アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

昨日(4月14日)の11:00~13:00は、ヒューマン・ギルドで アドラー心理学ゼミナール を行っていました。

講師は 松丸飛鳥さん(SMILEリーダー、ELM勇気づけトレーナー、子どものこころのコーチング協会インストラクター)で、松丸さんの10歳と6歳の2人の娘さんの子育て体験をもとに

子育てを通して人生を豊かに

のタイトルでHSC(Highly Sensitive Child)「人一倍敏感な子」と言われるタイプの子どもについてのご講演いただきました。

参加者は定員一杯の37名。

HSCは、子どもの5人に一人が該当し、
(1)発達障害や病気ではない
(2)子どもの個性で、その子その子で特徴が違う―共通しているのは、「敏感さ」と「繊細さ」
(3)手がかかる、面倒な子どもでも、その子に合った関わり方を見つけることで子ども自身を生きやすく、子育てがしやすくなる

とし、松丸さんは、「本当に直さなければいけない『問題』でしょうか?」と冒頭に語りました。

その後、HSCのチェックリストをもとに3人一組で話し合いを行い、場が一段と活性化しました。

松丸さんはさらに、HSCによくある問題やご長女のケースをもとに

・対処法として、子どもが言っていることを「本当なんだ」と受け止めること
・長い目で見ると、HSCは心配のない子
・HSCの子どもを育てるには「覚悟」が必要

と語り、これからやっていきたいことは、「HSCといいう特性を持った子どもがいることを知らせ、子育てが楽になることをサポートしたい!」と結びました。

私は、松丸さんのご講演から「決意」と「覚悟」と「勇気」につながるお子様への「絶対的信頼感」を学びました。

講座が終わってからは、カウンセリングを共に学ぶ仲間から祝福を受けていました。

こういうところ、とてもヒューマン・ギルドらしいです。

◆HSCについては、産経新聞(2019.2.27 10:30)|ライフ|からだに 人一倍敏感な子「HSC」 ペースを尊重、自己肯定感育んで(油原聡子) をもとに3月7日付けブログ 子どもと関わりのあるあなた、HSCをご存じですか?  を書いています。
ご参照のほど。

◆5月、6月開催の アドラー心理学ゼミナール は、次のとおりです。

・第144回 5月6日(月・祝)「心身霊一如 - アドラー心理学とケイシー療法」

講 師:新井しのぶさん(ELM勇気づけトレーナー) 

※講師からの内容説明※

2008年母の病をきっかけに仕事を止め、完全に母のサポートに入り7年間。 振り返ると体、心、魂を学び経験する道が自然とついて来ていました。 その中にアドラー心理学とケイシー療法があります。 アドラーは人間を意識と無意識、心と体など分かつことのできない全体とし考える心理学といい、ケイシーは人間を体、心、魂の三重構造であるといいます。 この二人が残してくれた共通項を、現在の仕事上の経験も交えてお伝えします。

◆第145回 6月23日(日)「アドラー心理学とモンテッソリー教育」

講 師:笹村房子さん(モンテッソ-リ国際ディプロマ、モンテッソ-リ認知症ケアワ-カ-、幼稚園教諭「保育士資格も保有」、ELM勇気づけトレーナー、SMILEリ-ダー)  

日 時:2019年 11:00~13:00 受講料:2,160円(税込) 当日会場でお支払いください。

会 場:ヒューマン・ギルド研修室  

◆中小企業診断士の勉強会 マネジメント・カウンセリング研究会主催(岩井俊憲が代表)で下記の 特別講座 も開催します。

タイトル:「お笑い芸人の表舞台・裏舞台」

内容:若手芸人として売り出し中の「一本槍(いっぽんやり」を迎えて、漫才をご披露いただいた後に、お笑い芸人としての本音を語ってもらうというまたとない企画です。

元お笑い芸人でもあった加藤保紀さんにもご登壇いただき、面白い掛け合いになるイベントです。

 日時:5月13日(月)18:30~20:00

 受講料:500円(税込) 当日会場でお支払いください。

 会場:ヒューマン・ギルド研修室 (東京都新宿区天神町6番地Mビル3階)

 出演者:「一本槍(いっぽんやり)」りょうちゃん、村上亮太(松竹芸能所属)

 パネルディスカッション「お笑い芸人の裏舞台」 一本槍のお2人+加藤保紀さん(芸能プロダクション 元常務)+岩井俊憲

※講演終了後、有志で懇親会を行います。

 お申込み:https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/673 から詳細確認及びお申し込みができます。

 人気ブログランキングへ

(クリックして勇気づけを)



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

昨日(4月13日)は、株式会社バンタン(Vantan)グループ の中の バンタン高等学院(東京校)の保護者の研修を行ってきました。

バンタン高等学院 は、プロから学べ高卒資格も取れる、クリエイティブ分野に特化した株式会社立の高等教育スクールで、学校法人でないことが大きな特徴です。

2014年に若年層への早期の専門教育の必要性を感じ、バンタン高等学院として、バンタンデザイン研究所高等部、レコールバンタン高等部、バンタンゲームアカデミー高等部、ヴィーナスアカデミー高等部を開校バンタン高等学院(東京・大阪)として開校したものです。

私は、今まで小学校、中学校の保護者宛に講演をしたことはありますが、高校レベルでは34年のうちで2度目です。

それより何より、株式会社バンタン(Vantan)グループでは、ヒューマン・ギルドに研修のご依頼をいただき、職員の大部分と専任教員の一部に対してもアドラー心理学の研修を展開してくださっています。

さて、内容は

1.たちまち力を発揮する人になる秘訣
2.思春期の理解
3.勇気づけのかかわり

の3つを柱として、二人一組で討議・演習を交えながら展開していきました。

うれしかったことが3つあります。

1.アドラー心理学の本を読んだことがある人が2割ほどいたこと

2.「個別のご質問、ミニ相談がある方は、講座後に対応します」と言ったら、5人ほどの人たちが来てくれたこと

3.ご担当のEさんがその日のうちのアンケートをPDFで送ってくれて、その感想が抜群によかったこと


私は、講座の講師をお引き受けをしてからEさんから バンタン高等学院 側のニーズを徹底的にお聞きしました。
そのことが反映されたようです。

◆ヒューマン・ギルドの法人向け研修にご関心のある方は こちら をご覧ください。

ところで、研修を行ったバンタンゲームアカデミーの裏側には目黒川があり、桜が終焉近くの容姿を誇っていました。

お昼休み写真を撮ってきたので、ご参考までに。

人気ブログランキングへ

(クリックして勇気づけを)

<お目休めコーナー>4月の花(12



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

昨日(4月12日)は、アドラー心理学ベーシック・コース の平日コースを行い、私は最初のご挨拶だけさせていただきました。

金曜日の開催にも関わらず20人もの方がご参加でした。

16:00には目次 心さんと一緒に 株式会社スプリングフィールド(代表取締役  春野真徳さん) にお邪魔しました。

インターネットTV「ありがとうTV」 用に

人間 春野真徳に迫る! 

