一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

第71期順位戦、名人挑戦者&昇降級者予想・答え合わせ

2013-04-03 00:06:46 | 勝敗予想
第71期の順位戦が、3月14日のC級1組をもって、終了した。
当ブログでは、昨年の5月22日に、名人挑戦者と各クラスの昇降級を予想した。きょうはその答え合わせをする。
左が予想、右が結果である。

●A級
名人挑戦:渡辺明竜王・棋王・王将→羽生善治王位・王座・棋聖×
降級:谷川浩司九段、橋本崇載八段→高橋道雄九段×、橋本崇載八段◎

●B級1組
昇級:木村一基八段、広瀬章人七段→久保利明九段×、行方尚史八段×
降級:井上慶太九段、飯塚祐紀七段→井上慶太九段◎、中田宏樹八段×

●B級2組
昇級:戸辺誠六段、佐藤天彦七段→藤井猛九段×、豊島将之七段×

●C級1組
昇級:金井恒太五段、中村太地六段→稲葉陽六段×、村山慈明六段×

●C級2組
昇級:菅井竜也五段、永瀬拓矢五段、牧野光則四段→菅井竜也五段◎、坂口悟五段×、斎藤慎太郎四段(五段に)×

全14の予想で、3勝11敗。ちょっとひどい。こうした予想は難しいが、もう少し当てそうなものである。
A級は、谷川九段が「首の皮一枚」で残留。橋本八段は、さすがにA級の家賃は高かったか。
B級1組は、昇級のふたりをカンペキに外した。
B級2組は、豊島七段の昇級予想を外したのはマズかった。若手実力者の豊島七段を、素直に推すべきだった。
C級1組も、稲葉六段、村山六段の昇級予想を外したのはどうだったか。両者は、かつて昇級予想者に挙げた記憶もある。今年もこだわるべきだったのだが…。まあしかし、これは結果論だ。
C級2組は、ダークホースの阪口五段が昇級。順位戦は、何でこの棋士が上がるの? というケースがままある。今期でいえば阪口五段がそうで、まさか彼が上がるとは思わなかった(失礼!)。だから昇級者予想は面白く、難しいのだ。
ほかは、菅井五段が予想どおり昇級。自他共に認める昇級候補で、実際に上がったのだから偉かった。昨年の「9勝で昇級ならず」の悔しさを晴らした形になった。

森内俊之名人と羽生善治王位・王座・棋聖の名人戦七番勝負は、9日(火)から始まる。両者の激闘が楽しみだ。
コメント
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