おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(1月20日)は、某食品メーカーの茨城県の研修施設の大きな研修室で補佐役を担っていただいるM課長と2人で20人の管理者を対象にオンラインで研修の3日目を行っていました。
終わってみれば大成功で、受講者からはチャットでとても肯定的なご感想と感謝のお言葉をいただきました。
これもM課長のいきな計らいで、その内容を印刷してお渡しくださいました。
それだけではありません。
来週別のグループの研修があるにも関わらず、その前に来年の1月後半~2月前半の日程で次年度のオファーもいただきました。
この3日間の研修は、リーダーに必要なキーワードを「人間力」「戦略力」「変革力」「影響力」として何回も繰り返すやり方でした。
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受講者の方々は完璧にハイ・パフォーマー(業績優良者)で、しっかりと「共感力」「協力的姿勢」「向上心」「責任感」を備えていました。
Webexを使ったオンライン研修でも、さまざまな演習・討議場面で私はそのことを確認できました。
集合型研修と違って私が留意したのは、次の点でした。
・ブレイクアウトセッションでの2人一組での演習、グループ討議などでは、事前に細やかな注意事項を書いたスライドを用意して、指示の確認を要することがないようにしたこと
・大きなボディランゲージと表情、言葉のトーンを使って受講生の関心を引き続ける努力をしたこと
・講師の言葉がしっかり届いているかどうか、受講生にボデイランゲージを使ってフィードバックをしてもらっていたこと
・集合型研修で私が頻繁に、短時間で討議を展開する講師であることを生かせないので、適宜個人的なメモを書いてもらって、それをブレイクアウトセッションにつなげるようにしたこと
・ずっとパソコンに向かって座り続けている受講者のためにストレッチングとリラクセーションを入れたこと
研修中に私を支えてくれていた言葉がありました。
それは、パラリンピックの創始者であるルードヴィッヒ・グットマン博士の言葉でした。
「失われたものを数えるな。残されたものを最大限に生かせ(It's ability and not disability that counts.)」
これは、集合型研修がオンライン研修に変更したことでできなくなったことを考えることでなく、オンライン研修だからできることにフォーカスすることでした。
最初の様子見の度合いは集合型よりも強かったのですが、慣れてくるとだんだんと心を開いて、集合型だと聞きにくいことも質問・意見として出してくれる傾向も感じました。
これからますます続くオンライン研修、私はそこに可能性を込めたい。
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