とのタイトルで私がインタビュアーとなり、春野さんの人物像を浮き彫りにするのが目的でした。

ところが最初に、株式会社スプリングフィールド の定期刊行物の「ありがとう!TVガイド」の巻頭を飾る記事として私が15分の取材を受けました。

その後、本来の目的に沿って打ち合わせ。

本番は、前半の30分でまず春野さんの今までの52年の人生のピーク時とボトム時をお尋ねしたのですが、ピーク時は現在だとのことでした。

ところが、ボトム時については、新卒28歳で入った企業での体験を皮切りに出るわ、出るわ。

詳しい話は、是非動画でご覧いただきたいのですが、私の日頃のカウンセリング・テクニックをインタビューでも駆使しました。

後半の30分には磯野茂さん(伴走家/ひまわりアスリートクラブ代表、SMILEリーダー/ELM勇気づけトレーナー/アドラー・カウンセラー、E-mail: himawari.athlete@gmail.com、ホームページ:http://himawari-athlete.jp )が都内での研修講師の仕事を終えて乱入。

3人は、Tシャツ姿で、別の角度から春野さんの人物像に迫りました。

アドラー心理学のカウンセリングでよくお尋ねする「早期回想」に近い、中学生の頃の忘れられない体験をお話しいただいたのですが、この内容は涙なしでは聞けないものでした。

インタビュー内容の詳細は是非、後日動画でご覧いただくとして、春野真徳さんの人物像のまとめは、次のようになるかと思います。

1.みじめで悔しかった子ども時代の体験による劣等感をバネに創造的な方向へとご自身を駆り立てた春野さん

2.窮地に追い込まれたとしても、救い主と出会うことによって転換を図れることを基本的な信念として持つ続けている春野さん

3.「情」だけでなく「理」を統合することによって、他者に研修やありがとうTVを通じて貢献し続ける春野さん

私がむしろ春野さんから学ばせていただいた貴重な夕べでした。

インタビューを終えてからお近くの神田つちのとでご馳走になりました。

春野さんご自身は、フェイスブックで感想を次のとおり書いておられました。

今の私の行動特性と過去のインパクトのある出来事を結び着けてくださいました。
物事には必ず根拠があるのと同じで、今の自分をつくってきた出会いや出来事が、価値観の軸になっていることを改めて確認できました。
収録が終わったときに改めて清々しくも学びの多い時間になりました。
後日、人間、春野真徳を暴く動画を特別編としてアップします。

思えば、春野さんとの出会いは、2014年7月12日にTA研究部会での「アドラー心理学入門~今こそ勇気づけを~」 の研修でした。

春野さんとは5年にも満たない交流ですが、何だか10年以上の付き合いの友人のような関係を築けていることをうれしく思います。

春野さん、磯野さん、ありがとうございました。

◆私は、春野さんとの関係で2つほど動画に登場しております。

(1)●有限会社ヒューマン・ギルド 代表取締役 岩井俊憲さん

10分の動画ですが、ご覧になった方が確実に勇気づけられます。

(2)2014年10月に私は 「講師NAVI!」第2回目 に登場し、30分ほど紹介されています。

 ◆春野さんは 2016年6月22日付けブログ 読む顔写真:人蕩し(ひとたらし)の春野真徳さん としてご登場です。

人気ブログランキングへ
(クリックして勇気づけを)

<お目休めコーナー>4月の花(11



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

「幸福につながるアドラー心理学の知恵」のカテゴリーの「日本人としてあなたは幸福ですか?」シリーズの9回目です。

今までの8回は、次のとおりです。

3月23日付けブログ 日本人としてあなたは幸福ですか?(1)
3月24日付けブログ 日本人としてあなたは幸福ですか?(2):経済も凋落傾向に 3
月26日付けブログ   日本人としてあなたは幸福ですか?(3):私たちの生活 
3月28日付けブログ 日本人としてあなたは幸福ですか?(4):勇気をくじかれた若者
3月29日付けブログ 日本人としてあなたは幸福ですか?(5):憧れに疎遠な若者たち 
3月30日付けブログ 日本人としてあなたは幸福ですか?(6):ひきこもり100万人時代
4月3日付けブログ   日本人としてあなたは幸福ですか?(7):幸福の3つの条件
4月11日付けブログ   日本人としてあなたは幸福ですか?(8):啓蒙すべきはトラストとリスペクト

「個人に勇気を! 組織に活気を! そして、日本を元気に!」のスローガンをもとに組織と個人の関係を取り上げていて、今回はスポーツを代表して野球の指導に関わるトラストとリスペクトのことを話題にします。


昨年の4月にパリーグのプロ野球某球団の育成選手とコーチに対して 感情のコントロール法 の研修を行ったことがあります。

講座が終わってから、現役時代に読売巨人軍に在籍していたことがあるコーチが私のところにやって来てこう言いました。

「『嫌われる勇気』を読んで、選手の指導にも生かそうとしているのですが、《課題の分離》のことでどうしても選手に対して遠慮してしまうことがあるのですが、いかがでしょうか? 練習するのは選手の課題、と捉えてしまうと、コーチとして何もできなくなります」

私は、板書しながら次のように答えました。

「《課題の分離》は、アドラーの起源ではなく、もともとヒューマン・ギルドで開発・普及している「愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)」がオリジナルです。協力に至る《共同の課題》に進むためのワン・ステップで、野球の指導にあたっては、相互尊敬・相互信頼の関係がコーチと選手の間にあるならば、選手のニーズに沿って可能です」

ここでのポイントは「相互尊敬・相互信頼」の関係です。

まさにリスペクトとトラストですね。

◆「感情のコントロール法」セミナー は、次のとおり開催されます。

日 時:6月30日(日)9:30~17: 30  受講料:会員 19,440円 (税込)、一般 22,680円(税込) 会 場:ヒューマン・ギルド研修室


このリスペクトとトラストについて、それらの言葉こそ出ていませんが、この2つがベースになっているアスリートに対する指導法を吉井理人ロッテ投手コーチが語っている記事を読みました。

主要部分は、次のとおりで、勇気くじきに代わる勇気づけの指導法そのものです。

特に私がアンダーラインを施した部分にご注目ください。

 学生スポーツの指導 アスリート第一徹底を  辛言直言 吉井理人ロッテ投手コーチ
2019/4/10 2:00日本経済新聞 電子版

――選手の自主性を高めるために指導者は何をすべきでしょうか。

「選手とのコミュニケーションが大切です。ほったらかしではだめです。選手が自分のことを自分の言葉で話せるように指導します。プレーを振り返り自分できちんと評価させます。内省させ、問題意識を持たせます。そうすれば責任を持って練習をします」

