易ではなさそうである。

iPodの新たな挑戦

私が最も注目するのは、iPodが音楽からテレビ放送や映画、情報検索等への新たな展開の道を開くかどうかだ。言い換えるとネットワーク媒体と新光デスク媒体(ブルーレイやHD-DVD)のどちらが主流になるか、長い戦いだがもしかしたらその方向が見えるかもしれないということである。

少なくとも音楽についてはネットワーク(iPod)が光デスク(音楽CD) に勝利し、昨年CD売り上げは激減した。米国では日本ほど光デスクのデファクト・スタンダードの戦いを注目してないようだ。ブロ-ド・バンドの技術進歩が映像でも光デスクを置換すると見ているからだ。(アナリストS.Wargo氏)

IntelMicrosoftの挑戦第2ラウンド

両社は独自にデジタル家電の世界でもパソコンの成功を持ち込もうと活動してきたがとても成功したとはいえなかった。理由は沢山あるが、要はデジタル家電の顧客はパソコンとで同じではないということである。更に、当時絶対的な力を持ってパソコン基本構造を定める標準を作ったIBMはいないし、パソコンのWintelビジネスモデルだけは絶対に許さないと言う家電メーカの強い決意があったからである。

今回、それを教訓としてIntelMicrosoftは始めて連携(提携といってる)していくらしい。しかし私には何か基本的なコンセプトに欠けた、CESに合わせて取って付けたような提携にしか見えない。両社の家庭向け商品とも今まで余りにもパソコン、パソコンして複雑で使いにくかった。最終製品を持たない弱さである。

情報機器としてのパソコン、映像音楽、ゲームを総合して統一したコンセプトの商品を作るにはもう少し時間がかかると言うのが私の印象である。■

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2005年を振り返って

2006-01-02 20:46:53 | 日記・エッセイ・コラム

2005年は個人的には失望の年だった。何をやってもうまく行かなかった。心・体・金の全ての面でプライマリー・バランスがマイナスになった。長い人生でこの三つが全て前の年より悪くなるなんて事はなかった気がする。何でそうなったのか、人生の転換点に差し掛かったのかもしれない。

実りある政治の年

私にとり2005年は政治の年だった。前半は米国大統領選について米国の友人と大いに議論を戦わした。米国滞在時は注意深く避けたテーマだが、一旦議論が始まるとお互いに政治の話が大好きだということが分かり理解が深まった。友人は全て民主党支持で共和党の悪口雑言を散々聞かされ、むしろ私は時に中立的立場にいることに気が付いた。後半は小泉政権の打った大博打をどう理解するか、その意味と結果の必然性について自説を展開した。私には明々白々なのに何故テレビなどに登場する先生達は分からないのか、予想通りの展開を見て随分気分が良かった。

ミクロ経済は散々、終に収入ゼロ

マクロ経済占い(予測というには恥ずかしい)もかなり精度良く当たったつもりだが、肝心の自分の投資は千載一遇のチャンスを逃した。理由は日米両方の物件で最悪のジョーカーを引いた為だ。実はそれでもバブル並みの株式高騰で稼げるチャンスがあった。ところがジョーカーの損をバランスさせようとして、痺れを切らして優良株が上がる前に処分してしまい、年末盛り上がったとき売物がなかった。恥ずかしながら仕事を始めて以来初めて所得税は払う必要がなくなってしまった。

あわや熟年離婚

テレビ・ドラマでは熟年夫婦は離婚したが、私達は夫婦でいることにした。夫婦の間の距離を適度に保てばやっていけるというのが、米国から帰任して以来7年かけて達した結論である。しかし、その距離は考えていたより遥かに大きなものだった。ドラマの設定と全く同じだったが、一緒に食事や旅行しよう・コンサートに行こうという熟年亭主の想いなど有り得ない遥か遠くの距離だった。初め苦痛だったが、慣れてくると自分で服を買い、家事をするのも悪くはないことが分かった。今後互いにどう独立していくのか課題だ。

