80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

峠を越えるワキ

2019-11-15 10:57:49 | 東北方面
11月に入りめっきり寒くなってきました。季節は移ろえど当工場は一貫して乱造ペースを維持しております。(←日本語おかしい)

前回突如として現れた50系客車。実はこちらと連動しています。TOMIX・EF71(1次形)。1年前の発売当時は「まーいっか..」とスルーしたのですが、板谷峠の動画を某Tubeで観たりしてるうちに「やっぱりほしい」となりました。プレステはお高くて手が出ませんのでノーマル版です。その代わりといいますか、年初に発売予定のED78も予約してきちゃいました。



さて、EF71はこれからゆっくりとパーツ付けて完成させていきたいと思いますが、今日の投稿のメインはタイトルのとおり「ワキ」であります。

スイッチバック全盛の頃はどんな列車が峠を越えてたのかな~と各種WEBサイトをブラウジングしていたところ、こちらのサイトに、こんな編成記録が載っていました。
奥羽本線424レ(S51.12.12)
↑山形(又は米沢?)
オハフ33-2065
オハ46-2668
オハ61-2578
オハフ61-2737
マニ60-2580
ワキ8757
EF71-2
EF71-1
↓福島

マニ60とか36が多い普通列車併結の荷物車に、一風変わった「ワキ8757」というパレット貨車(荷貨車)が入っています。他の客車はKATOや自作のクルマでカバーできそうなので、ワンポイントアクセントになりそうなこのワキを作ってみることにしました。

ところでワキ8000形ということは分かりますが、700番台という大きな番号がついています。これはナニ?と調べてみると、ワキ10000からの改造車のうちSG仕様車の区分と分かりました。ちなみにワキ8757という個体は広島に居たようなのですが、こんな東北の奥地まで入ってくるものなのでしょうか??

こちらのブログに8757そのものの写真がありました。汐留で撮影されたとのことで、東海道・山陽スジのニモレで汐留までは来ていたようです。台車は後年コキフ50000と交換されたとされますが、この時点では元ワキ10000系の証としてTR203空気ばね台車を履いていることがわかります。

で、とにかく廉価・お手軽にワキを作りたい人向けの定番商品といえばコチラ!ホビーモデルさんのワキ5000プラキットであります。車体のサイズはワキ10000と同寸。細部に拘らなければ問題ないでしょう。(適当)



さっそく瞬着とセメダインスーパーXを併用して車体を組み組み・・・。ひと晩で作るよーー♪(笑)



と意気込みましたがやっぱ無理。しかもダブルでムリ・・・。台車はKATOのTR203を使おうとしているのですが、ボルスタ高さが高すぎて車体側枕バリを大幅に削らないとダメ。しかも、車端部の作業性向上という名目でボギーセンター距離が500mm(約6mm)縮まっているらしいと聞くと・・・。仕方ないので元々の枕バリは全てカットして新しくプラ板で作り直しました。



芯皿はジャンク箱にあった絶縁ワッシャを用い、センターピンはφ3mmのツバ付ねじとしました。仮組みしたところ少しまだ腰高なので、ワッシャはもっと薄いものにするかも知れません。φ3ねじに合うスプリングは手元にないので復元バネはリン青銅板か何かで作りましょうかね。



お、いいですねー♪あとはベンチレーター乗っけて、妻板と屋根をブルーに塗って側板をシルバーに塗ればできちゃいます・・・か?なんかトラップありそうだけど。。



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コメント (2)
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