スイス旅行がだいぶ続いていて、そろそろ日本食が恋しくなりましたので、一時帰国して「和」の感覚を取り戻そうと思います。
せっかくなので思いっきり「和」の方向に振り切って、京都は嵐電のモボ631形を短期決戦で作っていきます。初回投稿の、まだ追番がない記事はこちら。
初回投稿にあるように車体はイコマ商会さんのペーパーキットを使います。モボ611形、621形、631形は改造タネ車が違うだけで同一車体なのでキットは便宜的にモボ621系となっています。
内容物を並べたところ。側板と妻板は貼り合わせ済みです。今は無きロコモデルを思い出しますね。
ところで、一番上にある横長の板だけは、実はキットのものではありません。「どうみても屋根板」で紹介した頂き物の内装材です。当時の記事では営団300形を作ろう!と相変わらず掛け声だけは勇ましいですが、結局は作らずに眠り続けていました。それが今回やっと日の目を見ます!
というのも、キットの屋根板のようすが一見しておかしいことに気付いたからです。この断面・・・これでは「どうみても床板」であります。厚さ3mmに合わせようとした結果でしょうか。両肩の小Rはまだしも、大Rの修正ってかなり大変なんですよね~、、、
で、パッとひらめいて引っ張り出したのがこの「どうみても屋根板」。どうですピッタリじゃあないですか。ただし厚さが4mmあって1mm高いので何とかしなければなりません。
速攻でなんとかしました。側板の上側を1mmカット。オーソドックスなやり方であります。
丁寧に測ったつもりでも、、、あらら側面方向幕の上側が欠けちゃった。。まあ追い追い修正しましょう。
組み立てます。すでに貼り合わせ済みなうえに、車体の前後端にある「絞り」も折り曲げ済みなのでラクはラクなのですが、逆に真四角じゃないために正確な幅を出しにくいなど、組み立てにちょっとした工夫と注意が必要です。結局、「屋根補強型紙」なる天井板の両サイドに補強材を接着し、それで幅を決めたあとに側板を接着するという工程で箱にしていきました。
ところが急いだばかりにこんな凡ミスを。。これは側板を1mm切り下げたからだけじゃないですね。元々ヘッドライト部分は屋根板も含めて切り欠いておく必要があったわけです。屋根板貼り付け前だったので、この後8mm四方ぐらいの切り欠きを入れておきました。
あと、こちらの方がかなり重症の凡ミス。説明書には「下から6mmの位置に補強材を貼る」となっていて、やけに高いな、上側が6mmってことかな?などと思いつつ、いつもどおり「下から3mm」の位置に貼ったのですが、オーマイガー路面電車スタイルのこの電車の床は限りなく地面に近かったのであります。これじゃ車輪が入らん!!
仕方ないので床板そのものはt0.5mmプラ板で作り直し、元の床板は両サイドをカットして補強材の間に落とし込むという、こんなスタイルでなんとかリカバーしました。強度は実質元の床板が負担してくれるので、プラ板でタテヨコに補強梁を入れるより結果として簡単に済み、側板の補強材の位置も低く抑えることができました。ケガの功名です。
屋根板は幅31mmになるように両サイドを落としたあとで肩Rと前後の絞りを整形。ABS樹脂らしいですが、加工には固すぎず柔らかすぎず、さらにカンナも木と同じ感覚で使えて非常に扱いやすい素材でした。切れ端は取っておいて、今後、オデコの整形などが必要になった時に使いたいと思います。f.babaさん、けっこうな品をいただきありがとうございました・・・って何年たってるんだか。。汗
屋根と車体をスーパーXクリアで接着して本日は終了。
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せっかくなので思いっきり「和」の方向に振り切って、京都は嵐電のモボ631形を短期決戦で作っていきます。初回投稿の、まだ追番がない記事はこちら。
初回投稿にあるように車体はイコマ商会さんのペーパーキットを使います。モボ611形、621形、631形は改造タネ車が違うだけで同一車体なのでキットは便宜的にモボ621系となっています。
内容物を並べたところ。側板と妻板は貼り合わせ済みです。今は無きロコモデルを思い出しますね。
ところで、一番上にある横長の板だけは、実はキットのものではありません。「どうみても屋根板」で紹介した頂き物の内装材です。当時の記事では営団300形を作ろう!と相変わらず掛け声だけは勇ましいですが、結局は作らずに眠り続けていました。それが今回やっと日の目を見ます!
というのも、キットの屋根板のようすが一見しておかしいことに気付いたからです。この断面・・・これでは「どうみても床板」であります。厚さ3mmに合わせようとした結果でしょうか。両肩の小Rはまだしも、大Rの修正ってかなり大変なんですよね~、、、
で、パッとひらめいて引っ張り出したのがこの「どうみても屋根板」。どうですピッタリじゃあないですか。ただし厚さが4mmあって1mm高いので何とかしなければなりません。
速攻でなんとかしました。側板の上側を1mmカット。オーソドックスなやり方であります。
丁寧に測ったつもりでも、、、あらら側面方向幕の上側が欠けちゃった。。まあ追い追い修正しましょう。
組み立てます。すでに貼り合わせ済みなうえに、車体の前後端にある「絞り」も折り曲げ済みなのでラクはラクなのですが、逆に真四角じゃないために正確な幅を出しにくいなど、組み立てにちょっとした工夫と注意が必要です。結局、「屋根補強型紙」なる天井板の両サイドに補強材を接着し、それで幅を決めたあとに側板を接着するという工程で箱にしていきました。
ところが急いだばかりにこんな凡ミスを。。これは側板を1mm切り下げたからだけじゃないですね。元々ヘッドライト部分は屋根板も含めて切り欠いておく必要があったわけです。屋根板貼り付け前だったので、この後8mm四方ぐらいの切り欠きを入れておきました。
あと、こちらの方がかなり重症の凡ミス。説明書には「下から6mmの位置に補強材を貼る」となっていて、やけに高いな、上側が6mmってことかな?などと思いつつ、いつもどおり「下から3mm」の位置に貼ったのですが、オーマイガー路面電車スタイルのこの電車の床は限りなく地面に近かったのであります。これじゃ車輪が入らん!!
仕方ないので床板そのものはt0.5mmプラ板で作り直し、元の床板は両サイドをカットして補強材の間に落とし込むという、こんなスタイルでなんとかリカバーしました。強度は実質元の床板が負担してくれるので、プラ板でタテヨコに補強梁を入れるより結果として簡単に済み、側板の補強材の位置も低く抑えることができました。ケガの功名です。
屋根板は幅31mmになるように両サイドを落としたあとで肩Rと前後の絞りを整形。ABS樹脂らしいですが、加工には固すぎず柔らかすぎず、さらにカンナも木と同じ感覚で使えて非常に扱いやすい素材でした。切れ端は取っておいて、今後、オデコの整形などが必要になった時に使いたいと思います。f.babaさん、けっこうな品をいただきありがとうございました・・・って何年たってるんだか。。汗
屋根と車体をスーパーXクリアで接着して本日は終了。
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