アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(7月15日)は、大阪で某アルミ・メーカーの新任管理者研修(2日間コース)の1日目を担当し、18:07新大阪発の新幹線のぞみ号で東京に帰ってきました。

研修をしていたのは、大阪駅の近くでしたが、大阪の緑の少なさには違和感を覚えました。

タイトルは変わりますが、菅総理のリーダーシップ批判の最終回です。

参議院議長の西岡氏が論文で、東京電力福島第一原子力発電所事故発生以来の首相の対応について「強い憤りを覚えている」と強調、「脱原発」に傾いていると指摘される首相の行動を「疑似市民運動の野望家らしい振る舞い」「場当たり政治家」などと厳しく批判していることは、2日前に書きました。


私は今から、団塊の世代の男性リーダーで、特に学生運動、市民運動をしていた人たちは、第一線から退くべきだ、という論を展開します。

団塊の世代は、狭義には1947年から1949年の生まれた世代ですが、広義には1946年から1954年までに生まれた世代という説もあります。

ところで、菅総理は1946年の生まれ、広義の団塊の世代の最初の年に生まれた人で、学生運動、市民運動の経験者です。

菅氏が学生運動をしていた時期から「4列目の男」として知っている佐々淳行氏は、産経新聞の 「金曜討論」 (7月15日)で「一刻も早く退陣すべきだ」と述べています。


私の団塊の世代のリーダーで、特に学生運動、市民運動をしていた人たちは、第一線から退くべきだ、という持論の根拠は、宮台真司の次のような言葉によるものです。

諸富祥彦先生の編著による『「宮台真司」をぶっとばせ!―“終わらない日常”批判』(コスモス・ライブラリー)の分担執筆をするため、宮台の本を読んでいたら、どの本かは忘れてしまいましたが、団塊の世代の人たちは旧秩序を破壊することはしてきたが、新しいものは何一つ創造してこなかった、という指摘です。


菅総理は、7月15日に行われた閣僚懇談会で、将来的な脱原発方針を「私個人の考えだ」と釈明したことが明らかになりました。

国のトップが ― 内容がどんなことであれ ― 「個人の考え」でスタンドプレーをしたなら、国家は迷走するばかりです。

団塊の世代のリーダーで、特に学生運動、市民運動をしていた人の代表格の菅総理は、「一刻も早く退陣すべきだ」と言われても仕方がないのです。


<お目休めコーナー> ホテルモントレ大阪の庭で

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(7月14日)は、大阪で某アルミ・メーカーの新任管理者研修(2日間コース)の1日目を担当しました。

17:30に研修を終え、17:40から隣のパ-ティー・ルームで懇親会が始まりましたが、18:20には終わりました。
こういう懇親会、大歓迎です。ホテルに早めに帰って、たくさんの仕事をこなせました。


さて、菅総理のリーダーシップを会社の社長にたとえて、「放漫経営」や「放任型リーダーシップ」として批判してきましたが、C.I.バーナードという経営学者(大手電信会社の副社長)の「権限受容説」の立場からも批判します。


一例を出します。菅総理の脱原発発言に対する閣僚、幹事長の発言です(毎日新聞7月15日朝刊から)。

 「遠い将来の希望について首相の思いを語られた」。
枝野幸男官房長官は14日の記者会見で、「原発に依存しない社会を目指す」との首相発言は政府方針ではなく、首相の個人的な「思い」との見解を示した。

海江田万里経済産業相も衆院東日本大震災復興特別委員会で「将来のエネルギー電力供給の方向性として示された」と用意した紙を読み上げた。

民主党の岡田克也幹事長は記者団から「首相の思いは党の方針か」と聞かれ、「民主党ではない」。


このことは、菅総理の記者会見での発言が、内閣とも党とも摺りあわせをしていないことが明白です。

つまり、菅総理の権限は、もっとも支えるべき立場の枝野官房長官にも、岡田幹事長にも受容されていないのです。

ここで、「他の人にある行為をする、しないに影響を与える、周囲あるいは相互間の合意に基づく力(パワー)」としての権限を、「その部下が上長者が自分に対して持っている力を認めること」とする「権限受容説」から見ると、菅総理の権限は、部下によって受容されていないことが明白です。

