神様がくれた休日 (ホッとしたい時間)


神様がくれた素晴らしい人生(yottin blog)

あさ~~~~ 復活! 初サンマを食べた

2019年10月19日 19時51分59秒 | 料理を作る・食べる

なぜか朝になると元気が回復する、「ドラクエ」みたいに

朝、魚市場でサンマと子持ちアユと袋牡蠣と地物の1kg台の甘鯛3匹買った

サンマは昼の従食だ、この秋の初物、三陸の生サンマ

子持ちアユも好きだ、買って酒の肴にする

海辺の人間は「川魚が嫌い」というのが結構多い、でも私は川魚大好きで

信州へ行くと、岩魚の塩焼き、アユの塩焼きを見つけると必ず食べる

焼きたてが旨い

新潟県と福島県の県境、新潟の大河「阿賀野川」が国道49号線と平行して流れている

阿賀町という町がある

津川町、鹿瀬町、三川村、上川村の4自治体が合併してできた町、本当は阿賀野町に

したかったのだろうが下流の阿賀野市(安田町、水原町、京ヶ瀬村、笹神村)に先を越された

感がある(あくまでも私の推測)

ともあれこの阿賀町に板前修業時代の一番の兄弟弟子が住んでいる

同じ日に入店して、学年も同じなので双子弟子と言った方がいい

この家の裏に豊かな水量を蓄えて悠々と流れる阿賀野川がある、阿賀野川ライン下りも

おこなわれているくらいだから大きな川だ

ここでアユが捕れる、川カニもとれる、今はどうか知らない

もう20年以上前に彼の家でアユを食べさせてもらった、20cm位はある大きなアユだった

喜んで食べるものだから3匹も焼いてくれた

 

同じ頃、彼の家で一晩泊めてもらったことがある

前の晩はたまたま帰っていた彼の一歳年下の弟と3人で深夜まで飲んだ

弟は筑地の超一流の料亭で修行して、新潟市の格式高い料亭の料理長になった男

で、目から鼻に抜けるスカッとした男前だった

そして朝になった、「おい! おい!」と相棒が私を起こした

時計を見たらまだ5時だった

「どうした?」寝ぼけ眼で聞いた

「堤防が切れっけ、出前さげにいかんばならん、一緒に来てくれ」

外は雨が強く降っている、何が何だかわからないまま彼について外に出た

二人でワゴンのバンに乗って国道を行き、途中から山の中に入った

この町は所々に集落が点在している

阿賀野川の支流の川の土手道に出た、消防団が警戒していた

「ここはダメだっけ、あっちさまわれ」

「**なにいってがや!おれだべさ!」

「おっ!**さんだけぇ わるいわるい、通ってくれ」

消防団長もやったことがある相棒だけに村では顔が広い、土手道を通してもらった

急いで器を回収してさっきの土手に戻った、しかし

「**さん、もう行けねぇ、堤防が切れた、**をまわって行ってくれ」

遠回りをして家に戻った、途中の阿賀野川は泥水が出て今にも溢れそうだった

朝食を食べてから相棒が「カニのかごさ流されるといけねっけ、とりにいかんばならん

一緒に行くか?」

家の裏はもう阿賀野川で、畑を抜けると杉林があって、細い道が川岸に続く

杉林のあたりから水がヒタヒタと足下にあたる

「だめだ!かごはあげられね!、帰るぞ」

堤防がない、ジワジワと水位が上がっていく、でも相棒は慌てない

「こんげ・・・つぁ たまにあるんさ」

川よりも10m位は高いのだろうか、家までは水は来ないという

 

それから10年も経った頃だろうか、土砂崩れがこの近くでおこり、国道も水浸しになった

そんな災害もあったのだ

彼の家も村も被害はたいしたことは無かったようだが、別の地域では土砂災害に見舞われた

 

今日は夕方から我が町も雨が降り始め、今はそうとうな量の雨が降っている

風はさほど無いので不快な音はしないが、先日の台風では山間部で土砂崩れが起きた

長野の災害地では気がきでは無いだろう

年々災害の度が高まっている,今までの常識では想像もつかない災害が自然現象が起きている

10mの津波が、突然30mの津波になったり、風速50mの風が吹いたり、45度の気温に

なるとか、そのくらいまで想定しないと対策が後手に回る恐れさえ・・・・

 

サンマを食べる話しが脱線した・・・・あまり脂が無くて期待はずれだった

再挑戦だな