おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(1月11日)は11:00~13:00にアドラー心理学ゼミナールで
『大切な人を亡くした人に知ってもらいたい5つのこと』
のタイトルで 井手敏郎さん(一般社団法人 日本グリーフ専門士協会 代表理事)を講師にお招きし、貴重な資料をもとにご講演いただきました。
https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/569
井手敏郎さんの『大切な人を亡くしたあなたに知ってほしい5つのこと』(自由国民社1,300円+税、昨年10月発刊)の出版を記念しての催しでした。
このゼミナールは会場での集合開催(11名参加)とオンライン開催(26名参加)のハイブリット型で行う、事務局としては初体験でした。
直前になって「Zoomに入れない」「URLなどが送られていない」などの電話やメールが5人ほどから入りてんやわんやでした。
少々遅れて私が会場とオンライン参加の皆様に開会のあいさつをし、以降は討議・演習を含めて比較的順調に進みました。
私の参考になったことは、大きく次の4つです。
1.グリーフにつながる喪失体験は、死別(ペットロスも該当)だけでなく生別も身体の一部の機能の喪失なども含まれ、日々の生活の中にあること
2.グリーフの与える影響は(1)感情、(2)身体、(3)社会、(4)精神、(5)未来にも及ぶこと
3.哀しみへの触れ方として「敬話・敬聴」の控えめな態度が必要であること
4.喪失悲嘆には7つの局面(グリーフスパイラル)があること
最後に井手さんは、グリ―フケアのためにコミュニティで支え合うことと、グリーフサロンと専門士の資格取得をお勧めでした。
なお、ヒューマン・ギルドの会員、この講座を受講された方は受講料を1万円引きにしてくださるそうです。
側で拝見していて感じたのは、井手さんが講演家としても一流であることです。
最初の掴みが巧みですし、まるで役者のように話のトーンを変えたりで、私もとても参考になりました。
井手さんは、YouTube ヒューマン・ギルド「アドラー心理学専門チャンネル」に11月に2度ご出演いただき好評を博しています。
11月の2つ配信されています。
こちらもご覧ください。
ところで、アドラー心理学ゼミナール と言えば、2月にご担当の岩村 篤さん も講座を受講されていらっしゃいました。
3つの大学院で修士号を取得され、現在も社会人学生として慶応義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科 後期博士課程在籍中の「マナビスト」です。
(1月日撮影)
私の席で2月11日(木・祝)11:00~13:00に『生涯学び続けること―大学院を3つ修了した私の学びの原動力』のタイトルで 行うアドラー心理学ゼミナール の概要をお伝えいただきました。
※講師からの内容説明※は、次のとおりです。
アドラー心理学を学ぶ皆さまは、どんなモチベーションで勉強をされていますか?
研修やカウンセリングで役立てたい、新しい人生のための学び直しをしたい、そして、新しく学んで、もっと人と関わって、もっと素敵に輝いていたいなど、学びにかける期待もさまざまではないでしょうか。
一方で、学びは何かの役に立つのだろうか、今の学びスタイルは果たしてこのままでよいのだろうかなど、学びに迷いや不安を抱いている方もいらっしゃると思います。
このセミナーでは、これまでサラリーマンをやりながら3つの大学院に通い、今も博士課程に通う経験から、アドラーを学ぶ皆さまに、さらにステキに学び続けていただくためのヒントをお伝えできればと思います。
ヒューマン・ギルドがオンラインシフトしているこれからの講座がますます楽しみになってきますね。
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