権限受容説をもとわかりやすく書くと、「1つの命令が権威を持つかどうかの決定は命令を受ける側にある」とする理論です。

菅総理は、俗な言い方をすると、「部下からの信望がない」のです。

本当にいいのでしょうか、日本の宰相のリーダーシップがこれで。


◎お勧め:リーダーシップを学ぶ方の必読書です。

勇気づけのリーダーシップ心理学
岩井 俊憲
学事出版

「勇気づけ」のことは、ほんの少しで、リーダーシップやモチベーションのことが書かれています。

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

大阪に来て、大阪駅近くのホテルモントレ大阪に泊まっています。
ホテルモントレは、札幌に出張したときは定宿にしていましたが、昨年から大阪でも使い始めました。

建物、家具、室内がヨーロッパ調で、とても居心地のいいホテルです。

ところで、居心地のいいホテルで、もう居心地のよさから離れてほしい「宰相不幸社会」の主、菅総理のリーダーシップを会社の社長にたとえてみました。

今朝、ホテルの部屋に届いた毎日新聞の「記者の目」担当の中井和久記者の表現を借りれば、「羅針盤なき航海」のようです。
私に言わせれば、「放漫経営」そのものです。会社を倒産させます。

1.この社長、発言がぶれっぱなしです。
ぶれた発言は、数が多すぎて書けないくらいです。
そもそもビジョンもミッションも持ち合わせていないのです、この人。

2.この社長、役員との不一致があちこちでおきています。
海江田経済産業大臣は、何度も煮え湯を飲まされています。
与謝野経済財政担当大臣は、この社長の「原発に依存しない社会を目指す」との記者会見に批判的です(テレビのニュースから)。

3.この社長、監査役から取締役や社員に対して解任呼びかけが行われています。
西岡参議院議長は、東京電力福島第一原子力発電所事故発生以来の首相の対応について「強い憤りを覚えている」と強調。
「脱原発」に傾いていると指摘される首相の行動を「疑似市民運動の野望家らしい振る舞い」「場当たり政治家」などと厳しく批判、「首相は『全原発の廃炉、脱原発の運動』を鼓舞した。全国の電力供給を重大な危機に陥れている。日本経済は首相の対案無き『脱原発』の掛け声によって大打撃を受け、東日本大震災復興にも大きな打撃を与える」との認識を示しました(YOMIURI ONLINE)。

4.この社長、前社長たちから社長室に押しかけ、退陣を迫る構想が浮上しています。
退陣表明しながら居座り続け、混乱を次々引き起こしている首相へのいらだちを募らせる前原誠司前外相の主導によるものですが、
党代表経験者は、首相を除くと、鳩山前首相、小沢一郎元代表、前原氏、岡田幹事長の4人。ただ、4人の間で意見の一致は見られていません(これもYOMIURI ONLINE)。

5.この社長、社員からも、お客様からもそっぽを向かれています。
民主党の中には、首相退陣を求めるグループがたくさんいますし、内閣支持率はとうとう10数パーセントになりました。

 
菅総理のリーダーシップは、典型的な「放任型リーダーシップ」です。

そして、物事への対処がリアクティブ(受け身)です。
リーダーは、もっとアクティブ、プロアクティブ(理念を持って、先の先まで読んで手を打つ)でなければなりません。

リーダーシップ論からすると、いち早くリーダーの地位から降りないと、組織をメチャメチャに破壊してしまうリーダーのタイプです。

このことで、もう1回書くことがあるかもしれません。


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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨晩(7月12日)は、神楽坂のゑーもんに4人が集いました。

