熊倉紫野女流初段、結婚

現在私は、岡山市内のビジネスホテルにいる。日付変わって今日３日は「ひろしまフラワーフェスティバル」を楽しむつもりだ。
お腹の調子が悪いのだが、粗相をしないようにしたい。
それと、３日の宿が全然ないのだが、どうしよう。

　　　◇

おとといの１日、スマホを繰っていたら、熊倉紫野女流初段の結婚の報があったので驚いた。
熊倉女流初段は当ブログ「私が勝手に選ぶ女流棋士ファンランキング」の第３位である。その前日（４月30日）には世田谷でイベントがあり、私は幸運にも熊倉女流初段に指導対局を受けていた。
その時の彼女は以前と変わらず、たんたんと将棋を指していた。当然ながら、翌日に重大発表を控える雰囲気は微塵もなかった。
また私たち将棋仲間の間でも熊倉女流初段の浮いた噂は一切でてこず、完全にノーマークだった。それだけに、私は大変なショックを受けたのである。まったく、まさか私が、熊倉女流初段独身最後の対局者になるとは思わなかった。
熊倉女流初段はどこの派閥にも属さず、我が道を行く不思議なイメージがあった。女流棋士生活でも、途中に不可解な休場があったりして、捉えどころがなかった。
将棋ペンクラブでは、2015年に関東交流会とペンクラブ大賞贈呈式に参加してくれた。贈呈式では指導対局で教えていただき、居飛車の本格的な指し手に感銘を受けたものだった。
この時私は、熊倉女流初段の存在を見直すことになった。「女流棋士ファンランキング」では、2012年２月の第６回に第７位で初登場し、その後は圏外だったが、第14回に第３位で再登場させ、そのまま現在に至っているというわけだった。全女流棋士のトップ３だから、私は相当なファンだったということである。
しかし、結婚しちまったんじゃしょうがない。これからは控え目に応援することにしよう。
熊倉先生、ご結婚おめでとうございます。末永くお幸せに。