試合後、監督やコーチが選手の前で『ここはダメだった』『こうしろ、ああしろ』と一方的に話すことがあります。その間、選手は頭を使いません。良かった点、悪かった点、次に向けてどうしたいかを選手に聞いて話させるのがよい指導法だと考えます。間違った答えだと思っても一度やらせてみる。社会人になると失敗が許されなくなってきますが、学生時分に部活で間違いを犯しても十分取り返せますよ」

――技術向上、体力向上について根性論も根強く残っています。

「トレーニングには負荷を高めて、根性を出して乗り越えなければ、強くなれないオーバーロード(過負荷)の法則があります。夏の暑い日に屋外でやみくもに走らせるような練習は論外ですが、練習内容を選手に理解させた上での根性論は必要だと思います。練習には強度と量のバランスが大事なのです」

「全力で投げ込んでばかりいれば肩を故障しますし、反復練習が不十分で基本動作を身につけないまま試合に出てケガをすることもあります。反復練習は50%の力でも効果があるので、指導者が選手それぞれの状況を見極めることが重要です」

――高校野球では連投で肩を壊すような選手が後を絶ちません。

「(甲子園出場を)人生の最大の目標にして頑張っている高校生もいます。トーナメント方式の高校野球は日本の野球文化でもあり、簡単には変えられないと思います。ただ、球数制限や大会時期をずらすこと、リーグ戦導入など仕組みを見直す意見が出ていることはいい傾向だと思います」

――指導者の適性にも問題がありませんか。

「特に少年野球や中学校で、コーチングの知識を持った人が指導するシステムをつくった方がいいと思います。少年野球では野球好きのいわゆるお父さんコーチも多く、専門知識がなく、技術も我流です。サッカーなどには指導者資格がありますが、日本では特に幼少期のコーチングに改善の余地があると感じます」

「若年世代への指導では『勝利優先主義』か、礼儀を含めた『人間教育』のどちらかに偏り過ぎず、人間として最も重要な自分で判断できる能力を高めるよう目指す必要があります

私がよく言っているオーバー・コーチング、オーバー・ティーチングに対する批判とも読み取れますが、いかがですか?

◆上司・部下、コーチ・選手の間の「相互尊敬・相互信頼」の関係についての必読書は、何と言ってもこの本です。

「勇気づけ」でやる気を引き出す!
アドラー流リーダーの伝え方
岩井 俊憲
秀和システム

 

人気ブログランキングへ
(クリックして勇気づけを)

<お目休めコーナー>4月の花(10

 



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

昨日(4月10日)のヒューマン・ギルドの設立34周年につきましては、多くの方々からフェイスブック、メールなどでお祝いの言葉をいただき、勇気づけられました。
今後もどうぞよろしくお願いします。

「幸福につながるアドラー心理学の知恵」のカテゴリーの「日本人としてあなたは幸福ですか?」シリーズの8回目です。

今までの7回は、次のとおりです。
3月23日付けブログ 日本人としてあなたは幸福ですか?(1)
3月24日付けブログ 日本人としてあなたは幸福ですか?(2):経済も凋落傾向に
3月26日付けブログ 日本人としてあなたは幸福ですか?(3):私たちの生活 
3月28日付けブログ 日本人としてあなたは幸福ですか?(4):勇気をくじかれた若者
3月29日付けブログ 日本人としてあなたは幸福ですか?(5):憧れに疎遠な若者たち 
3月30日付けブログ 
日本人としてあなたは幸福ですか?(6):ひきこもり100万人時代
4月3日付けブログ   日本人としてあなたは幸福ですか?(7):幸福の3つの条件

「個人に勇気を! 組織に活気を! そして、日本を元気に!」のスローガンをもとに今回から組織と個人の関係を取り上げます。

一昨日(4月9日)に日産自動車の前会長のカルロス・ゴーン氏の動画が日本外国人特派員協会で流され、その中でさかんに「陰謀」「謀略」の言葉が連発されていましたが、白々しく受け止めた人が多いのではないでしょうか?

ゴーン氏もゴーン氏ならば、あのワンマンぶりを止められなかった首脳陣にも批判されるべき余地があると思います。

そのゴーン氏のリーダーシップに関して2019年4月9日の日本経済新聞のDeep Insight に同社コメンテーターの中山淳史が

「トラスト」欠いたゴーン元会長 結合なき経営の限界  

として次のようなことを書いていました。

「信頼」としてアドラー心理学で大切にされているマインドの「トラスト」をビジネス向けに「国籍や性別、年齢に関係なく、励まし合いつつ、ものごとを成就する」「日本人、フランス人という単一的な集団ではなく、多様な層の間で信頼のネットワークを築く」状態として、より広義に解釈して伝えています。

米人事コンサルティング会社のコーン・フェリーが最近、世界の経営者や管理職など約15万人を分析して選んだ「これからのグローバル経営者に求められる5つのキーワード(原題はセルフディスラプティブ・リーダー)」と照合してみると、ゴーン氏の5つの言葉(注:「ダイバーシティー(多様性)」「レジリエンス(回復力)」「コミットメント(結果、奉仕)」「モチベーション(動機づけ)」「エンパシー(共感)」)はかなりの部分でそれらと符合する。

分析されたキーワードとは、「アンティシペート(変化に俊敏に対応する)」「ドライブ(他者に活力を与えてものごとを進める)」「アクセラレート(アイデアを素早く実行する)」「パートナー(他者と協力し、アイデアを交換する)」「トラスト(多様な力を結合する)」だ。

(一部略)

ゴーン氏はなぜ、経営者としての倫理や、報酬・背任を巡る罪に問われ、失脚しなくてはならなかったのか。

筆者は、結合を意味するトラストの部分にこそ、その真因は隠されていると考える。

トラストというと一般的には「信用」「信頼」などの意味を思い浮かべがちだ。
だが、欧米企業では最近、「多様性を認める」「人と人を結合する」などと発展的に解釈するようになっているという。
より具体的に言い換えるなら、「国籍や性別、年齢に関係なく、励まし合いつつ、ものごとを成就する」「日本人、フランス人という単一的な集団ではなく、多様な層の間で信頼のネットワークを築く」状態だ。

(一部略)

