アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。 

昨日(4月23日)は、9:00~16:30に金沢の石川県庁で「新任課長補佐研修」を41人の対象者に行っていました。


(11階から日本海側を望む)

確か2013年5月からご依頼をいただき、毎年2回行っているので、7年目、13回目の登壇になります。

やや冒険かとも思ったのですが、最初からロールプレイを行ったところ、結構はまってくれました。

講師の依頼にしっかり応じてくれるので、ありがたかったです。

トーンとしては、今までよりマインド面を強調しました。

5月にまた本年度2回目を担当します。

ペアで入って下さったり、私のデモンストレーションの相方になってくださった石川県自治研修センターの職員のお2人に感謝申し上げます。


さて、ソニー生命保険が4月18日に 社会人1年目と2年目の意識調査2019 を発表し、その内容がマスコミにも発表されています。

内容は、「入社後5年以内に辞めたいと思っている社会人1年生が約5 割、2年生が約7 割にも上る」というのは、企業側としてはがっくりでしょうが、私が注目したのは、「やる気に火がつくセリフ」と「やる気が奪われてしまうセリフ」でした。

アドラー心理学に置き換えると、「勇気づけになる言葉」「勇気くじきになる言葉」とも考えれます。

やる気に火がつくセリフ・・・・1位は「君がいて助かった、ありがとう」(43.0%)、2 位は「本当によく頑張った」(30.7%)、3 位は「何でも相談してね」(25.8%)

やる気が奪われてしまうセリフ・・・・1 位は「この仕事向いてないんじゃない?」(31.0%)、2 位は「やる気ある?」(25.5%)、3 位は「ゆとり世代だなぁ」(23.7%)

私なりの表現では、やる気に火がつくセリフは(1)感謝、(2)賞賛、(3)支援、の3つの態度だと言っていいかもしれません。

やる気が奪われてしまうセリフは、決めつけ表現のようです。

入社後5年以内に辞めてしまうかどうかの分かれ目は、勇気づけか勇気くじきの上司・先輩の対応次第のようです。

ちなみに、目標にしたいと思う先輩は「まわりに気配りができる」「後輩の面倒見が良い」「責任感がある」が№3だったようです。

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