(カミさんの愛情一杯の弁当。カミさんの料理はカミさんのブログをご参照のほど)
おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。
1月7日のブログ「私がせっせと鍋料理を作るわけ」では、カミさんから直接言われるより効果的な「第三者に向かっての勇気づけ法」の影響が大きかったことを書きました。
今回は、立場を換えて、カミさんがますます、せっせと料理にいそしむようになったわけについて書きます。
1枚の付箋紙が促進材料になりました。
ある日のことです。お昼にカミさんが作ってくれた弁当を食べていて、「オヤッ!?」と箸が止まりました。あまりにもおいしいのです。
私は、机の引き出しから黄色い正方形の付箋紙を取り出し、書きました。
いつもおいしいお弁当を僕のために作ってくれてありがとう。
とりわけ今日は、体調が悪いにもかかわらず、手の込んだ弁当で、とてもおいしかったよ。
ご飯もホカホカで、おかずもいらないくらいでした。
たまには感謝を込めてフィードバックします。
それ以後、不思議なことが起きました。弁当がますますおいしくなるのです。しかも際限がないくらい。
それだけではありません。夕食も、あらゆる場面に出てくる食事が日に日においしくなるのです。
ある日、その謎が解けました。
私の書いた付箋紙が台所の食器棚(下の写真、黄色い紙)に貼ってあるのです。
カミさんは、朝だけでなく、食事に取り掛かる際は、その付箋紙を見て、それから準備に入るのが習慣になりました。
この付箋紙、書いて渡してから10年以上経過しますが、いまだにご利益があります。
どうやら感謝を込めた書面は、永続的な効果があるようです。
◎使用上のご注意
我が家での料理にまつわる勇気づけを2回にわたって披露させていただきました。
ただし、これと同じようなことをなさろうとする方へのご注意です。
「付け焼刃は失敗します!」。「何か下心があるのではないか?」と勘ぐられるのが関の山です。
日頃の相互尊敬・相互信頼の関係があってこそ効力を発揮します。
安易にマネをなさらないで下さい。