トラストは経営者や企業そのものの勢いを大きく左右する要素だ。
米国の例で言えば、やはりカリスマ経営者として知られたテスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)やウーバーテクノロジーズのトラビス・カラニック元CEOが振る舞い、暴言、セクハラ問題の放置などで非難をあびたが、原因はいずれも自身のトラストの欠如、喪失にあった。
会社は結果的に株価や社会的評価を下げ、打撃を被っている。

(一部略)

年間2千人近い経営者と会うという米投資ファンド、コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)の創業者、ヘンリー・クラビス氏は「格差が広がり、破壊的技術が産業や社会を大きく変える時代だからこそ、あらゆる層の人々を結合する力がリーダーには求められる」と話す。

同氏にとって特に難しいと感じるのはミレニアル世代など若い層だそうだ。
「人生の目的」「社会正義」「環境や社会にいいこと」など行動や消費、就職に際して確たる信念を持って動く一方で、IT(情報技術)リテラシーや家族との時間、生活の質へのこだわりが他の世代より強く、ライフスタイルがまるで異なる。そこに世代の断絶を感じるという。

だからトラストなのだろう。
新結合とも訳されるイノベーションの現場を例に引けば、それが起きなくなった組織には「とてつもないことを考える人材がいなくなった」のではない。
組織をもり立て、様々な層の人材を結合できるリーダーが不足しているのだ。
経営者に求められるのは必ずしも一人で引っ張るカリスマ性ではないだろう。
むしろ、人にささげることに徹する「サーバントシップ(同伴者精神)」こそ、これから求められる経営者像ではないか。


トラストと同様に「リスペクト」もまた、組織におけるパワハラなどの抑止力となる大事なマインドです。

1か月前の2019/3/9付日本経済新聞にこんな記事が掲載されていました。

パワハラ防止、企業に迫る 法案を閣議決定 人材流出・生産性低下が深刻に 窓口や処分を義務化 

職場で強い立場にある人が嫌がらせをするパワーハラスメント(パワハラ)への対応を企業が迫られている。
政府は3月8日、パワハラを防ぐ措置を企業に義務づける法案を閣議決定した。
今の通常国会で成立すれば、来年春には相談窓口などを設ける必要がある。
パワハラは社員の人材流出や仕事への意欲低下につながるため、企業は対応を急いでいる。

政府はパワハラの防止措置を労働施策総合推進法などの改正案に盛り込んだ。
パワハラは上司などの優越的な関係を背景に、業務上必要な範囲を超えた言動で働く環境を害することと明記した。
企業には相談窓口やパワハラをした社員の処分内容を就業規則に設けるよう義務づける。
相談者のプライバシーの保護なども必要になる見込みだ。

人材サービスのエン・ジャパンが2月にまとめた調査によると、35歳以上のミドル層で8割以上がパワハラを受け、このうち35%が結果的に「退職した」と回答した。
転職サイトの利用者に対する調査のため離職傾向が高いとみられるが、パワハラが社員の人材流出の要因になっていることが浮かび上がった。

企業は対策に動いている。
厚生労働省によると相談窓口を設置している企業は7割を超える。
幹部社員への研修も多くの企業が取り入れるが、従来にない新たな取り組みも出てきた。

(一部略)

パワハラは従業員のやる気も阻害する。厚労省が16年に実施した実態調査では、パワハラが職場に与える影響を複数回答で聞いたところ「従業員が十分に能力を発揮できなくなる」が81%、「職場の生産性が低下する」も68%に上った。

職場の異変を察知する動きも広がる。
社員の自発的な貢献意欲「エンゲージメント」の指数を測って、組織の状態を「見える化」するサービスが好調だ。
組織・人事コンサルティングのリンクアンドモチベーションが提供する組織改善クラウドサービス「モチベーションクラウド」は19年12月期に前期比53%増の1100件の導入を見込む。
「業界を問わず組織づくりへの関心が高まっている」(同社)という。

社員のパフォーマンスを阻害し、人材流出の要因となるパワハラは経営にとっても大きなリスクだ。
法案提出を機に社内で定義を共有して問題を洗い出し、働きやすい職場づくりに向けて社員一人ひとりに意識付けることが求められている。

「35歳以上のミドル層で8割以上がパワハラを受け」ているというのは、組織として異常な姿です。

日本企業の体質そのものが「パワハラ体質」だと言ってよく、「セクハラ」「モラハラ」と同じ根源の「リスペクト」の欠如が見て取れます。

私は、「トラスト」と「リスペクト」の欠如したかなりの組織は病んでいて、個人の幸福を引き下げる要因となっていると思います。

リーダーシップに「トラスト」を、組織風土に「リスペクト」を強く求め、そのためにこの2つをさらに全面に押し出したい最近の私です。

◆ヒューマン・ギルドでは「働き方改革」のために「リスペクト(尊敬)」「トラスト(信頼)」などをベースとした研修を展開しています。
ご関心のある方は こちら をご覧ください。

人気ブログランキングへ

(クリックして勇気づけを)

<お目休めコーナー>4月の花(9



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

昨日(4月9日)は、おそらく桜の見納めの日だったでしょう。

まずは、新宿の落合地区で

次に、市ヶ谷から飯田橋に向かう線路脇で

神楽坂の毘沙門天(善国寺)の桜も

さて、4月5日、6日、7日の3日間の台湾旅行の3日目のことを書きます。

台湾最終日の4月7日、私たちが向かったのは、永康通りにあるマンゴーかき氷の店、思慕昔(スム―シー)。
タクローお勧めの店です。

ビッグなマンゴーかき氷を3人でいただきました。

ご満悦です。

続いて、電車で台北一高い101へ。
101階建てのビルなのです。

お目当ては鼎泰豊の小籠包。

45分ほど待つ間にお買い物。


(お買い物と写真とは関係がありません)

鼎泰豊のウェイトレスは美人ぞろい。

「きっと容姿で採用しているよね」とタクロウ。

五感を総動員して台湾最後の食事を堪能しました。

空港で主にタクロウがお買い物をして、桃園空港から成田空港に帰って来たのであります。

また行きたい台湾。
でも、この家族旅行だったからこその台湾の3日間の旅行でした。

いったん家に着いてからタクロウは、自分のマンションに帰っていったのです。

すぐ、ラインでのやり取りが始まりました。

0:03 だいぶバタバタした行程で体力も消耗する旅になってまったけど、こうして久しぶりに家族旅行が出来て本当に幸せでした! これに懲りずに国内でもまた!

