「弾けたまえ。迷ったら、弾ける。若者にはそれしかない」心の運動不足を解消しなさいと、杉森生徒会長の言葉。
小早川さんは、常にテンション高めで空気を読めず、ガチガチの規律派でクラスを混乱に陥れている。
人間関係も勉強もそつなくこなす飯嶋直幸は、性格的には正反対。けれど、小うるさい小早川さんのお目付役というかスパイとして、その補佐役をクラスから押しつけられてしまい……。
学校としてはハイレベルの進学校、やんちゃだけれど根は良いやつら……のはずが、集団になるとどうしようもなくなるというのはよくある話。クラス代表になった小早川さんにくっついて生徒会活動などに出てみれば、“困ったやつ”というのは小早川さんではなく１年Ｂ組の方だと気づかされてしまう、日和見主義な主人公の物語。というか、小早川さん観察日誌。
『ＡＵＲＡ』ほどではないけれど、厨二病限定ではなく、どこでも誰でもやっちゃってる可能性があるだけに、痛さは強烈。
【灼熱の小早川さん】【田中ロミオ】【西邑】【文化祭】【生徒会選挙】【炎の剣】【氷の刃】【問題児クラス】【集団浅慮】