根本 忠一さん(日本生産性本部 メンタル・ヘルス研究所、写真右奥)

上田 敬さん(CDPサポート 代表、元㈱日立製作所労政人事部主管、右手前) 

ナガトーかおるさん(ヒューマン・ギルド ファシリテーター、写真左) 

そして、私です。

公益財団法人 日本生産性本部 主催の 第33回メンタルヘルス大会 のトリを飾る対談のための顔合わせ兼打ち合わせのためです。

8月29日(月)9:30-18:30にJA共済ビル カンファレンスホールで

個の時代の仲間意識と人間形成
 ~打たれ強い人と組織をつくるために

と題して行われる対談は、16:10~17:30に次の内容で行われます。

組織において、自分らしく生きるということと、組織にとり有益な存在になるということは職業人としての大きなテーマです。
「自分らしい生き方・働き方」を謳うキャリアカウンセリングと、『共同体感覚』をキーワードに人と人との関係性

7月18日(月、祝)にアドラー心理学ゼミナールで講演デビューする ナガトーかおるさん、8月29日(月)は、大きな大会の対談デビューです。

対談相手の上田 敬さんとは、息ぴったりのようです。

この会を企画してくださった根本忠一さん、率直な話を聞かせてくれた上田敬さんに感謝申し上げます。

なお、ナガトーかおるさんは、ご自身の7月13日のブログで 「胸を借りる」 として書いています。


公益財団法人 日本生産性本部 主催の 第33回メンタルヘルス大会 、他にも豪華キャストを招いて開かれます。
是非、ご参加ください。

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

7月18日(月、祝)11:00-13:00開催の アドラー心理学ゼミナール でこの人が講師を務めます。

4月からヒューマン・ギルドのファシリテーター(常勤)としてご活躍のナガトーかおるさん

 

私の7月5日のブログでは、

メンタルヘルス大会にこの人が ― ナガトーかおるさんデビュー  

 

として、公益財団法人 日本生産性本部 主催の第33回メンタルヘルス大会でデビューすることをお伝えしています。

日時:8月29日(月)9:30-18:30 
場所:JA共済ビル カンファレンスホール


永藤さんは ヒューマン・ギルドtwitter でもつぶやいています。


ところで、アドラー心理学ゼミナールに戻ると、
テーマは、

旅から学んだこと

として、ご本人は、こんな概要を書いています。

昔、頂いたお給料はそっくり旅に消えていた時期がありました。勢い余って半年放浪していたことも。形に残るものは何一つありませんが、学んだことは山ほどあります。そんなお話をさせていただきます。

最近のご自身のブログでは、「旅」に関してこんな記事も。
彼女の文章は、面白いですよ。
 

良い子は真似してはいけません

「旅」と「旅行」と


ヒューマン・ギルドでは、ELM(勇気づけ勉強会一般コース)や企業研修の講師をやっていただいておりますが、講演としては初登場です。

◎お申し込みは、ホームページの「アドラー心理学ゼミナール」の申し込みフォーム、メール info@hgld.co.jp、 電話 03-3235-6741から


 

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(7月11日)は、ヒューマン・ギルドで9:30-17:30

「感情のコントロール法」のセミナー

を開きました。

参加者数は7名と少人数でしたが、講師の私にも学びの多かった1日でした。

参加者には、ヒューマン・ギルドでアドラー心理学を学ぶ人たちに加えて、コミュニケーション研修講師の 戸田久実さん も参加され、ブログに

怒りの感情は悪者ではなく、感情はコントロールできる

として詳しく書いてくださっています。

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(7月9日)は、日本臨床・教育アドラー心理学研究会の第1回大会のために文教大学(埼玉県越谷市)に行ってきました。

私は、鈴木義也先生(東洋学園大学教授)、会沢信彦先生(文教大学教授)、深沢孝之先生(山梨北病院  臨床心理士)と共にこの会の発起人を務めました。

鈴木さんは、基調講演で「アドラー心理学の未来」として、アドラー心理学の中にある構成主義(「客観的・本質的なものは存在していない」という仮説)、構造主義(「客観的・本質的なものは存在している」という仮説)という、いいお話をしてくれました。

次のシンポジウムでは、深沢先生がコーディネーターとして、パワーポイントを使って「僕の心理臨床とアドラー心理学」、シンポジストとしては、トップの会沢先生が「教育とアドラー心理学」、鈴木先生が「臨床とアドラー心理学」のお話し。

最後に私が(1)私自身の立場、(2)私の長年の思い、(3)アドレリアンとは、の3点の話をして、鈴木先生の言われる「構成主義」としてのアドラー心理学=理論、「構造主義」としてのアドラー心理学=思想と位置づけ、「アドレリアン」たる者、アドラー自身の本を読もう、臨床にアドラー心理学を生かそうとするならば早期回想をもとにしたライフ・スタイルを分析できるようになろう、と檄(げき)を飛ばしました。

参加者数は31名、このうちヒューマン・ギルドの会員が25名でした。

久しぶりの研究会(学会)、とても刺激になりました。

私は、懇親会を失礼して家に帰り、ペルグリーノ博士のワークショップのテキストの翻訳に励みました。
お陰でそこそこ進みました。

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

早いもので、7月も9日目になりました。

7月上旬の身辺雑記として2回目です。
2つのことを書きます。

1.労働組合対象の勇気づけのリーダーシップ研修

2.出版のこと

1.労働組合対象の勇気づけのリーダーシップ研修

昨日(7月8日)の午前中は、アステラス労働組合の中央執行委員18名を対象とした

勇気づけのリーダーシップ

と題した研修を行いました。

 

会場は、熱海のアステラス熱海研修センター。
熱海駅を降りて、伊豆山を目指し、10分ほどタクシーで行ったところです。

自然にも眺望にも恵まれた、すばらしい研修施設でした。


(研修室から)


(熱海の海を望む)

組合幹部の研修はあまり行っていませんでしたが、皆さん実に熱心で、討議や演習も活発、質問もたくさん出ました。


2.出版のこと

ロングセラーの『勇気づけの心理学』(金子書房)の増補・改訂版を8月末に出します。

勇気づけの心理学
岩井 俊憲
金子書房

それに伴い、原稿チェックが大変です。

金子書房の編集部のTさんが実に細かいチェックをしてくれました。

私は、ほぼ全てに了解しました。大まかかなチェックでした。

次に、元雑誌社に勤めていたことがある 永藤かおるさん にチェックをお願いしました.

すると、下の写真のとおり、修正箇所がいっぱい。

私は、2人の完璧主義者の女性(出版社と社内)に助けられています。

『勇気づけの心理学』、いい本になって再デビューしますよ。
お楽しみに。


ところで、これからは私の本が、この『勇気づけの心理学』を含めて半年以内に3冊出ることになりそうです(この他に分担執筆の本が1冊)。

A出版社からは、企画会議を通った、と連絡がありました。

G出版社は、来週に企画会議待ちですが、感触はよさそう。

私は、ある部分は完璧志向なのですが、本のことはアバウト。
身近にいる完璧主義者に助けてもらおうっと。

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

「思い込み」について書きます。

研修をご依頼いただいている企業を16:15に訪問するため、出先に行くことになっていた ナガトーかおるさんと「赤坂の東急ホテルのロビーで16:00に落ち合いましょう」と申し合わせました。

彼女は「日枝神社の近くの東急ホテルですね」と確認しました。

私は、日枝神社は赤坂にあるので、「そうです」と答えました。

私は、赤坂見附の赤坂エクセルホテル東急のロビーに16:00に行きました。彼女はいません。

携帯に電話すると、彼女はザ・キャピトルホテル東急にいたようです。
一駅違う国会議事堂駅の近くです。

私は、一足先に客先に行き、彼女は遅れてやって来ました。

どうも思い込みがすれ違いを呼んだようでした。

帰路、お互いを責めることもなく、たんたんと次の客先に向かう2人でした。

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

7月に入ってかなり忙しく、職場だけでなく家でも仕事をしています。

それでも、ところどころに息抜きを入れています。また、不要不急の用件は、どしどしカットしています。そうでもしなければ身が持ちません。

さて、日付ごとのトピックスは以下のとおりです。

7月4日(月) 西麻布の権八(ごんぱち)で懇親

㈱ヒューマックス の代表取締役の木村 孝さんからバイオダイナミックス研究所 の若本勝義社長ご夫婦と一緒にご馳走になりました。


(2階から撮影)

この店は、小泉さんが首相の頃、ブッシュ大統領を伴って行った場所として有名です。

とても高そうなので、自分では行かない、きっと。


7月5日(火) リーガロイヤルホテル東京でランチ


(この他にも顔を出したくない受講者が存在)

この日は、ELM(勇気づけ勉強会)の最終日なので、リーダーのナガトーかおるさん、受講生の方々とリーガロイヤルホテル東京のコルベーユでランチ。

メインだけ決めたら、あとはブッフェ・スタイル。

皆さん、よく召し上がること。
私は、ご飯もパンもいただきませんでした(その代わりケーキ食べちゃった)。


7月6日(水) 地方自治体向けの研修のプレゼン

社団法人 人財開発支援協会 の顧問の立場で午後50分ほど永田町の都道府県会館で九州・中国地方の県の担当者に研修のプレゼンをしてきました。

パソコンを使用できなかったのは、ハンデになりそうでしたが、30人近くの人をぐっとひきつけました。
どれだけ仕事に結びつくか楽しみ。


ペルグリーノ博士の「豊かな家族を築くために」ワークショップのテキストの翻訳(カミさんが下訳)の仕事は、日々家で行っています。

実にいい内容で、家族関係をよくしたい人やSMILEリーダーなどは、名古屋まで受講しに行く価値があります。

このことは、本日会員向けに発信するメルマガでも触れます。

■名古屋で「豊かな家族を築くために」ワークショップ 
会場:ウィルあいち-愛知県女性総合センター
  (名鉄瀬戸線「東大手駅」徒歩8分)
日程:7/30(土)7/31(日)
両日10:00~17:00
受講料:34,000円(テキスト、税込み)

内容や申し込み方法などは、こちら をご参照ください。

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

7月5日の午前中に辞任した松本龍復興相が7月3日に宮城県庁での村井嘉浩知事との会談で語った言葉を反復してみましょう。

ご存知のない方は、次をご覧ください。

毎日新聞 2011年7月5日 東京朝刊

YouTube  松本復興相、宮城県知事と会談


マスコミの一部は、松本龍元復興相の次のような命令口調をいかがなものか、と批判していました。

「今、後から(村井氏が)入ってきたけど、お客さんが入ってくる時は、自分が入ってからお客さん呼べ。いいか。長幼の序がわかっている自衛隊ならそんなことやるぞ。分かった? しっかりやれよ」

「愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)」 では、第5章で「命令口調」と「お願い口調」として教えています。

「お願い口調」にしてみると、どうなるでしょうか?

「・・・・お客さんが入ってくる時は、自分が入ってからお客さん呼んでいただけませんか?・・・・・しっかりやってくれるとうれしいです」

なんだか、なじみませんね。


私は新聞やテレビを通じて、この人(松本氏)は知事などに対してまったく尊敬の念がないことを残念に思っていました。

昨日の「報道ステーション」では、東北地方の市長・町長を呼びつけにしているのを観ました。

口調の問題ではないのです。
人間として尊敬の念を持たない人がどんなに装飾した言葉を語っても、相手の心を動かせなません。


ついでながら、釈明記者会見での「(自分は)B型で短絡的なところがあって・・・・・」という発言には、それこそ短絡的かつ決め付けだと思ったB型の私でした。


◎ブックマークに一人追加しました。

ブックマークに金田真美さんを追加しました。
金田さんは、ヒューマン・ギルドでアドラー・カウンセラー養成講座SMILEリーダー養成講座などを受講され、カウンセラー、SMILEリーダーとしてご活躍です。