0:11 私ちも幸せでした。 タクロウのホスピタリティー、優しさにも感激でした。

父と母より

0:16 家を出る前からそう思っていたけど、家を出てからもずっと、本当にこの家族は最高の家族だなぁと思う日々です。なんて自分は幸せ者なんだろうと。 これからも少しずつ恩返しをさせてください。 お休みなさい。

私たちが台湾旅行で確認することができたのは、最高級の家族の絆でした。

タクロウは、3月中旬から独り立ちしましたが、それ以降、ちょくちょく帰ってくる姿から、さらには家族のLINEでのやり取りを通じて家族の絆の深さを味わい続けています。

◆カミさんの4月8日付けブログに タクロウの愛が詰まった台湾旅行 として記事が書かれていますので、ご覧ください。
以下は、その一部分。

マンションに帰ったタクロウから、「本当にこの家族は最高で俺は幸せだなぁ」という言葉とたくさんの写真が家族のLINEアルバムで送られてきた。 こんなに優しくて親孝行な息子を持って私と夫の方こそが本当に幸せです。 台湾旅行の一番の感想はそれに尽きます。

◎本日4月10日は、ヒューマン・ギルドの設立34年の記念日です。
ペルグリーノ博士からも祝福のメールをいただいております。
会員・受講者の皆様方、研修のご依頼をいただいている法人様などのご愛顧によって1/3世紀の存続期間を迎えられるようになったことを心から感謝申し上げます。
これからも末永くどうぞよろしくお願い申し上げます。

人気ブログランキングへ
(クリックして勇気づけを)

<お目休めコーナー>4月の花(8



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

4月5日、6日、7日の3日間の台湾旅行の2日目のことを書きます。


台北駅からすぐのコスモスホテルに宿泊した私たち3人は、部屋ではスリーベッドで、いわゆる「川の字」で寝ていました。

私は台湾時間の5時(日本時間の6時)に起きて、ブログの更新を図ろうとしたのですが、断念。
朝風呂に入ったり、読書をしていたりしました。
年寄ほど早起きしてしまいます。

3人の準備ができてから朝食に。

台北駅前を通って朝粥の代わりにカモ肉の麺。


(台北駅)

お店の方は、日本語も英語もさっぱり通じません。
しかし、タクロウの話す中国語がかなり通じているのに改めて感心しました。

ホテルに帰ってから九份に。

宮崎アニメの「千と千尋の神隠し」のモデルになった場所とのことですが、「なるほどなー」という感じと、日本の昭和40年代のアメ横を連想させました。

ちょっと一休みしたくなって入ったのが「九份茶坊」。

「茶」「陶」「画」の3点が揃ったこの店でお茶をいただきました。

 眺望がまた絶好。

 

お店の中に日本語の流ちょうな人を見かけたら、日本生まれ育ちの安倍さん。

お母様が台湾出身の方で、今はこの店で働いているとのこと。

日本人観光客が少ないことをお尋ねすると、日本では「夜の九份」として宣伝されているので、観光客が夜に集中するとのこと。
なるほど。

親しくなって、つい奮発してカミさんにプレゼントの品を買ってしまいました。

海がきれいに見えた九份でした。

続いて十份にタクシーを利用して移動。

ここは、願いを書きこんだランタン飛ばしで有名。

数日前にテレビで観たので、行きたくなっていました。

私は、4面のうちの最初の面にヒューマン・ギルド繁栄の願い事を書きました。

カミさんは「日々奇跡に感謝」。

タクロウは、3人の家族だけでなく、彼の祖母、姉、兄の家族までの安泰を祈願。

私が日本の繁栄の願い事をしたら、彼は「日台友好」と書きました。

私よりも共同体感覚を備えている人になっていて、うれしくなりました。

動画も記念にいただいているので、我が家の宝になりました。

電車道でこんなことをやっているので、電車が来るとさっと場所を空けます。

電車は満員。

近くに十份瀑布があるので、急遽私たちを待っていたタクシーの運転手にタクロウが交渉。

十份瀑布にも足を伸ばせました。

日本よりずっとタクシー料金が安いので、電車移動よりもタクシーでよかったです。

ホテルに着いてからは一休み後、タクロウが以前に来たことがある中華料理店に。

小籠包を中心に食事を楽しみました。

ホテルに戻る途中にマッサージ店が何軒も。

男2人は施術をしてもらいました。

「効く―」という感じを味わいました。

タクロウの家族愛、サービス精神を感じた2日目となりました。 

 
(夜の台北駅)

人気ブログランキングへ

(クリックして勇気づけを)

<お目休めコーナー>4月の花(7

 



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

遅い時間の更新となってしまいました。

4月5日(金)、6日(土)、7日(日)の3日間、タクロウのガイドで台湾に旅行をしてきました。


(桃園空港にて)

もともとが私の古稀、カミさんの還暦を祝っての招待で、昨年の9月上旬に予定していたのに、台風のために行けなかったので、このタイミングになりました。

往路の飛行機の中では是枝裕和監督・脚本・編集の『万引き家族』 を観ていました。

第71回カンヌ国際映画祭において、最高賞であるパルム・ドールを獲得した映画で、「柴田家」に属する全員が血縁関係にない疑似家族の物語で、予告編の「勝手に盗んだのは絆でした」のセリフどおりの映画でした。

リリー・フランキー、安藤サクラ、松岡茉優、樹木希林という役上手の俳優に子役の2人がいい演技をしていました。

台北のホテルに荷物を置いてまず向かったのは、故宮博物館。

とても立派な建物でした。


(正面から)


(庭園から外の風景)

おそらく最低でも半日くらいじっくり観て歩ければよかったのですが、さらっと感がありました。


(現物は他に出典中)

それにしても台北のタクシーは、割り込み追い越しがすさまじいのにびっくりしました。

続いて、士林の夜市へ。

日本の昭和40年ころの猥雑さを彷彿させてくれました。

ゆったり歩きました。

カミさんの目に止まったのは、パンケーキのお店。

 

まるで少女のようです。

ふわふわのパンケーキをとても喜んでいました。

夕飯は、地下1階の屋台のような店が連なるところでいただきました。

感心したのは、タクロウが中国語が上手なこと。

大学時代に第二外国語で中国語を専攻していたのと、今までに台湾に3回、中国に一度行っていたからでしょうか。

ところで、夜市で歩いていてハプニング。

私が上を見て歩いていたら、コンクリート製の膝くらいまでのポールの足を引っかけ転倒。

柔道・合気道を少々やっていた私は必死の受け身。

両ひざと右ひじを打撲しましたが、後頭部を打たずに済みました。

日頃腹筋を鍛えていなければ、確実に後頭部を強打していたはずでした。

ただ、傷と首・肩の凝りは残りました。

<旅行の話は明日に続きます>

人気ブログランキングへ

(クリックして勇気づけを)

<お目休めコーナー>4月の花(6)

 



