ドライマンゴです。ピアノやマイペースな日常生活を綴っていきます
ドライマンゴのピアノ道楽
G氏のレッスン 超絶2、2
「曲の構成ーテーマがあってどういうふうに発展していくかを理解したら頭と身体の動きが一致して弾きやすくなりますよ。カプリチオですからテンポ揺らしてかまいません。はじめのミ・ミ・ミ・ミー。もっと明確な音で弾いてください。音質を変えないように同じ指を使いましょう。ゆっくり弾いて間をとります。だんだん音が増えていってハーモニーが豊かになっていきます。次はこんなんだよ、そして次はこんなんだよ~と聞き手に驚きを与えてください。」そして曲が進んだ所の右のオクターブ、「裏拍の16分音符ですからの極軽のタッチで弾いてください。左手のテーマをはっきり出してください。左のバスの音、右より小さく弾いてください。指をはっきり動かさない奏法で」(そんなんあったんですね~)細い綿密な配慮の中、テーマを追って曲が進行していく。
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G氏のレッスン 超絶と10-1,1
G氏のレッスンを受けた。今回は超絶2とショパン 10-1。
長年弾いているけど一向に上達しないこの2曲。自分はもう限界を感じているので、ただただ弾いて見せていただきたいと思ったのだ~~。はじめに通して2曲弾いて、まあ(普段どおり)ミスの多い事。お耳汚しで申し訳ない……。(汗、汗)
弾き終えて「どちらの方が難しいと思いますか?」と質問された。きゃあ、分からない…。で“Same.”と答えたが、G氏は「多分ショパンでしょう。和声がすごく複雑ですから~」
そうなのですか…。
そしてリストからとても明晰に読み解いてくれるレッスンが始まった。
長年弾いているけど一向に上達しないこの2曲。自分はもう限界を感じているので、ただただ弾いて見せていただきたいと思ったのだ~~。はじめに通して2曲弾いて、まあ(普段どおり)ミスの多い事。お耳汚しで申し訳ない……。(汗、汗)
弾き終えて「どちらの方が難しいと思いますか?」と質問された。きゃあ、分からない…。で“Same.”と答えたが、G氏は「多分ショパンでしょう。和声がすごく複雑ですから~」
そうなのですか…。
そしてリストからとても明晰に読み解いてくれるレッスンが始まった。
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G氏のレッスンに寄せて
G氏のレッスンを受けてみて~本当にすごいのよね、楽器の操り方が。
鍵盤上を踊るように舞うように動く指。そのための手のポジション。
そして厚みのある馬力あふれるffにも感動。こんな音を聴いたのは初めてで本当に胸が一杯になった。いかに楽器からspiritを引き出すか。テクニックもすごいんだけど音楽の膨らみというか、ものすごく豊か、豊潤なのよね。いつもそういう空気に満ちていて、そこに包み込んで音楽の世界に一緒に参加させてくれるかのような気持ちになる。
「ここはこんなに美しいんですよ、ほらね。」という具合に音楽の真髄を教えてくれる。そして動作は曲を美しくすると学んだような~~。
G氏は本当に愛にあふれた方だと思う。包容力があるというか。
音楽と同じぐらいそれは感動的だった。
鍵盤上を踊るように舞うように動く指。そのための手のポジション。
そして厚みのある馬力あふれるffにも感動。こんな音を聴いたのは初めてで本当に胸が一杯になった。いかに楽器からspiritを引き出すか。テクニックもすごいんだけど音楽の膨らみというか、ものすごく豊か、豊潤なのよね。いつもそういう空気に満ちていて、そこに包み込んで音楽の世界に一緒に参加させてくれるかのような気持ちになる。
「ここはこんなに美しいんですよ、ほらね。」という具合に音楽の真髄を教えてくれる。そして動作は曲を美しくすると学んだような~~。
G氏は本当に愛にあふれた方だと思う。包容力があるというか。
音楽と同じぐらいそれは感動的だった。
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G氏のレッスン 4
他にも注意を数々。オクターブの連続は馬の歩みだから軽く弾くように。読譜の間違いも優しく手をとって直してくださった。(なんて贅沢な!わざと間違って直してもらいたくなったりして~(*^_^*)アホな事を考える私。)オクターブの半音階、練習の方法は、片手ずつ親指だけで弾いてみること。「これは全音階になっているんですよ」そして「左のポイントは♭ラの音です。」その後両手親指だけで弾いて、次は左はオクターブで右は親指だけで弾く練習。その後見せてくれました。まるで風神雷神が舞い降りたかのような電光石火のものすごい超高速のオクターブの半音階の模範演奏を。(@_@;)\(◎o◎)/!