趣味に生きる

3年前はカナディアン・ロッキー、一昨年は豪州ブルー・マウンテンを夫々1週間くらい滞在して渓谷を歩き山に登ったが、昨年は全くどこにも行けずフラストレーションが溜まった。読みたい本は買えたが、コンサートに行かず、CD1,2枚買っただけ。時間は十分あるのだが何故かその気になれなかった。ミッド・ライフ・クライシスが10年遅れてきた感じだ。私はいつも何かに挑戦してないと精神が萎縮してくる。

コンサル事業不成立

ODA予算削減以来、早期退職後貢献したいと思っていた海外協力事業案件の引き合いが全く来なくなった。何もしないと経営感覚も鈍ってくる。そこで思いつき、NZBスクールに散々お化粧した履歴書を添え乱暴にも無試験でMBAの入学を認めろと申し込むと、2校から3~5件の論文や英語資格など通常必要な条件を満たさなくても受け入れる、ただし学力テストは受けろと返事が来た。いま、これを回避する作戦を考えている。今更受験勉強したくない。もしかすると趣味も忘れる刺激的な1年半が待ち構えているかも。何故NZかは聞かないで欲しい。取らぬ狸の皮算用だが、為替レートが心配。

あいたた、内転筋損傷

9月に傷めた内転筋の後遺症は未だに続いている。瞬発力と耐久力の両方を必要とするバドミントンはもう出来ないかもしれない。バドミントンは私にとって全神経と体力をフルに使ってする運動で、少しでも体力が落ちると直ぐ結果に現れる、いわば体力年齢を図るバロメーターだった。現在参加しているサークルでは私と同年齢の友人が最高齢で元々怪我がなくても一杯一杯でやっていた。2月に帰京したとき回復してないと、もうそのクラスでやるのは無理かもしれない。老人のクラブに入るのはつらい。

ということで2005年はいいことが余りなかった。しかし、2006年のために植えた花が咲くかもしれない。挑戦する若い気持ちを忘れずにこの1年を生きて行きたい。■

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七大関心事

2006-01-01 14:39:19 | 国際・政治

明けましておめでとうございます。今年も言いたい放題独断で自説を展開していきます。宜しくお願いします。

9時過ぎ起きて2階寝室横の書斎からパソコンを覗くと、台所で母がお雑煮の準備をしているのが見え慌てて下りて行った。朝お雑煮、昼は昨日のおそばを頂いたあと先祖が建てた裏山の神社にお参りした。今年最初の記事は私が気になっている事を例によって私の予測を含め紹介したい。

1.     構造改革の持続性-ポスト小泉の行方

昨年の総選挙によって55年体制の骨組みを組み替え、民意をより反映する新たな政策決定プロセスを導入した。これが2005年体制と呼ばれるような持続性を持って定着するかどうかは、グローバリゼーションが進行する世界の中で日本が主要プレイヤーとしてゲームに参加できるか否かの転換点になる年(ピボット・イヤー)になる。鍵は小泉政権の後継が誰かというよりどういう形で決まるかで、それに依って政権の性格が明確になる。直接選挙による首相公選制ではないにしても民意を反映した政権選択でなくてはならない。私の予測は0.8で改革続行政権誕生する。

2.     官僚の自浄能力―誰もいないのか

構造改革の持続性のもう一つが鍵その基盤となる官僚システムである。連日の報道でいまや官僚は自己の利益しか考えないとすっかり悪者になった。バブル崩壊後不十分といえども政・経とも構造改革が進んだ。しかし我が国の官僚制度は基本的に明治時代からしぶとく生き残ってきた。官僚の既得権益は公金を横流しするシステムとして機能する為、幹部を入れ替えてもなんらの改善が期待できない。今は日本の官僚が自浄能力を発揮できる最後の機会であり、持続性ある2005年体制の確立は心ある官僚のスタンダップがあって始めて有効なものになる。さもないと民意反映システムの洗礼を受けた政治が官僚システムを混乱に陥れる可能性がある。私の予測は0.3で官僚の自浄能力発揮。

