石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

6月21日午前4時30分に国立市西2丁目8番地で火災が発生しました

2008年06月21日 | Weblog
 こんにちは国立市消防団第一分団所属の石井伸之です。本日は早朝午前4時30分頃、国立市出火報が入り何事かと思い、作業服に着替えて青柳福祉センターの隣にある第一分団の消防小屋へ向かいました。

 状況を副分団長に教えていただくと、黒煙が上がって延焼中という無線が入っているので、落ち着いてポンプ車を運転するように言われました。

 この時間でも夏至だけあって、すでに明るく肌寒い雨が降っていても、ライトは必要無いくらいです。甲州街道から矢川通りを北上していくと濛々たる黒煙が見え始め、規模の大きな火災であると実感させられます。それにしても、赤信号を進むのは普段ありえないことなので、いくらポンプ車とはいえ非常に気を使います。

 第二小学校の前を右折して、すぐ左折したところで落車(180m分のホースが入っている手押し車のことです)を下して、私以外の団員は火点へ直行しました。さてさて機関員という立場の私としては、ポンプ車を離れることは、まかりならぬことであり、消火栓から水利も取れなかったので、はっきり言って留守番状態です。

 それでも、消防団の本団や消防署隊の方からいろいろと聞かれるので、それを本日の指揮者へ伝達して判断を仰いだり、必要なものを用意したり、報告書を作成したりという具合に、まるっきり暇という訳でもありません。

 午前5時前後には現地に到着したのですが、2階建ての店舗併用住宅は黒煙に混じって真っ赤な炎が噴き出しており、火勢の強力さが伺えます。はっきり言って、ここまで燃え盛ってしまうと、消し止めるのは時間がかかりますので、延焼防止に務めるのが主な活動になります。

 ポンプ車にいると、あらゆる無線が飛び込んでおり、緊迫した状況が伝わってきます。特に倉庫の中にあった、塗料缶が炸裂しないかどうか何度も確認しておりました。皆さんもご存じと思いますが、シンナーなどが入った塗料というのは、揮発性が高く、いくら一斗缶に入っていても温度が上昇すると、いつ発火するかわかりません。

 それでも、1時間半ほどの放水で消し止めることができ、塗料缶も火が入ることなく無事だったようです。アレだけ激しい火勢だった割には、けが人も死者も無かったのが不幸中の幸いでした。

 戻って来てからが大変で、泥だらけになったホースをデッキブラシで水洗いし、それを干して、落車の中に使った分のホースを詰め直してからは、水滴だらけのポンプ車を拭いて、ようやく終了です。

 本来であれば熟睡しているところを叩き起こされて、ハイテンションの中で消火活動をしていた疲れがドッと出てきます。結果的に8時過ぎまで片付けに時間を取られてしまいました。

 出火原因はおそらく調査中で、今日の夕刊もしくは明日の朝刊にのると思いますので、そちらを見ていただければと思います。それにしても、午前4時過ぎの火災が続いておりますので、燃え易いものを外に置かないように注意して下さい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする