
彼には他の人にはない能力があったのだ。自分の意志で自由に瞳の色を変えられるという……。
たいした能力じゃない。まがいものだ。だからこそ、これが能力の全てではなく、もっと別の、もっと強い力が秘められているのだと彼は信じていた。
能力者がいて、夜な夜なしのぎを削る裏の世界なんて現代ファンタジーこそ彼の憧れだった。
実際に出くわしてしまうまでは……。
入間人間が書くと、異能バトルもこうなるのです。虚飾のない、身も蓋もない殺し合いだけが続き、それ以外には嘘と無思考があるだけ。凄惨だけれど、ちっとも派手でないし格好良くもない。ただ意志の問題。
覚醒したトカゲの王が、これからどう動くのか、気になる結末でした。
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