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ショパンのソナタ 2 -G氏のレッスン 4

まるで恋のような美しい切ない部分、先生は次の生徒さんには「これはポーランドの歌なのです。同じようなメロディーがショパンの他の作品に使われています。」と説明されていた。「ショパンは祖国での楽しかったこと、懐かしい風景などを思い浮かべながら、この部分を書いたのでしょう。」と。
私の課題はペダルを踏まずにオクターブを指換えしながらレガートにして弾くこと。
「手を上げている暇はないですよ。」(はい。そのとおりです・・・。)

さて繰り返し以降の部分、ppの弾き方。G氏はソフトペダルなしで手をゆっくり動かしてppを弾かれていた。
そして一番盛り上がるffのところ。右手のリズムがよくないとの指摘。ここは本当に難しい。
模範演奏をしてくださったが、右の八部音符の4つと左の四分音符の3連符の3つ、これが完全に同時に鳴ると曲のなんともいえない不安で、混沌としている様子が浮かび上がってきて見事だった。
でも、でもそんなふうに弾けない。(どちらもffでごまかしようがない・・。(泣き))。

曲の最後 「あなたは急いで弾いてましたね。」(はい。やっとここまでたどり着けたかと思うとホッとして
さっさと弾いてしまいました・・・。)
G氏に「この曲の暗譜がたいへんで・・。」というと「少しずつ、少しずつですよ。」
と励ましてくださった・・・。

という訳で、自分の下手さに打ちのめされたレッスンだったけど、
まあ、また自分なりに亀のあゆみでがんばっていきたいと思ったのだった。











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ショパンのソナターこれは恋!?-G氏のレッスン 3

穏やかなところ。先生は親指を強調。
「ショパンは実は親指の音が大好きだったのです。」
「私は小指の音が好きだと思ってました。」すると"Every finger."
(そうですね。先生ははいろんなハーモニーを見つけて引き出されますね)
右手から左手にシフトする内声の美しさ。そして弾いて聴かせてくださいました。朗々と歌うソプラノに寄り添うハーモニーの味わいの深いこと。柔らかい風が優しく頬をなでるように控え目に穏やかに包み込む音色の左手。憂いや期待やまどろみ、胸が締め付けられるような想いをまじえながらためらいつつ歌が進んでいく。
「これは、『恋』よ!」レッスンを聴講していたお友達と後で盛り上がった。
こんなCDみたいな音楽が目の前のピアノから流れだしていくのはすごい感動だった。
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ショパンのソナタ ーG氏のレッスン 2

さて、レッスンは鋭かった。
「9小節めからの左手の8部音符の4つ目と8つ目、音が聞こえません。また右手の8分音符の2つめも聞こえません。」よく聴いてくださってるなあ。左手3の指、しっかり鳴らすのは難しい。左手のリズムは馬の疾走する様子だと後で同じ曲のレッスンを受けた方に言われていた。タン・タ タン・タ タン・タ タン・タというリズムが大切なのだ。
「手のポジションの厳しい所は時間を使って弾いていいです。」そしてしばらくして現れる不協和音の連続。
ここは後の方にも言われていたので特に意識が必要なのだろう。そして更に激しくなる曲想。
その後、穏やかになる所。
「ここはしっかり取り組んでみましょう~」
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ショパンのソナタ 2 - G氏のレッスン 1

もうひとつの曲、ショパンのソナタ第2番 第1楽章。
音域の広さとか、和音の複雑さで,急に弾くのが恐くなり、やめとこうと思った曲。
聴講に来られていた方から、「この曲が楽しみで~」の声。
(実は私、弾くのをやめようかと思っていたんですけど・・・。ごめんなさい・・。)

で、木枯らし弾き終わった後、ひどかったから、ひどいついでやし、
意を決して弾き出した。
最初の難関場所、無事クリア。
それで随分気が楽になり、後は気分的に弾きやすくなった。しかし、ああ私のバカ、
ぼろぼろのコピー譜のおき方が悪く、1ページ目の後が、数ページ先になってしまっていた。
それで、仕方なく暗譜で弾いた。
(とりあえず、繰り返しの前まで弾けて、ほっ

そして楽譜をすばやく置きなおし、真ん中の展開部、後半と進み、最後の和音にたどり着いたとき、
「ああ、やれやれ、ほんと弾けてよかったわ。」と安堵のため息。

G氏はこちらの方が木枯らしよりはるかにましと思われたご様子だった。
(やっぱり、弾いてよかったわ・・。いえいえ、無事弾けてよかったわ。(‐o-;))
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焦りまくり(-_-#)

