『モンスター・コレクション』といえば1986年にグループSNEが、ファンタジーRPGファンのためのモンスターガイドとして富士見文庫から刊行したもの。この手の本の草分けです。これより古い名著はいろいろあるけれど、普及版としてはこれが筆頭。
やがて、オリジナル小説とか伊藤勢のコミックとかあってカードゲームになり、今また新作の登場。今度は代表的なモンスターを主役にした短編集+モンスターガイド。執筆陣の名前からして期待できないはずがありません。
出てくるのは吸血鬼か?はたまたメデューサか?という「魔眼」、言ってしまえばバカ話集な「語り終わりは、惨劇の幕開き」、異色の青春小説「ミノタウロスの夏」、こちらも一種の青春ファンタジーのプロローグ的な「ドラゴンの吐息は胸を灼く」といった作品群も面白く読めたけれど、どれか1編といわれたらリザードマンと女子高生の道中記「醜い道連れ」か、タイトルそのままの「羽根と鱗の恋愛事情」のどちらかかな。
作品としては「醜い道連れ」の方が面白いけれど、個人的には俗っぽいハーピー姉妹の「羽根と鱗の恋愛事情」の方が好き。
【モンスター・コレクション テイルズ】【山本弘】【安田均】【水野良】【友野詳】【清松みゆき】【秋田みやび】【中村博文】【かしわ】【安達洋介】【輝竜司】【今野隼史】【Shri】【曲がり角でばったり】【美的センス】
やがて、オリジナル小説とか伊藤勢のコミックとかあってカードゲームになり、今また新作の登場。今度は代表的なモンスターを主役にした短編集+モンスターガイド。執筆陣の名前からして期待できないはずがありません。
出てくるのは吸血鬼か?はたまたメデューサか?という「魔眼」、言ってしまえばバカ話集な「語り終わりは、惨劇の幕開き」、異色の青春小説「ミノタウロスの夏」、こちらも一種の青春ファンタジーのプロローグ的な「ドラゴンの吐息は胸を灼く」といった作品群も面白く読めたけれど、どれか1編といわれたらリザードマンと女子高生の道中記「醜い道連れ」か、タイトルそのままの「羽根と鱗の恋愛事情」のどちらかかな。
作品としては「醜い道連れ」の方が面白いけれど、個人的には俗っぽいハーピー姉妹の「羽根と鱗の恋愛事情」の方が好き。
【モンスター・コレクション テイルズ】【山本弘】【安田均】【水野良】【友野詳】【清松みゆき】【秋田みやび】【中村博文】【かしわ】【安達洋介】【輝竜司】【今野隼史】【Shri】【曲がり角でばったり】【美的センス】