TOMIXのED76がいよいよ今週末に発売となるようです。待ち遠しいですね。
牽かせる客車としては、既報のとおり、譲り受けた14系14形を「さくら」に仕立てることを考えていますが、もう1本、急行「日南」「かいもん」の晩年編成として、寝台車を20系から24系25形に置き換えたものもいけるかなと考えています。既に20系を組み込んだ「日南」は仕立てているので、今度は「かいもん」でいこうかなと。
要は「つるぎ」用に確保している24系25形0番台を共用するという魂胆ですが、大きな問題が2つあります。
1つめはオハネ25の問題。手持ちはすべて0番台なのですが、当時の鹿カコの配置を調べると寝台側窓高さが低くなった100番台ばかりでした。以前の投稿で「とぼけるか」と書いたものの、やはりモヤモヤするので販売店を探してなんとか1両確保しました。実車が登場した当時は何となく窓が小さくて野暮ったい感じがあまり好きになれませんでしたが、すべて引退した今となっては逆に新鮮で、模型的なアクセントとしても好ましいと感じます。
2つめは方向幕とテールマーク(トレインマーク)の問題です。共用するとなれば可変式にするかその都度交換しなければなりません。この製品はどちらも表からハメ込むように出来ていますが、外すためには裏側から押し出してやる必要があり、いちいち車体を分解しなくてはなりません。そこまでして共用するなら新しく買った方がマシです。実際、2両のうち1両を既に新規購入してしまったので、これから書く内容も、今となっては正直ナンダカナァ~と思い始めてるんですが...w
ということで、「徒労」というワードが目の前でグルグル回っている現状ですが、実は思ったよりうまく出来てしまった高揚感の方がやや勝っていることもあるので、気を取り直して、巻き取り式でもパラパラ式でもない、「発射式方向幕」について書いてみたいと思います。
前に書いたように、この製品の側面方向幕は一応交換式となっていて、オハネフ25はデフォルトでは「彗星 新大阪」が入っています。中央の突起を裏側から押すと簡単に外れます。この仕組みを使って車体を分解せずに突起を裏側から押すギミックを考えます。
没頭して作ったので途中の写真がありませんが、これがそのギミック「方向幕発射装置」の主要パーツです。とはいえ仕組みは簡単で、“くさび”を打ち込むと棒が横に動いて方向幕の裏側を押す、という動きになります。素材はプラ板とプラ棒が主体ですが、耐久性を考え、棒の先にはφ1.0真鍮線を差し込んであります。
これを車端部の屋根裏にM2ネジ2本で固定します。ネジと“くさび”は緩くとめてあるため前後にスライドします。果たしてこんなんで棒を押し出すことはできるのか??
いよいよ実験。いっせーの・・・
せ!
飛んだwww
もっと遠くへ弾け飛ぶかと思て警戒したらそんなでもありませんでした。これなら紛失の心配もないですね。割と軽い力で押せたのはグリスをたっぷり塗り込んだおかげでしょう。
かくして車体を分解せずに方向幕を外す実験は成功裏に終わりました。これで晩年の「急行かいもん」が再現できる!と喜んだのも束の間、今まで考えが及ばなかった第3の問題点が発覚しました。
寝台車はいいとして、12系座席車(カツミ)は「急行日南」の方向幕がペタペタ貼り付けてあるのでこれも交換しなくてはいけません。何でこんな簡単なことに気付かなかったのか。クゥゥー....