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

あまり通信が順調にいかないところにいます。

3月7日発行のヒューマン・ギルドのメルマガ「勇気の伝道」コラム 第206号の巻頭言に書いた

尊敬よりもリスペクトで 

をここに転載します。

インターネットで MAG2NEWS ライフ 2016.04.28 by 伊勢雅臣「『Japan on the Globe-国際派日本人養成講座』の「奇跡の7分間。新幹線の清掃員が世界中から賞賛される理由」」という文章に接しました。  

概要は次のようです。

新幹線の車内を1両あたりに1人、わずか7分で完璧に整える「新幹線清掃員」。
自らを「お客様の旅を盛り上げるキャスト」だと言い切る。
7分間で清掃を終えると、チームは再び整列し、ホームで待っているお客様に「お待たせしました」と声を掛け、再度一礼して、次の持ち場へ移動していく。
「自分たちの仕事は清掃だけではない。お客様に気持ちよく新幹線をご利用いただくことだ」「清掃の会社ではなく、おもてなしの会社なのだ」とみんなが理解し、納得した時に、〔JR東海の新幹線の清掃を担当する〕テッセイの現場は大きく変わり始めた。
「ここは旅する人たちが日々行き交う劇場で、私たちはお客さまの旅を盛り上げるキャストなのです」

「テッセイという会社の輝きを根っこで支えているのは、『リスペクト』(尊敬)と『プライド』(誇り)です」と、遠藤功・早稲田大学ビジネススクール教授は評する。

遠藤教授は新幹線清掃員の態度を「リスペクト(尊敬)」として使いました。
私は、この頃「他人の人格、思想、行為などをすぐれたものとして尊び敬うこと」(『精選版 日本国語大辞典』)と、ややタテの人間関係気味に捉えられる「尊敬」よりもヨコの人間関係にもフィットする「リスペクト」の表現を好むようになっています。
実際に、「リスペクト」は、芸能人やスポーツ関係者でも使う人がかなり増えているように見受けられます。
「愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)」やアドラー心理学ベーシック・コースでの「人それぞれに年齢・性別・職業・役割・趣味などの違いがあるが、人間の尊厳に関しては違いがないことを受け入れ、礼節をもって接する態度」の表現は、「尊び敬う」関係よりも「リスペクト」のヨコの人間関係のニュアンスが漂います。
子どものことを「尊び敬う」ことはピンと来ないかもしれませんが、「リスペクト」ならより気安い感じがあります。
身近な人間関係の人を「リスペクト、リスペクト」と心の中で唱えながら接していると、DVや虐待、ハラスメントなどとは縁遠い、さわやかな関係が構築できることを、身をもって体験できるようになるはずです。


◎明朝は、昨日書けなかったことをお伝えしますね。
楽しい体験をしているのですよ。

人気ブログランキングへ

(クリックして勇気づけを)

 




コメント ( 0 ) | Trackback ( )




おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

おそらく桜情報は、これが最後です。

通勤途上の新宿区落合の桜が満開でした。


さて、昨日(4月4日)のランチ時に

KING OF KNOCK OUT 初代ライト級王者
第3代全日本スーパーフェザー級王者
初代Bigbangスーパーフェザー級王者
WBCムエタイ日本ムエタイフェザー級王者
初代WPMF日本フェザー級王者

57戦43勝(29KO)9敗5分という輝かしい戦歴のキックボクサー 森井洋介選手 とお目にかかり、サインをいただきました。


ハヌマーンズナイン(タイ料理店)の薮内さんのご紹介によるものです。


森井選手は、薮内さん経由で私の『失意の時こそ勇気を ― 心の雨の日の過ごし方』(コスモス・ライブラリー、1,500円+税)を手にし、読んでいらっしゃるようです。

失意の時こそ勇気を ―心の雨の日の過ごし方
岩井 俊憲
コスモスライブラリー


私は、スポーツ関係者にかなり読まれている『感情を整えるアドラーの教え』(大和書房だいわ文庫、680円+税)を竹内さんに届けてもらい、森井選手に贈呈させていただきました。

感情を整えるアドラーの教え (だいわ文庫)
岩井俊憲
大和書房


キックボクサーらしくない、穏やかな印象の 森井洋介選手 でした。


ところで、『感情を整えるアドラーの教え』は、スポーツ関係者にかなり読まれています。

現在は土屋ホームスキー部監督で、かつて

1994 リレハンメル五輪 団体2位
1999 世界選手権 団体2位
2007 世界選手権 団体3位
2014 ソチ五輪 団体3位
2014 ソチ五輪 ラージヒル2位
2015 世界選手権 混合団体3位

の記録を残す 葛西紀明さん もこの本と『人間関係が楽になる アドラーの教え』(大和書房だいわ文庫、680円+税)もお読みになり、私に色紙をくださっています。

昨年の3月には、パリーグの某球団の2軍選手とコーチたちを対象に「感情のコントロール法」の研修も行っています。


怒りだけでなく、不安、焦りから劣等感をも網羅した「感情のコントロール法」を普及しているのがヒューマン・ギルドの特色です。

◆「感情のコントロール法」セミナー は、次のとおり開催されます。

日 時:6月30日(日)9:30~17: 30 
受講料:会員 19,440円 (税込)、一般 22,680円(税込)
会 場:ヒューマン・ギルド研修室

①感情は、ある状況で、特定の人(相手役)に、ある目的(意図)を持って使われる。
②感情は、コントロールできる。
③感情は(劣等感ですら)、自分のパートナーだと実感できるようになる。

が3大特徴です。

◎明日(4月6日)と明後日(4月7日)は、通信環境の不確かな場所に行っていますので、ブログを休ませていただくかもしれません。

人気ブログランキングへ
(クリックして勇気づけを)

<お目休めコーナー>4月の花(5)



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

昨日(4月3日)は、11:00に中目黒にある会社に講演の打ち合わせに行ってきました。

この会社の裏手には目黒川があって、ちょうど桜が満開でした。


目黒川沿いを目黒駅まで 目次 心さん と歩いて、桜を満喫することができました。







さて、4月3日の読売新聞によれば、元号の「令和」に好感を持った人が62%に達しているそうです。

平成から令和に移り変わることばかりに気を取られがちですが、私たちが忘れてならないのは、昭和という時代です。

私は「この時期だからこそ」と思って『昭和史 1926→1945』(半藤一利、平凡社、文庫972円+税)を読みました。

昭和史-1945 (平凡社ライブラリー)
半藤 一利
平凡社

「昭和の語り部」半藤一利氏による500ページにも及ぶ語り下ろしの本です。

「軍部の独走+統制の利かない政府+戦意を煽るマスコミ+熱狂に走った国民+開戦の歯止めになりきれずに戦争終結の役割を担った天皇=昭和史 1926→1945」の構図で語られています。