M・M日記~タロットも使っちゃうカウンセラーのつぶやき

昨日(7月5日)、ヒューマン・ギルドにいらっしゃり、「岩井先生にご挨拶。」 という記事を書いておられます。


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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

まずは、こちら をご覧ください(特に2ページ目です)。

公益財団法人 日本生産性本部 主催の第33回メンタルヘルス大会でヒューマン・ギルドのファシリテーターのナガトーかおるさんがデビューするのであります。

日時:8月29日(月)9:30-18:30 
場所:JA共済ビル カンファレンスホール

ご本人は、講師を引き受けてから最初平然としていましたが、ことの大きさにだんだんプレッシャーを感じてきているようです。
やはりこの状況ではプレッシャーを感じてもらわなければ。

何せ、この大会を主催する日本生産性本部メンタルヘルス研究所は、日本のメンタルヘルス運動の草分け。

この大会の講師陣がすごい。

上田 紀行氏(文化人類学者 東京工業大学大学院 准教授)

高塚 雄介氏(日本精神衛生学会 理事長、明星大学大学院 人文学研究科長)

大野 裕氏(日本認知療法学会 理事長、国立精神・神経医療研究センター 認知行動療法センター 所長)

など


ご本人の担当は、CDPサポート代表(元㈱日立製作所労政人事部主管)の上田 敬氏との対談。

個の時代の仲間意識と人間形成
~打たれ強い人と組織をつくるために


のタイトルで、次の内容になります。

組織において、自分らしく生きるということと、組織にとり有益な存在になるということは職業人としての大きなテーマです。
「自分らしい生き方・働き方」を謳うキャリアカウンセリングと、『共同体感覚』をキーワードに人と人との関係性を重視するアドラー心理学の視点の双方から、ストレスに強い人と組織の作り方を論じ合っていただきます。

この人、紅一点の講師として涼しい顔で対談をやってのけることを信じています(アヒルの水かきかもしれませんが)。

応援してくださいね。

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

7月は、大忙しの月です。

研修も目白押し。出張も熱海、大阪、山形、栃木、愛知と続きます。

何よりもペルグリーノ博士が7月28日(木)にはやって来る。

ワークショップのテキストの翻訳もやらなくてはならない(実際は、下訳チェック)。

手帳を見たら、交感神経が高揚。

今月は、ブログに割く時間を大幅に減らします。


暑い夏、みんなも元気に乗りきろうね。


ペルグリーノ博士のワークショップ(通訳:埴原由美さん、ファシリテーター:岩井俊憲)

講師ぺルグリーノ博士

■名古屋で「豊かな家族を築くために」ワークショップ 
会場:ウィルあいち-愛知県女性総合センター
  (名鉄瀬戸線「東大手駅」徒歩8分)
日程:7/30(土)7/31(日)
両日10:00~17:00
受講料:34,000円(テキスト、税込み)

■浜松で「勇気づけ」ワークショップ 
会場:サンレイク美浜2階会議室(浜松市の弁天島駅から歩いて3分位)
日程:8/2(火) 10:00~17:00
受講料:18,000円(テキスト、税込み)

■山梨で「どうすれば幸福になれるか」ワークショップ
会場:かんぽの宿石和(石和温泉駅から徒歩12分)
日程:8/4 (木)10:00~17:00
受講料:18,000円(テキスト、税込み)

■東京で「早期回想をもとにしたライフ・スタイル診断」ワークショップ
会場:ヒューマン・ギルド
日程:8/6(土)、7(日)
両日10:00~17:00 
受講料:プレミアム会員 34,000円、一般39,000円(テキスト、税込み)

