おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(1月6日)は3カ月に1回の体調管理のために東京女子医科大学病院に行って血液検査と医師の診察を受けてきました。
16:30には熊野英一さん(株式会社子育て支援 代表取締役)がご来社。
新著『急に「変われ」と言われても』(杉山錠士氏との共編著、発売 小学館、発行 小学館クリエイティブ、1,500円+税)をお届けのためです。
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私は返礼のために『アドラー流 へこまない心のつくり方』(三笠書房 王様文庫、680円+税)を差し上げました。
熊野さんから私が学んでいることは、大きく次の2点です。
熊野さんは第1に、年末に仲間のためにサンタ・クロースの役割を果たしました。
ご著書の中から80冊もの本を無償でプレゼント(送料も負担)されたのです。
フェイスブックでは「サンタさんから本が届いた」という記事が躍っていたこともあります。
熊野さんは第2に、現代の二宮尊徳のような振る舞いをする人です。
二宮尊徳に「たらいの水」の教えがあります。
たらいの水を自分の方に引き寄せようとすると、水は向こうに逃げてしまいます。
ところが、相手にあげようと押すと、こちらに帰ってきます。
幸福を独り占めしようとすると逃げてしまうが、相手のために尽くしていると、幸福はあちらから勝手にやってくる、という教えです。
さまざまなワークショップに熊野さんが参加していると、情報を惜しげなく提供してくれるし、チャットで勇気づけをされる方です。
仏教でいうと「布施」の精神を体現されている方です。
私に対しても本を出すたびに贈呈してくれますし、昨日の1時間ばかりの会話の中でも貴重な情報をもたらしてくれます。
ところで、『急に「変われ」と言われても』の出版のいきさつです。
4月7日に政府から初出された緊急事態宣言が明けた5月末、7夜連続で行われたオンライントークイベント「My Revolution 2020~これからの『仕事』『家族』『自分』を描く7日間~」がベースになっています。
何とその時、参加者は「無料」でした。
しかもゲストは、前野隆司氏、田中靖浩氏、林田香織氏、藤田一照氏、副島賢和氏、三谷宏治氏というその道の第一人者をお迎えしてのイベントでした。
私は読みかけの本を差し終えて田中靖浩氏との対談と「まえがき」「あとがき」の部分を読んでしまいました。
いけない!
ぐっと我慢して読みかけの本をとにかく読んでしまおうと決心しました。
この本は2度目の緊急事態宣言渦中こそ必要な本です。
熊野さん、あなたは他の数人の方々と次の世代のアドラー心理学を担う人でもあります。
その「布施」(施し)の精神をもとにアドラー心理学の世界のモデルとしてご活躍のほどを期待しております。
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<お目休めコーナー>1月の花(7)
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