著者は、第2次世界大戦を「アホな戦争をした」と結論づけています。

さらには、「昭和史20年の教訓」としてこの本の終わりの部分で次のように語っています。

1.国民的熱狂をつくってはいけない。その国民的熱狂に流されてはいけない。

2.最大の危機において日本人は抽象的な観念論を好み、具体的な理性的な方法論をまったく検討しようとしない。

3.日本のタコツボ社会における小集団主義の弊害がある。

4.ポツダム宣言の受諾が意思の表明でしかなく、終戦はきちんと降伏文書の調印をしなければ完璧なものにならないという国際的常識を、日本人はまったく理解していなかった。

5.何かことが起こった時、対症療法的な、すぐに成果を求める短兵急な発想

「ひとことで言えば、政治的指導者も軍事的指導者も、日本をリードしてきた人びとは、なんと根拠なき自己過信に陥っていたっことか」との嘆きで終わっています。 

著者は、この本の最後を次の言葉で終えています。

「歴史は決して学ばなければ教えてくれない」


私の率直な印象では、確かに教訓として受け止める必要はありますが、「アホな戦争」だけで済ませたくないので、別の見方も学んでみたいと思っています。

「令和」の出典の『万葉集』を手にするのもいいのですが、『昭和史 1926→1945』で私たちの先祖が歩んだ歴史を忘れてはいけないと思います。

◆『全体主義と闘った男 河合栄治郎』(湯浅 博著)が潮書房光人新社 産経FN文庫として文庫化されています(税込み929円)。
昭和史に欠かせない本として、この本もお読みになることをお勧めします。

全体主義と闘った男
河合栄治郎 (産経NF文庫)
湯浅 博
潮書房光人新社

この本のことは、2018年12月31日付けブログ 君は戦前・戦中派の本物リベラリストを知っているか?:『全体主義と闘った男 河合栄治郎』で書いています。
ご覧ください。

人気ブログランキングへ

(クリックして勇気づけを)

<お目休めコーナー>4月の花(4)




コメント ( 0 ) | Trackback ( )




おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

2019/3/22付日本経済新聞朝刊 に載っていた  日本の幸福度 58位に低下 国連19年版報告書、北欧諸国が上位独占 をもとにした「幸福につながるアドラー心理学の知恵」のカテゴリーの「日本人としてあなたは幸福ですか?」の7回目です。

今までの6回は、次のとおりです。

3月23日付けブログ 日本人としてあなたは幸福ですか?(1)
3月24日付けブログ 日本人としてあなたは幸福ですか?(2):経済も凋落傾向に
3月26日付けブログ 日本人としてあなたは幸福ですか?(3):私たちの生活 
3月28日付けブログ 日本人としてあなたは幸福ですか?(4):勇気をくじかれた若者
3月29日付けブログ 日本人としてあなたは幸福ですか?(5):憧れに疎遠な若者たち
3月30日付けブログ 日本人としてあなたは幸福ですか?(6):ひきこもり100万人時代

 
3月26日付けブログ 日本人としてあなたは幸福ですか?(3):私たちの生活  で私はこんなことを書いていました。

ヒューマン・ギルドは、アドラー心理学を中核に据えながら、個人の心理的な面の幸福をもたらす勇気づけのお手伝いもしていますが、今後は、そのことに加え、組織の活気を回復するために、イノベーションを仕掛け、研修などの機会を通じて大いに貢献できると確信できるようになりました。
そのような貢献をすることによって、もう一度日本に元気を取り戻すのです。

「個人に勇気を! 組織に活気を! そして、日本を元気に!」

 
今回は、「個人に勇気を!」と幸福を関連付けて書いておきます。

アドラー心理学と名乗って幸福や共同体感覚の条件として(1)自己受容、(2)信頼感、(3)貢献感の3つを挙げている本を読むことがありますが、日本での初出がヒューマン・ギルドで開発・普及している、1987年2月25日第1版第1刷発行の「愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)」であることは、あまり知られていません。

「SMILE 講座」の画像検索結果
長谷静香さん のブログから許可を得て借用)

その第7章 ハンドアウト 7-6に「幸福の3つの条件」として次のように書いてあります。

1)自分が好きであること
自分のことを嫌いな人間は、決して幸福にはなれません。あなたは、自分のことが好きですか? また、あなたの子どもが自分のことが好きになれるように勇気づけしていますか? 批判や罰や攻撃や復讐は、子どもの自尊心を傷つけ、自己嫌悪に陥らせます。それらの行動は、「自分のことを嫌いになりなさい」と伝えているのと同じことなのです。

2)他の人たちを信頼できること
いくら自分のことが好きでも、「周囲の人たちは、みんな敵ばかり」と思っていたのでは、幸福にはなれません。あなたは、配偶者や子どもを心から信頼することができますか? あなたの子どもは、あなたを心から信頼してくれていますか? あなたは信頼に値するようなふるまいをしていますか? 〈命令口調〉や〈事実ことば〉ばかり使って、自分の価値を子どもに押しつけ、子どもを支配し、子どもに勝とうとしている親は、「私を信頼してはいけない。なぜなら、私はあなたの敵なのだから」と子どもに伝えているようなものです。子どもと〈よこの関係〉をもつこと、それが「親は信頼してもいい人物だ」と、感じられるように子どもを勇気づける唯一の道なのです。

3)自分は役に立つ人間だと感じること
「私は何の役にも立たない人間だ」と信じている限り、人は幸福にはなれません。あなたは、家族のために役に立っている実感を持っていますか? 心のどこかで「ひょっとして、私さえいなければ家族はうまくまとまるかもしれない」と感じてはいませんか? また、あなたの子どもがあなたや家族のためにいつも役に立ってくれていると感じていますか? あなたがそのように感じて初めて、子どもは、「私は、家族のために役に立っている」と感じられるようになるのです。 子どもが具体的には何一つお手伝いをしてくれなくても、ただ一緒に生きてくれるだけで嬉しいことだと思いませんか? 存在しているだけで、彼(彼女)は、あなたの役に立ってくれているのです。

1)は自己受容、2)は信頼感、3)は貢献感としてまとめられます。

全8章の「愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)」を学んできて、第7章の最後のこのハンドアウトを朗読したとき、ハラハラと涙を流す人たちがかなりいらっしゃいます

あなたも3回読んでみていただけますか?