さすがにあと5両分の「発射装置」を作る気力もなく、今回の晩年編成も「急行日南」、すなわち寝台車をスゲ替えただけという結末になりそうです。
ちなみにオハネフのテールマークにはこの発射装置は付けず「日南」を表示したままとし、「つるぎ」に使う時は中間封じ込め位置に連結すればオッケーです。
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牽かせる客車としては、既報のとおり、譲り受けた14系14形を「さくら」に仕立てることを考えていますが、もう1本、急行「日南」「かいもん」の晩年編成として、寝台車を20系から24系25形に置き換えたものもいけるかなと考えています。既に20系を組み込んだ「日南」は仕立てているので、今度は「かいもん」でいこうかなと。
要は「つるぎ」用に確保している24系25形0番台を共用するという魂胆ですが、大きな問題が2つあります。
1つめはオハネ25の問題。手持ちはすべて0番台なのですが、当時の鹿カコの配置を調べると寝台側窓高さが低くなった100番台ばかりでした。以前の投稿で「とぼけるか」と書いたものの、やはりモヤモヤするので販売店を探してなんとか1両確保しました。実車が登場した当時は何となく窓が小さくて野暮ったい感じがあまり好きになれませんでしたが、すべて引退した今となっては逆に新鮮で、模型的なアクセントとしても好ましいと感じます。
2つめは方向幕とテールマーク(トレインマーク)の問題です。共用するとなれば可変式にするかその都度交換しなければなりません。この製品はどちらも表からハメ込むように出来ていますが、外すためには裏側から押し出してやる必要があり、いちいち車体を分解しなくてはなりません。そこまでして共用するなら新しく買った方がマシです。実際、2両のうち1両を既に新規購入してしまったので、これから書く内容も、今となっては正直ナンダカナァ~と思い始めてるんですが...w
ということで、「徒労」というワードが目の前でグルグル回っている現状ですが、実は思ったよりうまく出来てしまった高揚感の方がやや勝っていることもあるので、気を取り直して、巻き取り式でもパラパラ式でもない、「発射式方向幕」について書いてみたいと思います。
前に書いたように、この製品の側面方向幕は一応交換式となっていて、オハネフ25はデフォルトでは「彗星 新大阪」が入っています。中央の突起を裏側から押すと簡単に外れます。この仕組みを使って車体を分解せずに突起を裏側から押すギミックを考えます。
没頭して作ったので途中の写真がありませんが、これがそのギミック「方向幕発射装置」の主要パーツです。とはいえ仕組みは簡単で、“くさび”を打ち込むと棒が横に動いて方向幕の裏側を押す、という動きになります。素材はプラ板とプラ棒が主体ですが、耐久性を考え、棒の先にはφ1.0真鍮線を差し込んであります。
これを車端部の屋根裏にM2ネジ2本で固定します。ネジと“くさび”は緩くとめてあるため前後にスライドします。果たしてこんなんで棒を押し出すことはできるのか??
いよいよ実験。いっせーの・・・
せ!
飛んだwww
もっと遠くへ弾け飛ぶかと思て警戒したらそんなでもありませんでした。これなら紛失の心配もないですね。割と軽い力で押せたのはグリスをたっぷり塗り込んだおかげでしょう。
かくして車体を分解せずに方向幕を外す実験は成功裏に終わりました。これで晩年の「急行かいもん」が再現できる!と喜んだのも束の間、今まで考えが及ばなかった第3の問題点が発覚しました。
寝台車はいいとして、12系座席車(カツミ)は「急行日南」の方向幕がペタペタ貼り付けてあるのでこれも交換しなくてはいけません。何でこんな簡単なことに気付かなかったのか。クゥゥー....
さすがにあと5両分の「発射装置」を作る気力もなく、今回の晩年編成も「急行日南」、すなわち寝台車をスゲ替えただけという結末になりそうです。
ちなみにオハネフのテールマークにはこの発射装置は付けず「日南」を表示したままとし、「つるぎ」に使う時は中間封じ込め位置に連結すればオッケーです。
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「徒労」で終わらせるのはもったいない
特許を取ってKATOさんに高く・・・一儲け^^
もういいやという気持ちと、もっと簡略化した方法でカツミの12系、否、他の車両も可変式にしたいという気持ちが入り混じってます。
メーカーは「一応」交換できるものは作っても、「簡単に」交換できるものは作らないんじゃないかな~たぶん。。模型売れなくなっちゃいますから。笑
こういうの大好きです。設計段階から組み込むことを考えれば、次回の製作に活かせますね。
ザブトーンありがとうございます。
本当は実物同様にクルクル回るやつがあったらいろいろな列車に化かすことができるので楽しいだろうなぁ~なんて思ってるんですが腕が追い付きません。
φ0.25光ファイバー敷きつめたらLED表示器もどきが造れないか!?なんて一度も考えたことありません!キッパリww