中間部の甘美なところ、メロディーの切れ目でも指をすぐに鍵盤から離さずにしばし゛Hold゛しなさいと。理由は分からないが、これで音が変わるそうだ。拍子に合わして納めず自由に歌ってくださいと。後の方で馬が倒れる所は実演してくださった。
猛々しい曲だけどとても楽しいレッスンだった。最後に「これで必要な表現は付けられると思います。(弾ければね…(^_^;))ちょっと直さないといけない所もあるけどね。」そして「あなたは英語が上手ですね。」(ピアノではないのですね…(苦笑))
中間部の甘美なところ、メロディーの切れ目でも指をすぐに鍵盤から離さずにしばし゛Hold゛しなさいと。理由は分からないが、これで音が変わるそうだ。拍子に合わして納めず自由に歌ってくださいと。後の方で馬が倒れる所は実演してくださった。
猛々しい曲だけどとても楽しいレッスンだった。最後に「これで必要な表現は付けられると思います。(弾ければね…(^_^;))ちょっと直さないといけない所もあるけどね。」そして「あなたは英語が上手ですね。」(ピアノではないのですね…(苦笑))
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G氏のレッスン 3
「左手をはっきり弾いてから跳躍するのはテクニック的に厳しくて…」と言うとG氏から素晴らしい答えが返ってきた。「そうです。左手、下の和音に飛んできっちり弾くのに時間を使ってもかまいません。リストは16分音符の連続を左手から取り始めるように指示して馬の歩みの困難さを表現したのです。和音が右・左・右の順だったら跳躍はずっと楽だったでしょう。馬も苦しい、そして弾き手も苦しい。リストはとても聡明な人ですから分かっていてこうしたと思います。メフィストワルツにも同様のところがあります。」
難しさの中に作曲家の意図を感じとるG氏の深い言葉はすごい感動だった~~。
難しさの中に作曲家の意図を感じとるG氏の深い言葉はすごい感動だった~~。
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G氏のレッスン 2
まずは背景から。「将校マゼッパは将軍の妻と不貞を行い、それが将軍の知る所となり報復を受けるのです。裸にされ暴れ馬にくくり付けられ野に追放されました。猛烈な速さで引きづられ擦り傷切り傷まみれになり、そして最後に馬も将校も死んでしまいます。話しはそれで終わりですがリストは曲の終わりに彼を王者にします。」そしてアドバイス「始めのアルペジオは将軍が不貞を知った所です。すごく鋭く弾いてください。その後の音群はpppから不明瞭なうねりをよく聞いてください。音は粒だてせずに。最後はcres.で向って押し寄せてくるように弾きます。
テーマが始まる所の両手交互の16分音符は馬の疾走する様子です。左の最後の音聞こえません。そして右手は32音符です。」(やはり指摘されましたね…)
テーマが始まる所の両手交互の16分音符は馬の疾走する様子です。左の最後の音聞こえません。そして右手は32音符です。」(やはり指摘されましたね…)
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G氏のレッスン 1
ご縁をいただきG氏のレッスンを受けてきた。曲は「マゼッパ」。この弾きにくい曲、G氏はどうされるのか自分の弾けなさは置いといて、半分好奇心(?)で出かけていった。
さて、圧倒的で超絶な演奏をされる一方で暖かく人を包み込むオーラでいっぱいの氏、前の方のレッスンが終ると「ちょっと弾いといて」と言われてどこに行かれたのでマゼッパのおどろおどろしい冒頭から練習を始めた。そしてイントロが終って激しいテーマを弾いてたら氏が戻って来られた。
「では始めましょうか?」「先生この作品の背景も教えていただけますか。調べたけどよくわからなかったので~。」とお願いし、そして聞いていただいた。
止まりはしなかったものの結構いっぱい引っ掛けたけど…。(うぅ、やはり…(-_-#))私が弾いている間氏は部屋の中を歩き回られたが、それは今思い出すとなんか面白い…。
さて、圧倒的で超絶な演奏をされる一方で暖かく人を包み込むオーラでいっぱいの氏、前の方のレッスンが終ると「ちょっと弾いといて」と言われてどこに行かれたのでマゼッパのおどろおどろしい冒頭から練習を始めた。そしてイントロが終って激しいテーマを弾いてたら氏が戻って来られた。
「では始めましょうか?」「先生この作品の背景も教えていただけますか。調べたけどよくわからなかったので~。」とお願いし、そして聞いていただいた。
止まりはしなかったものの結構いっぱい引っ掛けたけど…。(うぅ、やはり…(-_-#))私が弾いている間氏は部屋の中を歩き回られたが、それは今思い出すとなんか面白い…。
