
それがディアが火笛山行きに同行することになった理由。
最初にエルフの狩人ニムが聞いていたのは「楽してお金が入る仕事」ということだけだった。
ロレンたち新米冒険者がいるのかいないのか分からないドラゴンがいるかいないか確認するために火笛山にちょっと行ってくるだけの任務に、白銀級冒険者が最低1人同行しないといけないというから、結婚資金にお金が要るニムが名乗りを上げたのだ。
ただ、問題はいるのかいないのか分からないドラゴンはやっぱりいるらしく、しかもエンシェントドラゴンらしいということ、そしていつの間にか吸血鬼の神祖ディアがパーティーに加わることになっていたこと。
「ロレン。いつもこうなの?」
「割といつもこうだな」
邪神とどちらが強いかという対象になる神祖との再会すら、ロレンにとっては茶飯事になっていた……。
このシリーズとしては、すっごく珍しい決着のついた巻。
こういうメリハリの付け方が上手いですね。
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