一公の将棋雑記

将棋に関する雑記です。

35万円の使い道

2024-02-18 23:44:47 | 新・大野教室
大谷翔平選手が所属するロスアンゼルス・ドジャーズは、韓国で開幕を迎える。JTBではそのツアーを組んでおり、4日間だと72万8千円、3日間だと49万8千円もするそうだ。
10日放送の文化放送「てるのりのワルノリ」では、「49万8千円があったら何をするか」というテーマとなり、あるリスナーは「吉田照美さんに家に来てもらい、くつろいでもらう」との投稿をした。
当ブログの読者によると、将棋界では、藤井聡太竜王・名人のオフミーティングがあり、それが35万円もしたという。
驚くべきはその人気ぶりで、定員30人が3時間で完売したらしい。たぶんその大半がお金持ちのマダムで、おカネがあるところにはあるのだと感心させられた。
もっともこの35万は、東京・将棋会館建設プロジェクトの一環で、クラウドファンディングの返礼品らしい。
そうなると若干意味合いが異なるが、いずれにしても35万円をポンと懐から出すのはなかなかできない。
むかし、大野教室のW氏と談笑していたとき、「室谷由紀ちゃんと新幹線の新大阪から東京までご一緒して、おしゃべりできる権」があったら、いくら出せるか、という話になった。
私は「10万円」と即答した。当時の室谷女流三段なら当然その価値はあったし、これこそ生きたおカネの使い方だと思った。
ただ、いまだと少し考え方も変わって、例えば西山朋佳女流四冠と10万円でお話をする機会があったとしても、私は躊躇する。
なぜなら、私は西山女流四冠を前に緊張してしまうだろうし、また西山女流四冠も、ハゲ散らかしたオッサンといたって、面白くないだろうからだ。
私はこのパターンで、多くの女流棋士に迷惑を掛けてきた。大いに反省するところだが、もう遅い。
話を戻し、私が35万円を自由に使えたら、何を買うか。
新しいデジカメは欲しいが、カメラというのはどうなのだろう。高ければ高いほど、いい写真が撮れるのだろうか。突き詰めていくと、カメラマンのセンスになるような気がする。私にいいカメラを持たせても、豚に真珠だ。
35万円で豪華な旅をしてみようか。でも私は貧乏旅行が染みついてしまって、贅沢な旅行が性に合わない。列車は新幹線よりローカル線のほうが味わい深いし、食事は牛丼とラーメンで満足してしまうし、豪華なホテルに泊まっても、大半は睡眠の時間に充てているわけで、それで35万円を出すのはバカバカしい。
株を買う手もあるが、これは買い物というより投資だ。35万円を何倍にもしようという下心があるから、適切でない。
などといろいろ考えて、これなら35万円を出してもまったく惜しくない、という「商品」を思いついた。
「角館の美女・郁子さんか、南足柄市の美女。夏子さんに再会できる」のだったら、ひとりあたり35万円を出す用意がある。
じゃあ70万円で探偵を雇え、と言われそうだが、それを言ってはミもフタもない。
コメント (2)
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