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アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

今週の話題でジャイアンツファンのみならず野球ファンを落胆させたのは、読売ジャイアンツが工藤監督が率いるソフトバンクホークスに昨年に続いて4連敗したことだけでなく、その内容のお粗末さだったのではないでしょうか?

私は1970年代にメジャーリーグを日本に招いてコテンパンにやられた当時を思い出しました。
プロとアマチュアほどの実力差がありました。

東京ドームを使えなかった、CSのプロセスがなく高揚感を高められなかった、などは理由にはならないと思います。

スポーツ紙では「完膚なきまでにたたきのめされ、球団史に刻まれる屈辱的な大惨敗」と載っていましたし、また「4試合のチーム打率.132、安打数『16』はいずれも日本シリーズワースト記録で、得点数『4』も2005年の阪神のワースト記録に並んだ」という記事を読むと、怒り・失望を通り越して「あきれ果てた」としか言いようがありません。

その中から私は、3つの新聞紙面を結びつけてある論評をします。

ご関心のある方はご覧ください。
ご興味のない方は、1.2.をカットしてください。

1.yahooニュース 巨人大物OBが指摘する巨人が4連敗した3つの理由「調整力」「捕手力」「育成力」…「原監督は謙虚に反省せよ」(11/26(木) 6:11配信)

巨人の大物OBでヤクルト、西武で監督を務めた広岡達朗氏が敗因として指摘したのは、「準備力」、「捕手力」、「育成力」の3つの違い。
「OBとしてショックだ。フロントを含め原監督以下のコーチ、選手は謙虚に反省せよ」と苦言を呈した。

「内から人を育てること。それこそが原がシリーズの負けから学ぶべきことなのだ」
 球界大御所からの辛口メッセージ。2年続けて屈辱を味わった原監督は、どう受け止めるのだろうか。
 (文責・駒沢悟/スポーツライター)

「捕手力の違い」は、2.を読むと納得できます。

2.Full Count 甲斐拓也が“巨人封じ”の真実を独占激白 キーマンに定めた岡本和真の崩し方(インタビュー2020.11.26)

以下は必読です。

昨日の「産経抄」に出ていた内容です。

桑田真澄と清原和博の「KKコンビ」が投打の中心だった大本命のPL学園を昭和59年夏の甲子園の決勝で破ったのが当時の、木内幸男監督が率いる取手二校。

秋の国体が終わると、取手二校のグラウンドに桑田真澄さんの姿がありました。

負けた理由を知りたかったのです。

そこで知ったのは「管理野球」とは程遠い「のびのび野球」で、練習でも試合でも笑顔でプレーする姿に驚いたのです。

これは原監督のことではありませんが、阿部二軍監督率いるチームが中央大学の野球部と練習試合をしたとき、大学野球チームに破れた罰として選手をホームから外野のポールまでの往復を走らせた話を鮮明に覚えています。

こんな発想が監督から出てくるチームは、二軍とは言えまともなチームとは思えません。
どこかの時代錯誤の「スポ根」高校野球部でしか見られません。

私はお勧めします。

原監督は、ジャイアンツのOBでもある工藤監督を密かに訪れ、どんなチーム編成をしているのか、育成の基本方針は何なのか、謙虚に学びに行くことです。

さらには、桑田真澄氏をこのオフに臨時コーチに招いて、今後の野球のあり方を教えてもらったらいいと思うのですが、いかがですか?

自分が指導したOBなどを通じて敗北・失敗からの学ぶことが最高の糧になると思うのです。

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