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(7月2日)は、11:00から 鈴木三穂子さん (ELM勇気づけ勉強会の開発者の1人、ELM勇気づけリーダー・トレーナー養成講座のメイン講師)のお父様の告別式に 永藤かおるさん と一緒に参列し、今までで一番長い、1時間の読経におつき合いし、大急ぎで麻布十番のお寺(本門佛流宗という珍しい宗派)から神楽坂のオフィスに入りました。
12:45到着。

13:30からは アドラー心理学ベーシック・コース の第1日目。

今回は、参加者数が少なく13名(2日目から再受講の人を入れて14名、女性10名、男性4人)。

大きな特徴は、沖縄、広島、大阪、奈良という、遠隔地からのご参加が目立ちました。

数人に参加の動機をお尋ねすると、ご紹介が多いようでした。

ご紹介してくださった方々、本当にありがとうございました。

小西彩子さん は、お母様をお誘いくださり、お食事の席にもいらっしゃいました。

この秋には、アドラー心理学ベーシック・コース を東京だけでなく、札幌や愛知県でも開催します。

札幌コース 10/8.9.22.23(土日)

東京コース 10/15.16.29.30(土日)

愛知コース 11/5.6.19.20(土日)

(注)土曜日は13:30から

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おはようございます。ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

 

7月最初の日の昨日(7月1日)は、岡山で午前中メンタルヘルスの講演を行っていました。

約100人の受講者を、昨日は3人一組にして、いつものように演習や討議を交えながら進めていきました。

会場の三幸荘は、後楽園や岡山城の近く。
写真を撮ってきました。

ところで、宿泊したホテルは豪華な部屋で、室内にマッサージ・チェアがありました。

晩に朝にお世話になりました。
お陰で夜も快眠、帰りの新幹線の中でも熟睡。

そのため新幹線内の読書時間が大幅に削られましたが、それでも行きと帰りで読んだのがこの本。

『なぜ、「これ」は健康にいいのか?』(小林弘幸著、サンマーク出版、1,400円+税)

なぜ、「これ」は健康にいいのか?
小林弘幸
サンマーク出版

この本の主張は、徹頭徹尾

自律神経のコントロールができれば、誰もが自分の人生をコントロールできる。

自律神経をコントロールするポイントは、副交感神経の活動レベルが上がる「ゆっくり」。
「ゆっくり」を意識し、ゆっくり呼吸し、ゆっくり動き、ゆっくり生きること。


この本で私が学んだ大きな点の1つは、体の一ヵ所の筋肉を伸ばすストレッチの危険性。

ストレッチは、筋肉が縮まるときに動く「屈筋」と、伸ばすときに働く「伸筋」のうちどちらかの筋肉を伸ばすものばかりで、自律神経のバランスを崩し、筋肉に送られる血液のアンバランスを招くからで、その結果、ケガにつながることが書いてあります。

感動する話もあります。

小林氏が順天堂大学医学部の教員として出会った医学生との交流です。

その人は、医学部でもトップクラスの成績で、ラグビー部でも活躍していた雪下さん。

彼は、学生最後のラグビーの試合で、組んでいたスクラムが崩れ、下敷きになり、頚椎(けいつい)骨折という大怪我を負ってしまいました。

雪下さんは、その後1年間、人工呼吸器をつけなければ生きられない闘病生活を送り、なんとか自発呼吸が戻ったあとも、首から下は完全に麻痺し、動かせなくなってしまいました。

体が動かなくなった時点で、臨床医になる道が閉ざされた彼と共に、小林氏は自律神経の研究を行うことを決心しました。

師弟関係の中で小林氏は、体が不自由でも、つねに微笑を絶やさない雪下さんから感情のコントロール法を学びました。


この本を読み終えたとき、新幹線は豪雨のため50分ほど到着が遅れましたが、私はずっと穏やかでいられました。

学びの深い本であると共に感動する本として強くお勧めです。

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