1回目は、静かに黙読。

2回目は、声に出して。

そして3回目は、あなたの周囲の人たちを思い浮かべながら。

あなたは、そのままのあなたとして幸福を感じられるはずです。

「SMILE 講座」の画像検索結果
長谷静香さん のブログから許可を得て借用)

人気ブログランキングへ
(クリックして勇気づけを)

<お目休めコーナー>4月の花(3)



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(4月1日)は、私にとってとても大切な日でした。


私のカミさんの誕生日。
私と結婚して30回目を迎えました。


私たちの日課は、毎朝ハグをすることです。

毎日、パートナーでいることを確認し合っています。
まるで、結婚して初めての日のように。

昨日は、それに『おめでとう!」の言葉が加わりました。

プレゼントは、タクロウと相談し合って iPad Pro を贈呈しました。

昨日は、新元号発表の日でしたが、私はまず2つのメンテナンスに取り組みました。


1つは、3カ月に1回通っている歯科クリニックに行って、歯のメンテナンスをしました。

クリニックに行く途中に見える桜が満開でした。



このクリニックは、東中野駅近くにあって、例年桜が咲き誇るのですが、昨年から今年にかけてかなり伐採されて少なくなっています。



途中スーパーの2階にある本屋さんで本を買ったら、日本能率協会のマンガシリーズがキャンペーンをやっていたたため『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』の1,2が面陳状態。


マンガでやさしくわかるアドラー心理学
岩井俊憲著
星井 博文,深森あき
日本能率協会マネジメントセンター

 

マンガでやさしくわかるアドラー心理学 2
実践編
岩井俊憲著
星井 博文,深森 あき
日本能率協会マネジメントセンター

11:00には眼科クリニックに行って、目のメンテナンス。
これが2つめのメンテナンス。

瞳孔が開く目薬を付けたため、4時間ほどぼーっととしか見えませんでした。

待合室にいたら、外でバーンとする音。

車が横転していました。



運転手が左のドアから出てきて、怪我がなかったようで一安心。


目がしっかり見えないので、会社に行くことは断念。

外食をしてから花屋さんで買い求めた誕生祝いの花束を持って自宅に。

夫婦円満のメンテナンスのためには、欠かせないことです。

タクロウが独り立ちして20日ほどになり、家の中では夫婦だけ。

様々なことを語り合える夫婦であることをうれしく思っています。

カミさんと語り合って大変役立つことの一つは、見た夢を巡ってのやり取りです。

ペルグリーノ博士の「夢解釈」のワークショップにも出ているカミさんは、私の見た夢について別の私的論理から迫ってくれます。

逆もありますが、このやり取りによってお互いの見逃している点について補完でき、夢からのメッセージをしっかりと受け取ることができます。

◆アドラー心理学による夢の楽しみ方については、このブログの「アドラー心理学による夢解釈講座」のカテゴリーをご覧ください。
アドラー心理学による夢解釈の考え方が記載されています。

◆ アドラー派の アドラー派の夢のワーク を今年は東京と新潟で開催します。
東京開催:6月29日(土)
新潟開催:9月23日(月、祝)
*時間はそれぞれ10:00~17:00

今日は、WEBサイト“マイナビ転職中途採用サポネット”

結果がみるみる変わる!採用面接や人材育成に活かせる心理学!

として私のインタビュー記事が掲載されています。

“マイナビ転職中途採用サポネット” は、就職、転職、進学等の人材情報サービスにおける日本最大級のポータルサイト。
今回、従業員300名以下の中小企業向けの転職サイト「マイナビ転職中途採用サポネット」に私ののインタビュー記事が掲載されたのです。
「結果がみるみる変わる! 採用面接や人材育成に活かせる心理学」のテーマで、 心理学の観点からの面接者との信頼関係の築き方、会社の魅力をアピールする方法、 勇気づけを活用した成長意欲を高める方法などについて語っています。
国内の人材不足が大きな問題となっている今、人事担当者の方必見です。

インタビュアーは、まとめとして次のように書いています。

◎心理学を取り入れながら採用力・育成力を高める

心を開いてもらう「ラポールの形成」や目の動きから判断する「3つの感覚タイプ」など、心理学には採用面接のヒントが多く隠されています。また、人材育成の場面でも伝え方によって、意欲や成長度が変わることを知ることができました。

すでにある面接マニュアルや育成フロー通りに行うのではなく、心理学を取り入れながら、採用力・育成力を高めてみてはいかがでしょうか。

人気ブログランキングへ

(クリックして勇気づけを)

<お目休めコーナー>4月の花(2)



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

桜が通勤路で私の目を楽しませてくれています。 



今年は、例年より長く桜の時期が続いているようです。


さて、旧年度最後の2日間、一昨日(3月30日)と昨日(3月31日)は、ヒューマン・ギルドで 梶野 真さん(日本アドラー心理学協会 代表理事)を講師として アドレリアン・コーチング の講座を行っていました。

受講者は27名。 大いに盛り上がりました。

このテーマでの梶野講師のご登壇は3回目、私にとっては2回目。

以前よりもずっと地密度が増した感じでした。

最初は、講義が多かったのですが、初日の後半からは演習が入ってきました。

 

講座が終わってからは。22名で香港酒家で懇親会。

 

お酒好きの方が多くて、香港酒家ではビール、紹興酒の供給が大変だったようです。

終盤は、一人ひとりのスピーチ。

梶野さんを29歳の頃から知っている私が最後。


山崎裕子さん 撮影)

2日目は、私もフルに参加。

ペアでのやり取りで近未来のことについて深い気づきがありました。

最後の「チャンピオンに出会う」というやり取りでは、私が人生の大事な局面で何かの存在によって守られていることを確信しました。

ヒューマン・ギルドでカウンセリングを学んでいる受講生にとっては、カウンセリングの幅を広げるのにとても有益な講座であったようです。

旧年度を締め、新年度に向かう時期に格好の講座でした。

梶野さん、ご指導ありがとうございました。

また、年度末の2日間にご参加の受講生の方々にも深く感謝申し上げます。


新年度スタートの4月は、オーソドックスな講座を中心に10連休中も皆様をお迎えします。

大阪開催のアドラー心理学ベーシック・コース(4月6日、7日、20日、21日の土日)

平日開催のアドラー心理学ベーシック・コース(4月12日、26日、5月10日、24日の金曜日)

アドラー心理学ゼミナール (4月14日、日曜日)

 
私個人は、明日(4月2日)の マイナビ転職 中途採用サポネット の公開日にインタビュー記事が掲載されます。

マイナビ転職 中途採用サポネットのURLをお送りします。

中途採用サポネットは、 従業員数300人までの中小企業の人事・採用担当者・経営者を対象に、 採用のお役立ち情報をご紹介しているサイトです。

明日のブログでまたお伝えしますね。


そして何よりも、ヒューマン・ギルドは、4月10日で設立34年を迎えます。

新たな気分で新年度を迎えますので、どうぞよろしく。

人気ブログランキングへ (クリックして勇気づけを)

<お目休めコーナー>4月の花(1)



コメント ( 0 ) | Trackback ( )



   次ページ »