先日のTOKON10の「蓬莱学園20周年記念イベント」にて、作家・新城カズマこと柳川マスターがふと言いました。
「10周年のときはみんなで温泉地かどこかで宴会してたんだよねえ。楽しそうだったけれど、ぼくは原稿を書いていて参加できなくて、確かチャットで参加したんだ……」
ああ、そんなこともありました。
でも、たいていのイベントはしっかり記録してレポートを書き、写真も残しているのですが、あの記念すべき10周年ばかりはろくな記録が残っていないのです。その4カ月後に東海豪雨で被災したこともあるけれど、全体にオーバーキャパシティーだったのでしょう。すっぽり脳裏から消えています。
ただ、さすがに10周年ということで記念紙も編纂していますので、断片的なものは残ってます。
時は平成12年5月3日。この日から1泊2日の日程で、名古屋市近郊の日進市五色園にてPBM同人誌「ぽすたる☆ている」のオフィシャルイベントが開催され、そのメインイベントとして「蓬莱学園10周年記念イベント」が企画されたのです。
その日は水曜日でしたがGWの連休。連日35度を超える猛暑が続く名古屋のお隣の日進市は宗教公園「五色園」の宿坊に、全国津々浦々からおよそ40人ほどが集まってきました。
企画としてはさまざまなオフィシャル刊行物や同人誌を並べての歓談、柳川房彦マスターのチャット・トークなどなど。その中の1つがバーチャルPBM『蓬莱学園の初恋!』。
これは当時の企画の定番で、参加者がその気になって参加してもいない架空のメールゲームの内容について語り合うというもので、よく似た企画を読書会などという形でやっていると聞いたこともあります。
とにかく、みんなそのゲームをプレイしたオフィシャル・イベント参加者という前提で、みんなウソやらホラやら語る語る。さすがPBMプレイヤーはツワモノ揃いと確信する一コマです。
みんなの妄想爆発の体験談やら疑問への質問などが次々に寄せられ、それらをまとめていくとなんとなく全貌が見えてきます。
なんでも「5人の美少女NPC」を中心にしたストーリーだったらしく、「有明晴海ちゃんの同人誌による世界征服」とか「箒を持った人造美少女が死のオカルト・トラップになる」とか「アフリカ美少女と格闘したあげく投げ槍がクリティカルヒットに」とか「永遠に図書館を整理し続ける魔女の先輩」とか……
終わってみればなんとなく1年間遊んだ気になってしまうから不思議です。みんな本当に、見てきたようにウソを言い、他人のウソと自分のウソを絡めて練り上げていくんですよ……。でも、今となってはこのメモを見てさえ、どんな話だったか思い出せません……。
このイベントでの配布物については資料庫に再録してあります。各マスターや著名プレイヤーの祝辞やら回想録やらあれこれ。やはり形にして残さないと、記憶なんてあてになりません。
ただし、メイン・イベントであった柳川マスターとのチャットトークについては、五色園のある山中では電波がうまく届かず、あまり突っ込んだやりとりができなかったのが一生の不覚。
今回のSF大会企画で、ツィッターを駆使して会場と全国が結ばれてわいわいと会話がかわされる光景をまるで未来図のように見てしまっていました。いいなあ……。
ちなみに8月5日(土)~6日(日)の日程で開催された第39回日本SF大会Zero-CONでも、蓬莱学園10周年記念企画が開催されたそうですが、こちらは地元開催にもかかわらず不参加なのでどなたかの報告待ちです。
【蓬莱学園!!10周年記念イベント】【五色園】【ぽすたる☆ている】【はざましゅんいち】
「10周年のときはみんなで温泉地かどこかで宴会してたんだよねえ。楽しそうだったけれど、ぼくは原稿を書いていて参加できなくて、確かチャットで参加したんだ……」
ああ、そんなこともありました。
でも、たいていのイベントはしっかり記録してレポートを書き、写真も残しているのですが、あの記念すべき10周年ばかりはろくな記録が残っていないのです。その4カ月後に東海豪雨で被災したこともあるけれど、全体にオーバーキャパシティーだったのでしょう。すっぽり脳裏から消えています。
ただ、さすがに10周年ということで記念紙も編纂していますので、断片的なものは残ってます。
時は平成12年5月3日。この日から1泊2日の日程で、名古屋市近郊の日進市五色園にてPBM同人誌「ぽすたる☆ている」のオフィシャルイベントが開催され、そのメインイベントとして「蓬莱学園10周年記念イベント」が企画されたのです。
その日は水曜日でしたがGWの連休。連日35度を超える猛暑が続く名古屋のお隣の日進市は宗教公園「五色園」の宿坊に、全国津々浦々からおよそ40人ほどが集まってきました。
企画としてはさまざまなオフィシャル刊行物や同人誌を並べての歓談、柳川房彦マスターのチャット・トークなどなど。その中の1つがバーチャルPBM『蓬莱学園の初恋!』。
これは当時の企画の定番で、参加者がその気になって参加してもいない架空のメールゲームの内容について語り合うというもので、よく似た企画を読書会などという形でやっていると聞いたこともあります。
とにかく、みんなそのゲームをプレイしたオフィシャル・イベント参加者という前提で、みんなウソやらホラやら語る語る。さすがPBMプレイヤーはツワモノ揃いと確信する一コマです。
みんなの妄想爆発の体験談やら疑問への質問などが次々に寄せられ、それらをまとめていくとなんとなく全貌が見えてきます。
なんでも「5人の美少女NPC」を中心にしたストーリーだったらしく、「有明晴海ちゃんの同人誌による世界征服」とか「箒を持った人造美少女が死のオカルト・トラップになる」とか「アフリカ美少女と格闘したあげく投げ槍がクリティカルヒットに」とか「永遠に図書館を整理し続ける魔女の先輩」とか……
終わってみればなんとなく1年間遊んだ気になってしまうから不思議です。みんな本当に、見てきたようにウソを言い、他人のウソと自分のウソを絡めて練り上げていくんですよ……。でも、今となってはこのメモを見てさえ、どんな話だったか思い出せません……。
このイベントでの配布物については資料庫に再録してあります。各マスターや著名プレイヤーの祝辞やら回想録やらあれこれ。やはり形にして残さないと、記憶なんてあてになりません。
ただし、メイン・イベントであった柳川マスターとのチャットトークについては、五色園のある山中では電波がうまく届かず、あまり突っ込んだやりとりができなかったのが一生の不覚。
今回のSF大会企画で、ツィッターを駆使して会場と全国が結ばれてわいわいと会話がかわされる光景をまるで未来図のように見てしまっていました。いいなあ……。
ちなみに8月5日(土)~6日(日)の日程で開催された第39回日本SF大会Zero-CONでも、蓬莱学園10周年記念企画が開催されたそうですが、こちらは地元開催にもかかわらず不参加なのでどなたかの報告待ちです。
【蓬莱学園!!10周年記念イベント】【五色園】【ぽすたる☆ている】【はざましゅんいち】
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます