80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

4ドア通勤車のひらき

2010-11-04 23:19:06 | ひらき
こんにちは。
模型がなかなかススミません!
なので、お約束の「ひらき」シリーズで間をつなぎます(^^;;
今回は国鉄101系で確立されたと言われる両開き4ドア通勤車のひらきです。正確には屋根なし三枚おろしですね。以前に小田急9000系をご覧に入れましたが、まだまだ作りかけがありました。
まずはこちらの3種類から。



一番上のものはボディに書いてあるとおり国鉄301系でした。ユニットサッシの表現を鉄筆で表現しようとしています。ちょっと無謀かも。。残念ながら片側分1枚しか発見できませんでした。



2段目は車端部に側面方向幕を抜いていることから103系のようですが、窓隅にRがある一方で乗務員ドアの後ろに戸袋窓がないなど、ATC、非ATC仕様の折衷になっています。一番端の窓だけはRなしで抜いたフシがあるので、最終的にはATC仕様にしたかったようです。でもこちらにはユニットサッシ表現がありません。



上の車両の窓はRのとても小さな丸刀で抜いているのですが、ハッキリ言って汚い抜き方です(笑) というのも、たぶんこの頃だと思いますがマッハ模型からφ1.5mmくらいの丸刀が発売されていて、これはイイっていうんで買って使ってたのですが、いかんせん刃先が細いため、力を入れた拍子に真ん中からポッキリ折れてしまったのです。当時としては高い買い物だったので捨てるに忍びなく、折れた刃先の方を柄に差し替えて使っていたのですが、刃の先端が5ミリくらいしか出ていないので使いにくいことこの上なく、うまく抜けるのは10回に1回くらいという有様でした。
この後しばらく模型づくりから遠ざかるわけですが、再開時にはパワーグリップに替えて今に至っています。このパワーグリップの細丸刀も一部では「折れやすい」という評があるようですが、そんな経験があって「優しく」使っているので、今のところトラブルはありません。


そして3段目の両サイド分あるのは何かというと、これもたぶんですが、小田急2600形(4000とか5000形かも知れないが・・・)と思われます。一応全部の窓が抜いてありますが、ご覧のとおり戸袋窓とドア窓は強烈なRになっています。時代的には上に書いた丸刀を入手する前のものかも知れません。これではまるで仙台市営地下鉄です(笑)しかも、投げ出しついでにリベットの試し打ちをしています。やれやれ・・・



次はこちらの3組です。上の2つはアレかな?



はい。一番上のは京王6000系の作りかけでした。こちらもユニットサッシ表現をしていません。両側を切り離してもいません(^^;;



で、中段のものも京王6000系なのですが、こちらはユニットサッシ試作車ともいうべきものです。これは記憶にあります。当時住友3Mの「メンディングテープ」というのが出てきて、TMSにこれを使った記事(ユニットサッシだったかどうかは不明)が出ていたのでさっそく買ってきて、窓に貼って抜いてみたわけです。非常に薄くて丈夫で、鉛筆で線も引けるのでいいかなとも思ったのですが、ちょっと薄すぎてダイナミックさに欠けるようです。必ずしもスケールどおりがいいとは限らない、という例でしょうか。最近はプリンタ用シール紙を使っています。



メンディングテープはその後、仕事でイヤというほどお世話になるのですが、あのツンと鼻をつく独特の匂いをかぐたびに遠い昔を思い出すのでした。


さて最後のひらきはこちらなのですが、どうも素性がわかりません。戸袋窓なしの4扉車で、窓はユニット窓というか連続窓風になっています。四隅はRつき。時代的には初代の西武2000系かな?という気がしますが正解は闇の中。



最後に1枚。4ドア通勤車の妻面といえばコレ、ですかねえ♪



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コメント (4)
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