18日に行われた第50期棋王戦予選で、藤本渚四段が脇謙二九段に勝ち、今年度成績を44勝7敗とした。勝率は.863で、この時点では1967年度・中原誠五段の47勝8敗.855を上回っている。
1月15日の第9期叡王戦で本田奎六段に敗れたときはもはやこれまでと思われたが、そこから5連勝し、最高勝率の目を復活させたのはさすがである。
しかし藤井聡太竜王・名人と合わせて、1年に2名も最高勝率を更新しそうな棋士が現れるとは……。勝ち星とおカネは、ある人のところに集まるらしい。
上記44勝7敗には、テレビ棋戦は含まれていない。よって、第32期銀河戦本戦、第74回NHK杯予選が反映されていない。ただ、銀河戦は勝ってそうな予感がある。また、NHK杯は成績優秀者につき、予選免除された可能性が高い。
これらを含めて、藤本四段は3月までに以下の対局が予想される。
第37期竜王戦ランキング戦6組3回戦 冨田誠也四段
第82期C級2組順位戦11回戦 山本博志五段
第65期王位戦挑戦者決定リーグ2回戦 佐々木大地七段
第65期王位戦挑戦者決定リーグ3回戦 石井健太郎六段
第72期王座戦一次予選決勝 服部慎一郎六段
第50期棋王戦予選3回戦 畠山鎮八段
第74期王将戦一次予選3回戦 黒田尭之五段
第32期銀河戦本戦トーナメント 岡部怜央四段→杉本和陽五段?
第55期新人王戦2回戦 清水航三段
ざっと見て、佐々木七段、服部六段あたりが厳しそうだが、どうか。もっとも、いまの藤本四段には勢いがある。いまは誰と当たっても、負ける気がしないのではなかろうか。
1敗なら最高記録更新、2敗ならアウト。年度末に向けて、また注目事項が増えた。
1月15日の第9期叡王戦で本田奎六段に敗れたときはもはやこれまでと思われたが、そこから5連勝し、最高勝率の目を復活させたのはさすがである。
しかし藤井聡太竜王・名人と合わせて、1年に2名も最高勝率を更新しそうな棋士が現れるとは……。勝ち星とおカネは、ある人のところに集まるらしい。
上記44勝7敗には、テレビ棋戦は含まれていない。よって、第32期銀河戦本戦、第74回NHK杯予選が反映されていない。ただ、銀河戦は勝ってそうな予感がある。また、NHK杯は成績優秀者につき、予選免除された可能性が高い。
これらを含めて、藤本四段は3月までに以下の対局が予想される。
第37期竜王戦ランキング戦6組3回戦 冨田誠也四段
第82期C級2組順位戦11回戦 山本博志五段
第65期王位戦挑戦者決定リーグ2回戦 佐々木大地七段
第65期王位戦挑戦者決定リーグ3回戦 石井健太郎六段
第72期王座戦一次予選決勝 服部慎一郎六段
第50期棋王戦予選3回戦 畠山鎮八段
第74期王将戦一次予選3回戦 黒田尭之五段
第32期銀河戦本戦トーナメント 岡部怜央四段→杉本和陽五段?
第55期新人王戦2回戦 清水航三段
ざっと見て、佐々木七段、服部六段あたりが厳しそうだが、どうか。もっとも、いまの藤本四段には勢いがある。いまは誰と当たっても、負ける気がしないのではなかろうか。
1敗なら最高記録更新、2敗ならアウト。年度末に向けて、また注目事項が増えた。