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またもや椅子の高さで論争が…
レッスンに行ってきた。先生のレッスン室新しくなっていてグランドが2台ならんでいた。(先生のお母様もピアノの先生なのである)一応防音もされているがご近所から苦情がきたわけではないので吸音しつくす感じではなく、部屋のなかでは音が感じよく響いていた。でも曲がマゼッパだったので響きに酔い痴れる余裕はなく……。
さて弾く前にいつもの椅子の高さ論争。「マンゴさん今日は子どもの高さぐらい高いですよ」「いえ、低いと弾けません」「椅子を下げるとこういう動きが使えるのです。(で腕をおりまげ手先で突く動きをされた)遠い所も安定して弾けます。高いと倒れそうになるでしょ。」
ああ、ここにN氏と大御所先生に登場してもらってグールドとお友達のさおり先生を説得してもらえたらどんなに幸せな事か…と思ったのであった。
さて弾く前にいつもの椅子の高さ論争。「マンゴさん今日は子どもの高さぐらい高いですよ」「いえ、低いと弾けません」「椅子を下げるとこういう動きが使えるのです。(で腕をおりまげ手先で突く動きをされた)遠い所も安定して弾けます。高いと倒れそうになるでしょ。」
ああ、ここにN氏と大御所先生に登場してもらってグールドとお友達のさおり先生を説得してもらえたらどんなに幸せな事か…と思ったのであった。
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音大の研修に参加 2
さて音大の先生による模範レッスン。音楽表現を身に着けるということでロマン派の曲が数曲教材に選ばれていた。まずはシューベルトの即興曲2番 D899。私はなんとか弾けるかなとレッスンを受ける人に立候補した。ところが何気なく弾きだしたらしょっぱなのアウフタクトから止められ「ハイ皆さん、今のところはなんて指導しますか?」で出席者の先生に「はい、1、2、3てちゃんと数えてから弾きましょうといいます」と針のむしろ状態だった。(キャアかっこわるい!でもこれから先私はいかなる時もアウフタクトは用心して弾くであろう~)
また最近のトレンドかもしれないが「弾けないところは音を口でいってください。口でいえたら必ず弾けますから。」といわれた。他に「絶対にしてはいけないことは3連符をタ‥タ‥タ‥と拍の頭を強くしながら弾くことです。(これは音楽を壊してしまうのだ)それから生徒が弾いている時クレッシェンド、デクレッシェンドすべて口に出して導いて行ってあげてください」
など音楽を一緒に作っていってると体感できるレッスンが望ましいと教わったのだった。
また最近のトレンドかもしれないが「弾けないところは音を口でいってください。口でいえたら必ず弾けますから。」といわれた。他に「絶対にしてはいけないことは3連符をタ‥タ‥タ‥と拍の頭を強くしながら弾くことです。(これは音楽を壊してしまうのだ)それから生徒が弾いている時クレッシェンド、デクレッシェンドすべて口に出して導いて行ってあげてください」
など音楽を一緒に作っていってると体感できるレッスンが望ましいと教わったのだった。
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音大の研修に参加 1
音大で夏行われている研修に参加した。前ソルフェージュのコースに出た事がある。出席者はこの学校の卒業生ばかりではなく、学校の音楽の先生とかいろんな方がいて面白かった。今回はピアノ指導者研修を受けた。
私は今まで3人の人を教えたことがあるが(うちの子のミュージックステップもいれたら4人かな)今は教えていない。でも参加に生徒の有無は問われないし、教えるという目で曲に接するのはすごく自分の勉強になるので前から時間があったら参加したいと思っていたのだ。
実際子供を音大の先生が教える公開レッスンの見学とか、現役の先生の常日頃のレッスンの現状、悩み事を音大の先生を交えてのディスカッションとか有意義な時間を過ごせた。一番よかったのは参加者が弾いて音大の先生がいかに教えていくか実践してくださる時間だった。
私は今まで3人の人を教えたことがあるが(うちの子のミュージックステップもいれたら4人かな)今は教えていない。でも参加に生徒の有無は問われないし、教えるという目で曲に接するのはすごく自分の勉強になるので前から時間があったら参加したいと思っていたのだ。
実際子供を音大の先生が教える公開レッスンの見学とか、現役の先生の常日頃のレッスンの現状、悩み事を音大の先生を交えてのディスカッションとか有意義な時間を過ごせた。一番よかったのは参加者が弾いて音大の先生がいかに教えていくか実践してくださる時間だった。
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