塔に登っていく方の話の2冊目にして、とりあえずの完結。若干走りすぎている気がしないでもないけれど、面白くまとまりました。というか、まとめちゃったんだ!?
塔の攻略が始まって2年、第22層の死闘から1年。
他の聖王家メンバーとの連携もうまくいくようになり、カイルたち探索者は既に第90層の攻略を開始していた。だが、それは探索の終結を意味するものであり、既に並の兵士とはレベルが違う存在となっている探索者たちは自分たちの身の振り方も考えなければいけなくなっていた。
戦いが無くなったとき、それなりに地位も栄誉もあって強すぎる味方は疎まれるものなのだ……。
魔界は恐ろしいところというけれど、それなりに力があって機転が利けば人間だってそれなりに生きていける。つまりは住んでいる種族や生活習慣が違っても、魔界というのはそんなに異質な世界ではないのだ。ということは、人間界があって、魔界があって、そしてもう1つ。天界というのもそんなに異質なものではない。それなりに勢力図があって、機会があれば領土拡大も画策するわけで、そういう構図を明らかにしたものだから2巻でも完結できたようです。
カイルたちの旅の続きの話も読んでみたいですね。
【征王の迷宮塔】【瀬尾つかさ】【基井あゆむ】【迷宮探索】【父】【飴】【魔法カートリッジ】
塔の攻略が始まって2年、第22層の死闘から1年。
他の聖王家メンバーとの連携もうまくいくようになり、カイルたち探索者は既に第90層の攻略を開始していた。だが、それは探索の終結を意味するものであり、既に並の兵士とはレベルが違う存在となっている探索者たちは自分たちの身の振り方も考えなければいけなくなっていた。
戦いが無くなったとき、それなりに地位も栄誉もあって強すぎる味方は疎まれるものなのだ……。
魔界は恐ろしいところというけれど、それなりに力があって機転が利けば人間だってそれなりに生きていける。つまりは住んでいる種族や生活習慣が違っても、魔界というのはそんなに異質な世界ではないのだ。ということは、人間界があって、魔界があって、そしてもう1つ。天界というのもそんなに異質なものではない。それなりに勢力図があって、機会があれば領土拡大も画策するわけで、そういう構図を明らかにしたものだから2巻でも完結できたようです。
カイルたちの旅の続きの話も読んでみたいですね。
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