3.     文明の衝突―世界的広がり

昨年のアラブ系移民と欧州社会の衝突やアジアのテロは、文明の衝突が米国対イスラム原理主義ではなくグローバリゼーション勝者対イスラム原理主義の戦いとして全世界に広がったことを明らかにした。この衝突は今年更に悪化すると私は予測する。何故なら、一国内の経済活動は国内ルールで厳しく制約されるが、グローバリゼーションの行動規範を定め規制する世界規模のルールがないに等しい。一方、イスラム社会は原理主義者の名をかたるテロ行為に対してまだ寛容である。イスラム社会がグローバリゼーションのステークホールダーになり毅然としてテロと対決しない限り衝突は続く。私の予測は0.7で文明の衝突拡大。

4.     イラク情勢―アラブ民主化のドミノ

イラク戦争開戦の妥当性の議論は置いておき、イラク新体制が民主的で安定した政権になるか否かは、今後の世界情勢の方向を定める重要な役割を果たすことは確かである。イスラム社会が自ら政権を選び政策を決め、自らの運命と生活を変えることが出来ることを理解すると、周辺のイスラム国へ徐々に波及していく事は避けられない。しかし、それほど簡単ではないだろう。民主的であればあるほどテロには弱い。東欧諸国が民主化のうねりに揉まれ、ロシア・中国が必死で周辺諸国を押さえようとした動きと同じような地政学的反発がブレーキになる恐れもある。私の予測は0.5でイラク民主政権定着。

5.     中国の挑戦―世界の独裁国連合

中国は共産党独裁の政治体制を保ちながら市場経済を導入し歴史上始めて経済的に成功した国となった。経済成長の持続性を保つ為にはエネルギーの確保が必須であり、世界が手を出さず残されている未開拓な資源国からのエネルギー調達に向かった。これらの国々はこれまで大量虐殺や人権侵害で世界的から制裁を受けてきた独裁国であったが、中国は自身の性格と他に選択がないことから躊躇することなく支援し資源を確保した。結果として人権侵害の札付き独裁国と中国の連携が強まり独裁国連携が出来た。私は中国との関係悪化を経済的視点からのみ問題指摘することには違和感がある。日本が自ら戦争責任を明確化できなかった付けを外交関係の悪化や官僚の堕落という形で代償を払っているが、それとこれとは別である。次の政権において、我が国の経済的利点追求のみに振り子が触れると百年の計を誤る。日本自体が守るべき価値に対して忠実で矛盾しない一貫性のある姿勢をとることは決して国益に反しない。私の予測は中国内外に対する民主化路線への可能性は0.1程度と見る。

6.     グローバル・マネーの突然変異-バブル危機

文明の衝突のもう一つの鬼っ子は巨大化するグローバル・マネーである。世界的好況、アジアの高成長と貯蓄性向、原油高騰によるオイルマネー、デフレ下の日本の量的緩和などで世界の余剰資金は急激に増えている。これらの資金はニューヨーク市場の金融機関を経由して全世界の効率のいい物件に投資されるが、今後もその額が更に膨れ上がる可能性は高まり、世界経済に対する影響力は益々大きくなる。グローバル・マネーの急激な移動は一国経済に壊滅的な影響を与え、それが連鎖反応する恐れがある。米国の住宅バブルは軟着陸シナリオが見えかけてきたので、当面目に見える危機は無い様だが中期的には可能性が高まっていると思える。私は世界的金融危機が今年起こる可能性は0.2だが、今後5年で起こる確率は0.7程度あると見る。

7.     迫り来る危機-自然災害・環境・伝染病・・・

近年、自然災害の規模がどんどん大きくなってきた。環境問題や伝染病も同様である。昨年のインドネシア沖津波やハリケーン・カトリーナは人類が如何に自然に対してひ弱であるかを実証した。数十年前に比べ予知能力が進歩したにもかかわらず人間の振る舞いはいかにも愚かであった。多くの死ななくていい人が死に、家族を失った。かなり宗教的な表現になるが人類は今、バベルの塔を上り詰めようとしているのだろうか。昨年あれほど壊滅的な災害があったが、世界経済は順調に成長した。一方飢餓に苦しむ国、虐殺が続く国、人権侵害が続く国はなんら改善されていない。今年もそのギャップは広がる。昨年以上の危機が具体的に現在予測されるのは鳥インフルエンザと地球温暖化だが、それ以外は当たるも八卦当たらずも八卦、全く予想もつかない。予想0.X?■

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