表紙イラストの百夜さん、くっきりした目鼻立ちに太い眉毛で15かそこらの美少女のはずですが、ちょっと老けて見えますね。
津軽から江戸に出てきて長屋住まいの百夜は、死者の口寄せもするし、厄払いもおこなう祈祷師だが、彼女のもとへ左吉が持ち込んでくる仕事は、なぜか付喪神がらみのものばかり……。
なんとなく付喪神の調伏が専門みたいになっているけれど、本業はイタコという美少女修法師・百夜(仕込み杖付)による怪異譚の2作目。
作られて百年二百年経つものが付喪神になるというより、それだけの間、人の思いを受け続けたものが妖怪化するというようなので、つまるところは人の心が起こした事件ということになります。人間がいちばん怖くて、いちばん面白いのです。だから邪悪な相手も出てくるけれど、基本的には人情話が多くなります。
仕事では役に立たない佐吉ですが、あいかわらずネーミング・センスはなかなかのもの。百夜と佐吉のコンビで物語はテンポ良く進んでいきます。
【慚愧の赤鬼】【修法師百夜まじない帖2】【平谷美樹】【藤田隆一】【小学館文庫】【百夜・百鬼夜行帖】【付喪神】【杜氏】【唐武人】【枯梅】【子思い扇】【あかしの蝋燭】【煙管】【冷やかし】【祝虫】【蚊帳】【慚愧の角樽】【芝居太鼓】【仮名手本忠臣蔵】
津軽から江戸に出てきて長屋住まいの百夜は、死者の口寄せもするし、厄払いもおこなう祈祷師だが、彼女のもとへ左吉が持ち込んでくる仕事は、なぜか付喪神がらみのものばかり……。
なんとなく付喪神の調伏が専門みたいになっているけれど、本業はイタコという美少女修法師・百夜(仕込み杖付)による怪異譚の2作目。
作られて百年二百年経つものが付喪神になるというより、それだけの間、人の思いを受け続けたものが妖怪化するというようなので、つまるところは人の心が起こした事件ということになります。人間がいちばん怖くて、いちばん面白いのです。だから邪悪な相手も出てくるけれど、基本的には人情話が多くなります。
仕事では役に立たない佐吉ですが、あいかわらずネーミング・センスはなかなかのもの。百夜と佐吉のコンビで物語はテンポ良く進んでいきます。
【慚愧の赤鬼】【修法師百夜まじない帖2】【平谷美樹】【藤田隆一】【小学館文庫】【百夜・百鬼夜行帖】【付喪神】【杜氏】【唐武人】【枯梅】【子思い扇】【あかしの蝋燭】【煙管】【冷やかし】【祝虫】【蚊帳】【慚愧の角樽】【芝居太鼓】【仮名手本忠臣蔵】
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