こんばんは。
今夜も冷えますね~
皆さま、ナカセイ=中村精密のプラ客車キットをご存知でしょうか。もう30年くらい前に発売された、いわゆる「板キット」です。こんにちの目で見ればモールドも無骨でプラモデルの域を出ていないのですが、プラ完成品さえほとんどない当時としては画期的なシリーズでした。
で、ウチには一応稼動状態のスハフ42が1両あるのですが、さすがに見劣りしてきたので、延命工事をして、ついでに急行越前編成のオハフ45(スハフ42の軽量版)に化けさせることを企てました。
これがナカセイのキットを組んだスハフ42です。シル・ヘッダーが無骨ですがプロポーションは悪くないですよね。。ホロが取れてしまっていますが・・・

ドアはHゴムなのでオハフ45には好都合です。

車掌室側の妻面。ちょっと窓が小さいですか?(^^; でも見られなくはないですね。テールライトはせっかく穴が開いているので点灯化するつもり。

反対側の妻面。こちらのテールライトはダミーですね。

窓ガラスが1ヶ所だけ抜け落ちていました。車内には落ちてなかったので、別のクリアパーツを探さねばなりません。

雨樋は一重表現なので軽量車体に振り替えるのに好都合ですが、屋根にはシワシワのキャンバス表現がされていました。鋼板屋根に似せるにはペーパーでナメてやる必要がありそうです。ガーランドベンチはちょっと扁平ですが、まあこのままでも問題ないでしょう。

このように車体関係は結構いいセンいっているのですが、足回りに問題がありました。台車が無骨で、しかも車輪が外れやすいのです。
上がナカセイ、下が日光モデルのTR47です。横から見る限りは少し大ぶりな感じがする以外、問題ないように見えますが・・・

下から見るとこのとおり。。厚さが全然違うのです。枕バネの板バネもずいぶん大きいですね。さすがにホイールベースは一緒ですが(^^;

一体鋳造の床下機器もディティールが無骨ですが、こちらはまあ目をつむれる範囲でしょう。

ということで台車だけ交換し、車体は要所を整備のうえ、再塗装だけで済ませることにしました。
さて問題の台車ですが、オハ46が履いている日光モデルのものを転用することにしました。このオハ46はペーパースクラッチの完全自家製です。

そしてオハ46には、以前、マニ37の台車をTR23のコロ改造台車化するときに、まとめてホビセンKATOの安売りで買ってきたものを履かせます。

まず供出するTR47をすべて外します。

枕バリ上面はエンドウや日光の台車と違ってフラットではありません。プラ部分の突起はすべて削り、両端の集電板だけは残すことにしました。

センターピン穴はφ4mmくらいあって、そのままだと元の段付きセンターピンがダブダブで使えないので、新たにセンターピンを受けるアジャスト板をプラ板から切り出しました。

台車のセンターピン穴周辺に接着剤を塗り、このアジャスト板を差し込んで接着します。

台車上面から見るとこんな感じになります。

接着剤が乾いたところで、元々ついていた木製床用マクラバリ(厚さ0.8mmくらい)を1枚挟んで、段付きセンターピンで台車を固定します。

なお、集電板が当たる部分はこのように穴を開けてあります。

これでナカセイのスハフ42改めオハフ45に履かせるTR47が捻出できたほか、オハ46がオハ47に化けました。既にあるもう1両のオハ47(宮沢の生地ボディキット組み)とともに、急行「越前」編成の座席車に組み込みます。

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皆さま、ナカセイ=中村精密のプラ客車キットをご存知でしょうか。もう30年くらい前に発売された、いわゆる「板キット」です。こんにちの目で見ればモールドも無骨でプラモデルの域を出ていないのですが、プラ完成品さえほとんどない当時としては画期的なシリーズでした。
で、ウチには一応稼動状態のスハフ42が1両あるのですが、さすがに見劣りしてきたので、延命工事をして、ついでに急行越前編成のオハフ45(スハフ42の軽量版)に化けさせることを企てました。
これがナカセイのキットを組んだスハフ42です。シル・ヘッダーが無骨ですがプロポーションは悪くないですよね。。ホロが取れてしまっていますが・・・

ドアはHゴムなのでオハフ45には好都合です。

車掌室側の妻面。ちょっと窓が小さいですか?(^^; でも見られなくはないですね。テールライトはせっかく穴が開いているので点灯化するつもり。

反対側の妻面。こちらのテールライトはダミーですね。

窓ガラスが1ヶ所だけ抜け落ちていました。車内には落ちてなかったので、別のクリアパーツを探さねばなりません。

雨樋は一重表現なので軽量車体に振り替えるのに好都合ですが、屋根にはシワシワのキャンバス表現がされていました。鋼板屋根に似せるにはペーパーでナメてやる必要がありそうです。ガーランドベンチはちょっと扁平ですが、まあこのままでも問題ないでしょう。

このように車体関係は結構いいセンいっているのですが、足回りに問題がありました。台車が無骨で、しかも車輪が外れやすいのです。
上がナカセイ、下が日光モデルのTR47です。横から見る限りは少し大ぶりな感じがする以外、問題ないように見えますが・・・

下から見るとこのとおり。。厚さが全然違うのです。枕バネの板バネもずいぶん大きいですね。さすがにホイールベースは一緒ですが(^^;

一体鋳造の床下機器もディティールが無骨ですが、こちらはまあ目をつむれる範囲でしょう。

ということで台車だけ交換し、車体は要所を整備のうえ、再塗装だけで済ませることにしました。
さて問題の台車ですが、オハ46が履いている日光モデルのものを転用することにしました。このオハ46はペーパースクラッチの完全自家製です。

そしてオハ46には、以前、マニ37の台車をTR23のコロ改造台車化するときに、まとめてホビセンKATOの安売りで買ってきたものを履かせます。

まず供出するTR47をすべて外します。

枕バリ上面はエンドウや日光の台車と違ってフラットではありません。プラ部分の突起はすべて削り、両端の集電板だけは残すことにしました。

センターピン穴はφ4mmくらいあって、そのままだと元の段付きセンターピンがダブダブで使えないので、新たにセンターピンを受けるアジャスト板をプラ板から切り出しました。

台車のセンターピン穴周辺に接着剤を塗り、このアジャスト板を差し込んで接着します。

台車上面から見るとこんな感じになります。

接着剤が乾いたところで、元々ついていた木製床用マクラバリ(厚さ0.8mmくらい)を1枚挟んで、段付きセンターピンで台車を固定します。

なお、集電板が当たる部分はこのように穴を開けてあります。

これでナカセイのスハフ42改めオハフ45に履かせるTR47が捻出できたほか、オハ46がオハ47に化けました。既にあるもう1両のオハ47(宮沢の生地ボディキット組み)とともに、急行「越前」編成の座席車に組み込みます。

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