今、焦りまくり。
ショパンのソナタ、ひっ、弾けない!
暗譜でひくのは断念。いっその事弾くのやめたいけど、逃げ出すようで、心残りだし…。やっぱり私は考えが甘いのかなあ~。
一週間前の人前練習の薬も今回は打てなかったし(サークルCに行って弾かせてもらいたかったが、子どもの習い事と重なりあきらめることに…)
自分で譜めくりするからボロボロのコピー見ながら弾くしかない。不細工だけど仕方がない(-"-;)。
はじめはこの曲に絞るつもりだったけど和音系ばかりでは面白くないと思って運指の細い系も弾く事にしたのだ。計画する自分はいつも無謀で実行する自分はいつも悲鳴というのが私のパターンやなあ(-_-#)。
あぁ、涼しい顔でこの2曲を持っていける人になりたい……。
(ΘoΘ;)
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切羽詰まって気付いた事

いま残り数日のための練習に励んでいる。今のこの時期に気付いた事がある。
意外な所でこけるのはやはり指が弱いから。強拍が4とかならしっかり入るのを意識してないとむにゃっとなるとくずれる。前先生が「練習時間をちゃんと取れてる人は手が下がっている」といわれてたが、その意味もよくわかる。手が下がったほうが鍵盤がしっかり掴めて効率のいい弾き方ができるのだ。必要は発明(?)の母なりで、弾けば弾くほど良いように進化していくのだ。音出しをしっかりしてpのところもfで弾く練習をしている。
あと、一人でひく作業は主観的。人前で弾くためには意識レベルが客観的に広げられている事が大事。プルルンとした音が聞けたら外気と自分の意識が合致して客観的によいレベルになっていると思われる。
自分があたふたして取り乱さぬよう練習を十分に積んでおくこと。そして不安のまま本番に臨むのではなく「もうこの際仕方ないし、もういいや」と気持ちが変化する時間も確保しておくのが大事かと思う~。
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取りあえずの課題

今取り組まなければならないこと、それはソナタの暗譜である。
人前で弾くと落ちまくり、飛びまくり。一人でサイレントで弾いてたらそんな気配はうかばないのに。どこが分からなくなったかも分からないくらいスッと曲は流れていくのに。「なんで、なんで、なんでぇぇ~~。」
というので今はピアノを離れたところで楽譜を思いだす訓練をしている。「間違った所、楽譜に赤丸したけどさてなんて書いてあったでしょう?」という問題が自分に解けるかどうか。やはり解けない。それならまだ弾けないよね。と自分を痛め付ける練習は続く…。
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もがき続ける日々

ショパンのソナタ。本番まで一週間。
最後の追い込みの人前練習開始。
昨日はとあるサークルAへ、そして今日は久しぶりにサークルCへ 。
私の演奏はひどくて暗譜落ちっ放し。なんでぇぇ~~。意外な所が落ちる。わずかの隣りの音への進行も和声が変わってたら怪しくなる一因。
ショパンは本当にtextureが豊か。味わって、味わって弾くとよそ見し過ぎて道を忘れる状態になる。でもまっしぐらに弾くと叙情的でなくなるし。
本番まで自分を徹底的に痛めつけて超M(?)に徹するしかない。これはもがき以外の何ものでもない……。( ̄○ ̄;)
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見られてしまった(^_^;)

ソナタ、必死の暗譜強化。駅から職場に着くまで細い道を歩く5分間がピアノなしの練習時間である。「えっと、この音がこれで次がこうなってバスがこうで…」と頭の中で再現。自然と歩みは目茶苦茶遅くなり一歩進むのに何秒もかかる。
そして信号のところで「おはようさん」と後ろから来た部長に声をかけられた。
「前を歩くのがみえとったよ」とワハハと笑われた。なんと、あの超ゆっくりの歩き方と時折立ち止まり何やら紙に見入っている姿をみられたのかぁぁ~。あぁ、これですごく変わった人だとバレてしまったなあ。(@_@;)
しかし5分ぐらい他で捻出できんのかと思うけど難しいのよね、それが。ピアノが目の前にあったらやっぱり弾いてしまうし、自転車乗ってる時は考え事をし過ぎたら危険だし、家で一人で座ってたらウトウトして寝てしまうし。
これからはこの練習はキョロキョロと見回してからしないとねぇ~。(; ̄_ ̄)=3
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和音で苦しむ

うっすらと覚えたソナタ、いま濃厚な暗譜のため和音と格闘中。私の頭が悪くて打ちのめされ続ける毎日である。
ソナタだから同じメロディーが調を変えてでてくるが、それを対比させて覚えようと今努力している。
本当に頭に入らない。急に「おぉ、これは!」と思う内声が現われるが「これって何?」としか認識できず従って覚えられない。この「おぉ!」というのがショパンの謎かけみたいで面白いところなのだろうがホント頭がついて行けないから止まって考えてしまって思い出せなくなる。不意打ちの意外性というかなんというか~。作曲家によりその現れ方は違うんでしょうね…。難しいからこそ面白いんだろうなあ~~。
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