「最初、私はお断りしたの。自分はそんなことする子じゃないって思ってたから」
シェリーは体型の維持とオシャレに気を使う、普通のOL。それがTRPGなんかに誘われてしまったのは、多分勤め先がウィザーズ・オヴ・ザ・コーストなどというカードゲーム会社だったからかもしれない。
社交辞令で誘いに乗ってしまったことから始まる、134歳の女ソーサラーの冒険。
シアトルタイムズ紙の人気エッセイストが、OL時代に遭遇した世界一有名なRPGについて、女性読者を対象に、自己の体験を交えつつ紹介した1冊。自伝みたいなものであり、リプレイであり、ハウツー本でもあり。
表紙は日本向けに描き直してありますけれど、中身はあちら版のまま。それに横書きは読みにくいけれど、欄外にうじゃうじゃと追加されている日本語版の補注はありがたいな。『フィレネズ・ベースメント』といわれたって、解らないもん。
まあ、中身そのものに目新しいことは書いてないけれど、解釈は面白い。たとえば、このゲームにつきものの、善・悪・秩序・混沌の組み合わせによる属性を、「混沌にして善」なら過激な動物愛護団体になぞらえてあるんで解りやすい☆ そうかあ、そういう解釈ができるんだという箇所が色々。
本来のターゲット層ではないですが、なかなか面白かったです。
【モノポリーで書き換えられた遺言状】【セレブ】【ホームパーティー】
シェリーは体型の維持とオシャレに気を使う、普通のOL。それがTRPGなんかに誘われてしまったのは、多分勤め先がウィザーズ・オヴ・ザ・コーストなどというカードゲーム会社だったからかもしれない。
社交辞令で誘いに乗ってしまったことから始まる、134歳の女ソーサラーの冒険。
シアトルタイムズ紙の人気エッセイストが、OL時代に遭遇した世界一有名なRPGについて、女性読者を対象に、自己の体験を交えつつ紹介した1冊。自伝みたいなものであり、リプレイであり、ハウツー本でもあり。
表紙は日本向けに描き直してありますけれど、中身はあちら版のまま。それに横書きは読みにくいけれど、欄外にうじゃうじゃと追加されている日本語版の補注はありがたいな。『フィレネズ・ベースメント』といわれたって、解らないもん。
まあ、中身そのものに目新しいことは書いてないけれど、解釈は面白い。たとえば、このゲームにつきものの、善・悪・秩序・混沌の組み合わせによる属性を、「混沌にして善」なら過激な動物愛護団体になぞらえてあるんで解りやすい☆ そうかあ、そういう解釈ができるんだという箇所が色々。
本来のターゲット層ではないですが、なかなか面白かったです。
【モノポリーで書き換えられた遺言状】【セレブ】【ホームパーティー】
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